ガーゴイルゲッコー 1週間 

ガーゴを連れ帰ってから1週間経った。今の所順調。体重も微妙に増えている。

ケージ内のレイアウトを弄った。アビスが大き過ぎてちょっと邪魔というか、ガーゴを引っ張り出す際に毎回鉢を出さないといけないので除けた。
登り木が流木だけだと淋しかったので人工枝(針金が入っていてフレキシブルに曲がる)を入れて、適当に切ったポトスをミズゴケに植えたのを追加。近日中にまた別な鉢も追加予定。
ガーゴは紫外線が必要な為紫外線灯を新調したので植物も何とか育ってくれるだろう。

「見んなコラ」
ガーゴイルゲッコー

このように保護色なのです。
ガーゴイルゲッコー

「見んなってば」
ガーゴイルゲッコー

「呪うぞ」 ピンクベージュの目玉に網網模様。拡大してるけどこの目玉、直径3mm程度。顔の長さ自体2cm位のまだチビゲコ。
ガーゴイルゲッコー

大きさが分かる画像を。人差し指の上で。
ガーゴイルゲッコー

何見てるんだろう、可愛いなー。
ガーゴイルゲッコー

ガーゴイルを含むラコダクティルス属のヤモリは人工飼料が開発されていて市販されている。
フトアゴなどのブリーディングで有名なアメリカのSandfire Dragon Raunchで使用している餌のレシピを粉末にしたもので、水で練って与える。餌付けばこれだけで他の餌一切なしで繁殖まで持っていける完全栄養食。
ガーゴ用はなくなってクレス用と兼用になるとかいう噂もあり、ガーゴ用が見付からなかったのでクレス用を買ってみた。差異は粗蛋白の量だけのようなので肉食寄りガーゴには少し動物性の餌を追加すればOKだろうということで。人工飼料だけで飼えればそれに越したことはない。

少し小皿に取って水を入れて練り練り。何か緑色のざらついたスライムみたいな物体が出来上がりましたよ。

スプーンで口元まで持って行くと舐めた。あんまり好きじゃなさそうだが贅沢言わず食べてもらう。うちの子はガーゴらしく甘いものに目がなく、今の所何でも口に汁を付けてそれに甘みが感じられれば食べる。

コオロギやら虫をケージ内に放して自分で狩ってもらうのが手っ取り早いが、小さいうちにベタ馴れ手乗りガーゴにしたいので、ご飯は飼い主の手の上で食べるものと覚えさせたい。

外に出して左手の上に乗せ、右手で餌を与えているのだがちょろちょろと逃げる時がある。急にポンと飛んで行ったり。
昨日も手の上からジャンプして肩に飛んで来たのだが、それを捕まえようとしたら…

振り返りざまにガブっと噛まれた…。

父さんにもぶたれたもとい、サイファにも噛まれたことないのにー!

いやチビだから痛くはないんだけど、やるなこいつ^^と嬉しくなったり。変態でスミマセン。

出す頻度が低いので便秘気味かと思っていたが今日になって連発でぷりぷりと。結構食べたものの体内滞留時間が長い?食べる量がまだ足りないのかも知れないので餌を増やしてみよう。


2009/12/06 Sun. 12:23 [edit]

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ガーゴイルゲッコー4日目 

日曜日に連れ帰ってきた新入りやも、ガーゴイルゲッコー。
どこが可愛いんだ、キモいし訳分からんとドン引きされている気もしないではないが気にしないアーアーキコエナーイ。


ラコダク特有の突発的な動きはするものの、そう動きも早くなく物怖じしない性格が多いガーゴ。個体差もあるだろうがこの子はその中でもかなりおっとりした個体のよう。
ガーゴイルゲッコー

鹿のようなツノを生やしたらまんまドラゴンの顔。麒麟にも似てる。いつも笑顔。静止していてくれるしカメラをベタ寄せしてもビビらないので撮り易い。

その上手に乗ってるんですよ^^ しがみついているのが私の人差し指なのでガーゴの小ささがお分かりいただけるかと。
ガーゴイルゲッコー

ツノミカドヤモリの名前の元になったのがこの頭部のツノ。目の真上左右、そこから後へ下がった位置に均等に、更にその後真ん中にと合計5本のツノが出る。成体になるともっと目立つ。正面からだといかにも悪そうな顔になるなぁ。
ガーゴイルゲッコー

体の厚みがあって頭でっかちのデフォルメされたような体型。これは大人になってもこんな感じ。
ガーゴイルゲッコー

睡眠中。色合いはもっと白くなることも。首の辺りと、白バンドの中に赤い斑点がぱらぱら散っている。赤がもっと出ればグレードアップってとこだが、白くなってくれても全く構わない。
ガーゴイルゲッコー

掴もうとすると一応逃げるが、体の下に手を入れると乗って来る。指に登るとしっぽを巻きつけて全身でしがみついて来るのが萌え殺す気かと。指の裏だけでなく、しっぽの裏にもファンデルワールス力が働く仕組みが付いている。
手触りがふわふわさらさらもちもちすべすべ。レオパのお腹側もすべすべサテンの手触りだが、それ以上にさわり心地がいい。


実は初日から手の上で給餌している。まだ餌に飛びついて来ることはないが、ハニーワームやちっこいデュビアに切れ目を入れて舐めさせると2~3回ぺろぺろ舐めた後ぱくっと食べる。レオパのように勢い良く飲み込まず、一度喉に置いてから改めてあんぐ、とゆっくり飲み込むのがラコダク流。

初日から手の上で餌を食べるって…警戒心とかはどこへ置いてきたんだ?ケージ内でも隠れもせず、流木の上で寝ていたりする。

爬虫類と両生類は基本全員ピンセット給餌派なので、ガーゴもそうしつけようと思ったが苦労なくいけそう。

ガーゴイルゲッコー



「新入りにばっか構わんとボクのことも忘れんといてや」
サイファ

ここの所スプーンでやっても水を飲もうとしないので、洗面所に連れて行って手のひらに汲んで見せたら飲んだサイファ。ますます飼い主の手を取る王様トカゲになっております。
ベタ馴れもここまでくるとちょっと問題なような…。

ガーゴが写真撮り易いのでしばらくUPしまくるかも…ご容赦を~。

2009/12/03 Thu. 01:00 [edit]

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やもやも 

日曜日は近郊(と言っても同県内というだけで車で1時間以上掛かるが)で爬虫類イベント。春にある大規模なものの縮小版、出展店舗数が少ない。
しかし生の爬虫類・両生類を大量に手に取って見られる機会もそうそうないので出掛けて来た。

そしてもちろん今日のエントリーのタイトルでもお分かりのように、賢明な読者の方は先日私がイベント楽しみ~と独り言をモゴモゴ書いた時点で何やら連れ帰るに違いないと予想されていたと思うが…

ここ半年、ハニーワームのストック保管庫の役割に甘んじていたグラステラリウム。現役復帰。トッケイの時に入れていた植物は飼い主の茶色の手により瀕死なので新しく追加。

エキゾテラ グラステラリウム

さて何でしょう?
木の葉隠れの術



これでした。

ガーゴイルゲッコー(ツノミカドヤモリ/ホソユビミカドヤモリ)
ラコダクティルス・アウリキュラータス(Rachodactylus auriculatus)


カラーはストライプ。しましま。
原種というか基本のタイプはグレーにもさもさした斑点っぽい模様が入る。ニホンヤモリの白っぽいのを思い浮かべてもらえれば。

やもやもやも


ニューカレドニアに分布するラコダクティルスの中で最小種(と言っても全長20cm位にはなる)のカベチョロ。小型のラコダクではクレステッドゲッコー(オウカンミカドヤモリ)の方が人気があるが私の好みはこっちで(笑)
クレスの方が若干顔が丸く、まつげのような突起が目の上~頭の上に並んで王冠のようで愛嬌があり、色も赤系~黄色系が多く可愛らしい。

ガーゴイルゲッコーはその名前の通り悪魔的な顔つき、ツノミカドヤモリの和名が示すように成長すると頭部にツノのような突起が出るのが特徴で可愛げは今ひとつ。
しかし何でも白っぽいのが好きで選んでしまう私(例:ユーリ、サイファ)はガーゴの白ストライプがツボ。

ラコダクは雑食だがクレスは草食傾向が強く、ガーゴは肉食寄り。そして別名「テールイーター(他の個体のしっぽを食べてしまう)」があるように結構アグレッシブ。クレスより凶暴。その辺も好みだったり。

ピンボケだ。まぶたがないのが新鮮<レオパ見すぎ?
やもやも

トッケイが居たらリベンジと思ったのだが、複数ブースに居た。前回連れ帰って落としてしまったのはワイルドのヤング個体のようだったのだが、今回居たのはCBベビー。頭でっかちで全長7~8cmの可愛いサイズ。状態も良いのが多い。このサイズからなら馴らせばそれなりに触れるようになるかも?大分悩んでいたがふと周りを見ると傍に居たこっちに目が釘付け。会場が明るい+ケースに白い床材を入れてあったのでそりゃもう真っ白になっていて。

画像で白ストライプのガーゴを見て綺麗だなーと思っていたが現物は堪らん可愛かった。別なブースでもガーゴが居て、かなり行ったり来たりしてトッケイとガーゴ&どの個体にするかで悩んだが結局この個体をセレクト。

やも

むっちりぷりぷりで状態良し、体重測定8.7g。体長はしっかり測っていないが目測で10cmはなさそう。画像ではくっきり白黒ストライプになっているがガーゴはこの手のヤモリの中でも特に環境による体色変化が激しいので、殆ど真っ白に見えるグレーと白のストライプになったり、全身黒っぽくなったりする。

遠距離運ばれて来て小さなケースに入れられて並べられて弄繰り回された挙句、更に車に揺られて知らない所に連れて来られた彼(彼女?)。初日はぐったりしているかと思ったら。

何か食べるかな?とりあえず栄養のあるハニーワームはどうかしら?ピンセットでつまんで見せたら興味を示すが流石に噛み付きはしない。
いきなりは無理だよなーとちょっと切れ目を入れて舐めさせたらぱくっと食べた。食べれば安心。


さて名前を考えないと。ラコダクはメスが殆ど出回らないので多分オスだろうが。
とか書いててホントにそうか?と思ってぐぐったら、ガーゴに関してはオスの方が貴重とか言う話も。どっちなんだ???

体付き丸くて可愛いのでメスかも?まぁどっちでもいいや。はっきりしたら相方を探すかな~ってその前にまずこの子をしっかり育てないと。

2009/11/30 Mon. 23:03 [edit]

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