ご連絡他
まず私信的なご連絡です。
「銀華蓮」↓ H. cymbiformis v. umbraticola f. variegata の件でメールフォームからお問い合わせ頂いた方、お返事をメールにてお送りしています。
’infoアットマークhaworthia.jp’よりご返信していますが、独自ドメインのため自動的に迷惑メールフォルダへ入ったり、サーバーでブロックされている場合があります。メールが見付からない場合はご連絡ください。

「銀華蓮」については複数の方から分譲のお問い合わせをいただいておりますが、未だに繁殖できていません。
実は一度だけ仔が出たのですが、下葉の中に新芽が出てしまい、葉を切開して出易くしてやったのですが真っ白の子で育ちませんでした。
糊斑のハオルチアは胴切りや葉挿しでの糊斑の仔が出る率はほぼゼロに近いので、自然な子吹きを待つしかなく、また「銀華蓮」は非常に根が弱く、性質も弱いようで未だに仔が採れません。
繁殖出来ましたらこちらでお知らせしますので、タイミング良く記事を見られた場合はお問い合わせください。
ヤフオクに出品する場合もございます。
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いち早く緊急事態宣言が発令された地域で、それ以前より外出自粛中(元々引き籠りです・笑)ですが、園芸作業には最適なので植え替えや受粉作業などのんびり進めています。
楽しみにしていたイベント類も中止や延期で残念ですが、それどころではないご時世です。
明けない夜はないので、自分と自分の大切な人を守ることを第一に、当分頑張って引き籠って過ごしましょう。
(と言っても仕事は普通にしております、業界的に休業できないので…)
皆様どうぞお気をつけてお過ごしください!
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(2020年5月10日追記)
コメント欄からご質問を頂きましたが非公開コメントでしたのでこちらでお返事を。
糊斑のハオルチアの実生について。当方の経験上のみからのお返事です。
花は上がりますが、花茎も色素が少なく大体弱弱しく柔らかく、開花前に折れてしまったりへたってしまって開花まで至らないものが多いです。
開花した場合は雌蕊に他の株の花粉を受粉させれば結実しますが、シイナ(中身がないぺったんこ+小さく発芽能力がない種子)になる事が殆どです。
発芽能力のある充実した種子が取れた場合、実生すると発芽しますが、これまた真っ白や色素が激少の苗が多く、ほぼ育ちません。ごくたまに斑入り苗が育つ場合があります。
実生はあまりやらないので、乏しい経験からの回答になりますが以上です。
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コメント
>ramさま
お役に立てたようでよかったです。
栄養繁殖=子吹き、胴切り繁殖、葉挿しでの繁殖など、親からそのまま出て来るものを示します。
遺伝的に親と同一と考えられるので、そのままの採集番号が維持されます。
また、近年(と言っても10年単位ですが)は組織培養(花芽などを培地に入れて子株を出させる)も盛んに行われており、こちらも遺伝的に親と同一ですので同採集番号が付いて流通します。
何かありましたらお気軽にどうぞ~。
ありがとうございます。
詳しい説明をありがとうございます!
謎が解けてスッキリしました♪
何年も前に採取されたニグラの子孫のようなものなのですね。
子株もなども含まれますか?
最近、多肉植物の硬葉系を好きになったばかりで、わからない事が多いです。
特にニグラとソルディダがカッコ良くて好きです♪
またわからない事があったら、ご教授下さい!
>ramさま
コメントありがとうございます。
採集された年が古いという事ですが、今販売されている採集番号付きの原種は、原生地から採集したそのものではなく、採集した個体を繁殖して遺伝的にそのまま維持されて来た繁殖個体です。
基本的に現在は原生地から採集した植物そのもの(所謂山採り)は流通しません。
南アの政府からの許可を得たごくわずかな採集者が主に学術的な目的で採集できるだけです。
20年、30年前の採集個体でも、栄養繁殖や、同じ採集番号同士の実生で維持されているものが販売されています。
はじめまして。
多肉植物の採集番号の事で教えて頂きたいです。
採取した年と、何番目に採取したのかはこちらのブログで勉強させていただきました。
気になったのが、採取された年が何年も前の年だったりするのですが、どういう事でしょうか?
採取されてから何年もどこかで育てられていたという事ですか?
お手数ですが、ぜひ教えていただきたいです!
どうぞ宜しくお願いいたします。
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