ドリミア・プラティフィラ 

メールにてご質問頂いたのですが、返信が届かない事があるのでこちらからも。

ドリミア・プラティフィラ (Drimia platyphylla 「毛羽玉」)

葉が枯れるのと前後して花が上がります。当方では5月後半から。

ドリミア・プラティフィラ

種ですが、自家稔性があるので1株でも種は採れます。
別株があれば花粉を交換して受粉作業をした方が結実率がいいと思います。

種を採って殖やさなくても分球して殖えるらしいですが、うちでは何年育てても単球です…何故?(笑)

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春先からコンスタントにヤフオク出品してきましたが、都合により発送や出品準備ができないため今週~来週はお休みしております。

6月半ばから再開予定です。コレクション整理なので多分今後はちょっとずつになります。

2017/05/30 Tue. 23:50 [edit]

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オキザリス・イナエカリス(フェルグソニアエとして入手)1年後 

春の嵐が吹き荒れ、多分もう寒さがぶり返すことはないだろうなと思える今日この頃、冬の間冬眠していた飼い主もとい栽培者の酷い仕打ちにめげず、植物達は勝手に元気に。

昨年の今頃から育てている…とは言えないな、たまに水遣って置いてあると言うのが正しい、オキザリス・フェルグソニアエとして入手したんだけれども、この記事UP後に詳しい方からコメントを頂き、別種であることが判明致しましたので訂正&過去記事も訂正しております(2013年3月21日訂正)。(*この記事のコメント欄ご参照下さい。)

オキザリス・フェルグソニアエ (Oxalis fergusoniae)

もとい、オキザリス・イナエカリス(Oxalis inaequalis)

ただいま満開@5号鉢。
オキザリス・イナエカリス

びっしり。
オキザリス・イナエカリス

ちなみに昨年はこんなにモヤシだった。→昨年の記事
オキザリス・イナエカリス

今年はこう。
オキザリス・イナエカリス

オキザリス・イナエカリス

縮尺が違うので写真では分からないが、昨年より葉が一回り大きくなり、厚みも増し、写真で分かる部分としては密度が上がった。花も昨年より数が多く、花弁も大きく分厚くしっかりしている。球根が育ったんだな。

葉が枯れるとか休眠するとかまるで意識せずに放置…もとい育てていたので、一時葉が消失して「何だこの鉢枯れちゃったよ捨てようか」と思ったのは覚えているが葉がいつ消えていつ出てきたのかまるで記憶にない。

一度株分けしようとちょっと鉢土を掘ってみたら、虫の卵のようなよく分からんどこで分けたらいいのか見当もつかないわさわさとした物が出て来たので諦めた。

ところで、この花、ご覧のような鮮やかなシャーベットオレンジですが、

オキザリス・イナエカリス

先にTwitterで晒していたら「うちのはピンク花だ」と言われました。写真を見せてもらったらピンクというか桃色。

フェルグソニアエお育ての方、お宅の花色何色ですか?

とか書いていたら別種と判明。いや書いてみるもんです。

ハオルチア以外は入手時の札に疑問も持たずそのまんまにしている場合が多く、何も考えずに記事書いている場合も多々あります。ハオルチアももちろん思い込みや札違いや知識不足で間違っていることも。

間違った情報をWEBに晒すのは本意ではありませんので、何かこれは変とか間違ってるよとか思われた場合はどの角度からでも構いませんので遠慮なく突っ込んで下さい、非常に助かります。

今回コメントくださった方、本当にありがとうございました。


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さて明日は下の記事や右コラムのバナーでお知らせしている、ハオルシア協会のイベント「ハオルシアフェステバル」の開催日です。

残念ながら私は参加できませんが、知人友人ブログ仲間で参戦するというお話も結構聞いて…羨ましい。
参加される方には楽しいイベントになりますように、盛況をお祈りしつつ私は孤独に地味に植え替えや水遣りで一人フェスティバルと行きます…淋しい(笑)

2013/03/19 Tue. 21:05 [edit]

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ゲチリス・バルケラエ 

ここの所ずっと球根ばかりが続いていますが本日も冬型球根です。

一昨年~昨年、私は一時期ゲチリスの収集に嵌っておりました。
変態的なスクリュードライバー葉やもふもふとした毛が生えるもの、茎?にはげろげろした赤紫の怪しげな模様が入る物が多く、好みにドストライクだった訳です。

これがなかなか集まらず、輸入してもかなり高価な物が多く、かつ実生後2年の球根を輸入しても球根は小葱より細いような物ばかりでブログに上げるのもどうかと思われるような貧弱さ。
成長も他種の球根類よりかなり遅いようで、10種類以上は集めたものの(産地違いで数えるともっと)その後の園芸へ割ける時間の減少により手が掛けられず、植え替えサボったらますます育たず未だにお見せできるようなものが少ないのでありました。

こちらは成球で輸入したもの。

ゲチリス・バルケラエ(Gethyllis barkerae)

Gethyllis barkerae

スパイラル葉ではなく、平たい葉にランダムな毛が付くタイプ。毛と言うより刺のような剛毛。
葉は倍程度まで伸びる。毛の様子には産地・タイプによって差異があるようで、この株はご覧の通りだがもっと繊細なふわふわした毛のタイプもあり。小葱サイズの別産地の物はふわふわ毛のようだが余りに小さいのでまたそのうち。

Gethyllis barkerae

アップで見るとサボテンの刺座によく似ている毛の生え方。

Gethyllis barkerae

無骨な葉の様子に関わらず、花はピンクのサフランのような可愛いチューリップ型の花が咲く。
カタカナで検索しても殆ど詳細も画像も見付からない。オークションにハナクソサイズの球根が出ている痕跡がある程度。成球は殆ど流通がない感じのよう。

居候は定番のオキザリス・カルノーサ。撮影に邪魔なので引っこ抜こうとしたら結構塊根が大きく育ってるらしく踏ん張られたのでそのまま。命拾いしたな(笑)

*****

<近況>

18日に爬虫類を1匹追加し、あまりに可愛いので1週間後の25日に更に同種を1匹迎えました。
毎日鼻の下を伸ばしてニヤニヤしています。(ご興味お有りの方は裏庭ブログへどうぞ)
まだベビーサイズなので当分観察と世話が怠れず、またもや園芸から遠ざかる結果に…(汗

最近の新着輸入苗が2便分あるのですが、上記理由により数株残して育成放棄するので次回オークションに出品します。
もう12月、あっという間に園芸の秋が終わってしまいました…

2012/11/29 Thu. 17:00 [edit]

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キルタンサス・スピラリス 

前回に引き続いてスパイラル葉の球根ですが、冬型球根と言う訳でなく、一年中葉があるエバーグリーンタイプのもの。

キルタンサス・スピラリス(Cyrtanthus spiralis)

分球中。

キルタンサス・スピラリス

前回のUPは昨年の8月。その時の説明文とも被るけれど、Pacific Bulb Societyの説明文によると長期栽培困難種、カリッカリに乾かして冬にちょっとだけ水を遣れということだが、植え替えもせずに放って置き今年の夏は園芸お休み~とばかりに潅水頻度も例年になく低かったせいか、無事に維持して分球もしたようで。

幅広で割と肉厚もある葉なのできっちりしっかり巻く。

キルタンサス・スピラリス

一緒に写っている右側のぴろぴろしたクルクル葉は別種です(株分けしたアルブカ・コンコルディアナのモヤシ)。

*****

新しい扶養家族が増えました。
詳細は後ほど裏庭ブログにて。初栽培じゃなかった飼育種で実生直後のチビ苗もといベビーサイズなので若干飼育に不安はありますが、あまりの可愛さに浮かれております。

園芸も頑張ります~。


2012/11/19 Mon. 15:44 [edit]

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今年のアルブカ・ナマクエンシス 

くるくる葉の球根多肉の中では一番ポピュラーではないかと思われる、アルブカ・ナマクエンシス。

今年も10月半ばに出葉して、こちらは10月23日撮影の画像。

Albuca namaquensis

沢山芽が出ているがこれ球根は1つ。土中で分球している。

アルブカ・ナマクエンシス

綺麗にコルク抜きのようにスプリング状になる場合もあるが、栽培環境もあるがどうやら個体差もあるようで何株入手してもあの見事なコークスクリューにはお目にかかっていない。

アルブカ・ナマクエンシス

山菜のぜんまい程度ですな。葉の透明突起はねばねばするので、室内に植物を取り込んで撮影する時には必ず様子を見に来る猫がすりすりして毛をなすりつけるので撮影前に取り除くのが大変。あ、取り残しが写ってる…。

アルブカ・ナマクエンシス

*****

今月は多めに更新するつもりでしたが気が付くとまた間が開いてるのは決してどうぶつの森に嵌ってしまったからではありません。いい大人がそんな…ね?

自前のどうぶつの森はこの秋は毎年恒例のレオパーズの食欲不振・拒食が一切なく、6年目にしてやっとコツを掴んだというか単に暖冬なのか…不思議な感じ。

明日は年に二回のお楽しみ、九州レプタイルフェスタの秋のミニ版、また何か連れ帰ってしまったら更に更新が飛び飛びになること請け合い!じゃ駄目ですね(笑)

ここの所植物の方は欲しい物が余りなくて新規導入がなく、手持ちの株の変化もないのでネタがない。冬型球根で場繋ぎしているのが正直な所です。

オークションは来週初めの出品予定です。

2012/11/17 Sat. 15:32 [edit]

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ドリミア・プラティフィラ 後編 

昨日に引き続き、D.プラティフィラ、別2タイプです。

Drimia platyphylla
これも剛毛タイプ、前回の株よりほんの少しだけ毛の密度が低い。しかしこれは大きさのせいもありそう。
葉のサイズが前回分の半分なので。

Drimia platyphylla
居候がいるのでより大きさが分かり易いかと。in2.5号ミニ蘭鉢。


葉色も昨日の物より緑色に感じるが毛のせい。

Drimia platyphylla

お約束の水玉乗せ画像。

Drimia platyphylla

こちらは Drimia aff. platyphylla(プラティフィラ近似種)の札で入手した物。
ぱっと見は別物。
葉が前2タイプより薄く、毛もビロードのような細いうぶ毛がびっしりと付く。
これもまだ小さい球で、葉渡り2cm程度。

Drimia platyphylla

こうして拡大すると、前2タイプの毛が細くなっただけにしか見えないのでaff.ではなくプラティフィラのタイプ違いと考えても良さそう。実際このタイプをプラティフィラとして販売している海外業者もある。

Drimia platyphylla

水玉。

Drimia platyphylla

秋は球根。いとあはれ。

死んだと思っていたオキザリスの鉢から鉢を埋め尽くすほどの新芽がびっしり出て来たり。
そろそろ出てくるかな?と期待していたらおかしいな返事がないただの屍のようだ…だったり。

あと1~2回、球根記事が続きます。


2012/11/09 Fri. 16:24 [edit]

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ドリミア・プラティフィラ 前編 

球根多肉とカテゴライズされる物の中で、特に冬型球根で葉に芸があるものが好き。
葉模様より葉自体の形や形状が妙であれば妙であるほど収集欲をそそられる。

欲しかったがなかなか入手できず、業者さんやイベントにはちょこちょこ出て来るとは聞いていたものの、遠征もそうそうしないので数年探して縁がなかったドリミア・プラティフィラ、和名「ケバ玉」。
悪足掻きで種子を輸入して蒔いてはみたが、種が悪かったのか実生下手が祟ったのか発芽すらせず撃沈。

今年の春に久々の遠征先でやっと入手、友人からも分球を譲り受けて3タイプ手元に揃ってこの秋は萌え萌えしている。

原産地は南アフリカ、Little Karoo、Namaqualandあたり。
所謂ケバ玉なルックスの剛毛タイプ。

Drimia platyphylla

drimia platyphylla

ふっさふさ。手触りも柔らかくもふもふしている。

drimia platyphylla

水を掛けると水玉びっしりに。

drimia platyphylla

drimia platyphylla

剛毛タイプがもう1株あるので花が合えば種を採りたい。

写真が多いので、あと2タイプは「後編」にて。


<続く>

2012/11/08 Thu. 17:00 [edit]

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アルブカスピーシーズ 

10月になりました。涼しくなって冬型球根が次から次へと発葉、私は主に葉がスパイラルになるものを集めていて、秋の葉の巻き方で来年の運勢を占います(嘘)

今年も良く巻くアルブカスピーシーズ。

Albuca sp. 若干粉っぽい細葉がくるんと大きなカールに巻くタイプ。

Albuca sp.

Albuca sp.


同じくAlbuca sp. 上と良く似ているけれど若干葉の太さが違い、何より同時期なのに花が咲いているので別種。
Albuca sp.

Albuca sp.

Albuca sp.

こちらも確かAlbuca sp.で入手だったかな。葉数が多く、細い葉が茶筅のようにびっしり。葉の先だけが5mmくらいくるんと円を描くことがある程度で殆どストレート葉。
Albuca sp.

9月の発葉直後の画像、萌えます。
Albuca sp.


*****

そろそろ園芸再開と思っていたら、レオパが1匹不調でまた気分的に掛かりっきり気味になっております。
植え替えしなきゃだし苗の整理もしたいのでオークション出したかったのになんてこったい。
遺伝的=体質的なものも強い病気ということで(昨年末今回の個体の兄弟が同様の症状で急死、その際は原因不明だったけれど今回病名判明)、相変わらず引きの悪い自分を痛感してみたり。大量に飼うと弱い個体にも当たりやすいのかな…。


そんなこんなで遅くなりましたが多分今週末の連休以降にオークション再開します。
今年の春の輸入ハオルチアの余剰、球根を掘り返すので小球などが中心になると思います。

当分不定期出品になりますのでお取り置きなしにて。お探し物、リクエストなどありましたら個別に対応しますのでメールなどでお問い合わせ下さい。

2012/10/04 Thu. 16:51 [edit]

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萌えるアルブカ・コンコルディアナ 

【萌える】草木が芽を出すこと。

この場合古来からある方の意味です。

アルブカ・コンコルディアナ(Albuca concordiana)

アルブカ・コンコルディアナ
小さくて可愛い芽ハァハァ(これは違う意味の萌え)。

冬型球根なので秋口に葉を出し、春までぐんぐん成長して初夏に花が咲き種をつけるとサイクル終了。
毎年9月半ばには発葉するけれど今年は暑いから~と油断していたら、先週末の台風の雨が掛かって突如葉が出現。
多分土の中で分球してぱっつんぱっつんになっているだろうから、発葉する前に掘り上げて植え替えをと思っていたが遅かった。

芽の数から推測するに、この鉢は最低5球。

アルブカ・コンコルディアナ

こちらも同じく9球。

アルブカ・コンコルディアナ

更に4球。

アルブカ・コンコルディアナ

まだ芽が出て来る=もっと分球しているかも?葉が伸びる前に急いで分けようそうしよう。

これからしゅるしゅる伸びてくるくる巻く萌え球根。
育つとこんな風になります。
本体サイトページ その1 その2 その3

冬型球根が芽を出したら秋ですよ、本格的に。園芸復帰しなくちゃ。

2012/09/19 Wed. 16:32 [edit]

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ドリミオプシス・プルプレア 

ここしばらく梅雨時~暑さで植物に対する欲求が減退気味で、細々とハオルチアを少量輸入する以外入手していなかったのだけれども、久し振りに入手の球根。

ドリミオプシス・プルプレア(Drimiopsis purpurea)

ドリミオプシス・プルプレア

葉面はちょっとメタリックな感じも。

ドリミオプシス・プルプレア

この葉縁のフリルが特徴の、この手の中では何故かずば抜けて高級とされる油点模様の球根。葉裏は濃い紫。

ドリミオプシス・プルプレア

油点+水滴。

ドリミオプシス・プルプレア

手持ちの球根は冬型が多いので、殆ど爆睡していてどの鉢が何だったか分からないような状態の中で、元気に葉を出す夏型。

*****

今日は多分45日振り位に水撒きをした。腐らすよりカリカリの方がマシ、盆過ぎに涼しくなってから水をやれば膨らむし~と放置していたがふと気温が下がって風もあったのでこの隙に!とホースでざぶざぶと。
その中で某難物とされるハオルチアが死んでるのを見つけたり、見なかったことにしたり(笑)
暑過ぎてまともな園芸作業は当分無理、涼しくなったら整理しよう。

猫はその後粗相の頻度も下がって来たというか、怪しいそぶりを見せたら抱えてトイレに連れて行くのを繰り返していたら大分マシになってきた。飼い主が寝ると「一人にしないでー!」と騒ぐ迷惑猫、ここ数日は飼い主が深夜まで一緒にリビングに居るので満足な様子。

戦果

暑いので園芸はお休み、しばらくスライム狩りの旅に出ています。

2012/08/04 Sat. 23:06 [edit]

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