胴切り日和 

植え替え…それは果てしなく続く終わりのなき苦行…

と感じず楽しくやれる方も多いかと思いますが(それが正しい園芸家の姿ですね)、はっきり言って私は植え替えが嫌いです。
植物が調子良く育っていれば2年だろうが5年だろうが10年だろうがそのままにしたい!面倒くs...(本音ダダ漏れ)

実際調子が良ければ植え替えシーズンだからと言って毎年春か秋のどちらかに必ず植え替えをする必要もありません。肥料と虫除けの薬切れには注意、適宜追加しましょう。

ハオルチアはパッと見調子良くても実は根詰まりしていたり、根が無くても半年や1年は元気そうな振りをしている場合もあるので時々は引っくり返してみるのも必要です。

さて私が大好きな作業と言えば、もちろんこれ、胴切りです。葉の間にそっと糸を通し、ぎゅぎゅっと引っ張ってスパーン!と首を飛ばす時の爽快感。植え替え前の景気付けに、オブツーサ系の斑入りを7~8株吹っ飛ばしました。

実は2年振り位の胴切りだったのですが、1株目。

斑色が赤くなるオブツーサ錦。

胴切り

仕事人の腕は鈍っておりませんでした、葉っぱ1枚も無駄にせず上下分断!(自画自賛)

胴切り


すっかり斑回りがヤバくなってきたオブツーサ・トルンカータ錦。数年前の胴切りで子株3つしか獲れず、二毛作も出来ず、一番斑回りが良かった仔は旅立ち、自分用に残した派手斑の仔は全斑になりそうな気配...

という事でこれもスパコーン!

胴切り

斑入りの葉の所に糸を通して切るのがコツ。当然ですが主に斑入り葉の斑の部分から出る仔が斑入り株になります。

胴切り


最近やたら人気のブラックオブツーサ錦。某ネットオークションの高騰具合は鼻血が出そうな勢いです。

胴切り

その他いろいろ切りましたが割愛。
子株の収穫は早くて1年くらいかかる予定。既に鉢は予約札でぎっしり(笑)

デジカメの使い方も忘れているような状態で、上記画像は全てiPhoneにて撮影です。むしろヘタなコンデジより綺麗に撮れますね。

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長らくブログを不在にしていたのでどうしてましたか?な感じですが、動物たちと戯れ、蜥蜴が増えたり減ったりし、ここ1年ちょっとは体調も割と良く、つつがなく平常運転で過ごしております。

一昨年の末に家族になった念願のオオトカゲもすっかり育って全長1mを超え、時々飼い主を食べようとしながらもかなり慣れて放し飼い。
相棒蜥蜴の肩乗りイグアナも相変わらずベタ馴れで飼い主と仲良く過ごしています。

猫が居なくなってサッシを開けっぱなしでも気にしなくていいのはちょっと寂しい感じがしますが…。

長いお休みの方は今日から連休、良い園芸生活を。
引き籠ってゲームばっかりしてちゃ駄目だよ!(お前だ!)

来週中には次のオークションも出品予定です。

2015/04/25 Sat. 12:19 [edit]

Category: 多肉植物(ハオルチア)

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ディモルファGM646 とあれこれ 

7月に入ってからやっと梅雨らしい日が続いております当地、カッサカサだった植物も空中湿度を吸って何となく元気。もうしばらくしたらまたどいつもこいつも真っ赤になって息絶え絶えな個体も多発する時期。
今年は(も)交配採種はしなかったが、自家受粉で数十鉢は種莢が出来ていたので昨日まとめて伐採。毎年勝手に種を付ける品種は決まっている。ハオルチアは自家受粉しないというのが定説のようですが、するやつはします。

黒肌と網目模様、泡状のプツプツした窓が特徴のディモルファ。難物とされるがこの同クローンでうちにあるやつはどれも丈夫で育て易かった。

Haworthia dimorpha (=H. marumiana v. dimorpha) GM646 Laingsburg, W of Constable Station

H. dimorpha

余り窓が豊富な個体ではないけれど、窓の多さと丈夫さは反比例するような気もする。

H. dimorpha

カメラ設定変えたら茶色くなった。上2枚の方が現物に近い色合い。

H. dimorpha

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ご質問頂いたのですが非公開コメントでしたのでこちらでお返事。

多肉植物のウイルス(バイラス)について。
私もプロではないので詳しくはありませんが、知っている範囲内の事と(私見を含みます)、対処法を。

1)他の植物から感染しますか?
します。ウイルスにも感染する対象がありすべてのウイルス病がどの植物にも発生する訳ではありませんが。土、植物体の直接接触、害虫による媒介などで感染ります。潅水した際に植物体や鉢底から流れた水に含まれるウイルスが他の鉢に移ることもあり得ます。また、葉や枝を切ったりする刃物を共有しているとそこからも感染ります。

2)予防法
土の使い回しはしない、感染していたと思われる植物が入ってた鉢は処分、どうしても再利用したい場合はよく洗って消毒(塩素系漂白剤など、次亜塩素酸ナトリウム系を使用、アルコールや通常の殺菌剤はウイルスには効きません)する。
カットや株分けなどで使用する刃物は1株処理するごとに消毒する。
モザイクウイルス自体に対する予防薬は一応あるにはあるのですが、多肉植物は適用範囲に入っていません。他の病害虫に掛かるとウイルス病にも掛かり易くなりますので、通常の殺菌剤やウイルスを運ぶ虫を寄せ付けないための防虫剤を普段から使用するのは有効です。

3)発生した場合の薬剤治療
現在、知る限りでは多肉植物に発生するウイルス病に効く抗ウイルス剤はありません。発生してしまったらその植物自体を廃棄処分する以外はありません。他の栽培植物に蔓延させないために惜しいと思っても感染していると思われる症状が出ている個体は処分してください。

*素人の意見ですので間違いがありましたらご指摘ください。

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最近(というか結構前から)、Twitterなどで多肉植物を扱う方々の間で笑いのネタになっているのですが、ヤフオクにとんでもない色の植物体色や花色の多肉植物及び園芸植物の種子の出品がされています。

モニラリアの葉の部分だけ蛍光ブルーになっていたり、発芽直後のメセンの芽がゼリービーンズみたいなカラフルな色になっていたり、ムシトリスミレが真っ青だったりという捨て身のギャグです。

多肉を種子から育てようというのだからある程度の経験があるのかな?と思いますが、ならそういう方ならあり得ない色だと分かるので落札するはずもない…?と思うので、初心者の方が引っ掛かっているのかなと。

検索すると海外で該当の種子を販売している所があり、そちらから輸入してヤフオクに出品されているようです。
特に植物に詳しいという出品者でもない場合(なので出品できるのだと思いますが)、また分かっていながらも「輸入品なので、種なので画像と同じ物が発芽するとは限らない」と言い訳してあったり、「詐欺等があっても補償はしません」と語るに落ちている場合など複数あります。
以前ある出品物に質問欄から質問してみたのですが、発芽して同様の色でなかったら返金お願いできますか?と聞いてみたところ返金OKとのことで、その出品者の方は他の出品物も見る限り単に商材として輸入して売っているだけで、植物としてどうかという事には何ら疑問を持っていない方のようでした。

いずれにしろ園芸という趣味の中、特に私も専門にやっている多肉植物のジャンルで、楽しみにして落札してがっかりする方が出るのは残念な事ですし、それによってインチキ臭い趣味の世界だと思われるのは腹立たしいものもあります。
あんまり他人が何やってるかに首突っ込むのは主義に反するのですが、目に余るのでちょっと触れておきます。

【青い(本当の意味で青い)多肉植物は存在しません】

こちらをご覧の方にはあまり関係ない話かとも思いますが、検索される方もあるかと思いますので。

疑わしい出品物にはご注意ください(^^)b


2014/07/04 Fri. 12:00 [edit]

Category: 多肉植物(ハオルチア)

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インカーブラ (H. incurvla)という札の何か=エメラルドLED 

さて、いつまでもにゃんこ記事をトップにしておく訳にもいきませんので、目についたハオルチアで更新です。
どれだけ振りだよ?とハオルチアのカテゴリを確認したところ、昨年10月が最後の更新でした。これが本分でしょう貴女の、駄目ですよそんな事じゃ…いや私ですが。

一昨年あたり?「良型のインカーブラ(H. cymibiformis v. incurvla/H. incurvla)という事で入手したこちら。

インカーブラはこの辺にいくつか上げてあるが、いずれも透明度の低い、ぼんやりした窓の物ばかり。
しかしこの個体は異様な透明度で、眼が痛いほどの蛍光色。

H. cymbiformis v. incurvla

窓に入る条理模様もくっきり、写真ではよく写っていないが光が乱反射する窓は青光りする。

そしてこちら、同じく一昨年あたりだったか、何故その名前?という現物とはかけ離れた和名の札でやって来たチビ苗の成れの果て。

はい、何もかも同じです。

H. cymbiformis v. incurvla

H. cymbiformis v. incurvla

H. cymbiformis v. incurvla

因みにPCのWin8化に伴い、以前使っていた画像処理ソフトがお釈迦になって、新しいソフトの使い勝手がまだ掴めてないので撮ったまんまです。ただほぼ現物でこの色。

H. cymbiformis v. incurvla

そして以前から似てるなーと思っていた、「エメラルドLED」というセミビバ系交配種があり、友人から譲って頂いたのだが、並べてみると…葉の透明感や条理の具合、葉縁の鋸歯までまるっきり同じにしか見えない。作りが違うので(届いたLEDは綺麗なボール型)同じ環境でしばらく育てて同じような草姿にしてみないと判断は出来ないのだが…。うーん?

LEDが膨らんだらまたUPします。

(6月23日追記)

というように書いておりましたが、その後LEDも膨らんだので比較観察し、上記の2株の内1株を詳しい方に送って見て頂いた所、やはり同一ということで全てがエメラルドLEDと同じものという事で同定致しました。

入手元が違うので交互に掛けて実生が出来る可能性もあるので、元の札をキープしつつ栽培しておきます。
もっと肌の薄い更に透明でキラッキラのが出来ればいいなと。

しかし、入手時の札…どこがどうインカーブラなんでしょうね???(笑)

ハオルチアは札が命ではありますが、南アを出て日本に入り、人手を渡り、繁殖され、また交配に使われたりの長旅の間に札の入れ違い、データの消失(人為的な物もありますね)などが起こりがちです。
あれっ?と思ったら良く調べ、同種と見比べ(書籍、またはできれば素性の正しい現物)、先達に意見を求めるなどでしっかり同定して行きたいものです。



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愛猫ユーリが旅立って12日、居ないのにはまだ慣れないけど居ない事実は受け入れて行くしかない。
12月に野良を保護して家猫にした猫2号はまるでユーリとは見た目が違うのに、何かするとついユーリ!って呼んでしまう。すっかり我が物顔に家猫生活を満喫している2号だが、やっぱり私の猫はユーリしかいないんだなぁ…メスの動物とは相性が悪いし、2号とは距離を持っての付き合いになると思う。

去る6月1日は年に2回の九州での唯一の爬虫類イベント、九州レプタイルフェスタで例年通り参戦、植物関係の方とはほぼ面識のない私だけれど、爬虫類飼育歴もそろそろ8年目に入り、イベントも毎回顔を出しているとぼっち体質でもそれなりの顔見知りも出来、楽しく遊んで参りました。

どうせまた何か連れ帰ったはず…と思われているでしょうがその通り、裏庭ブログも久々に更新することになりました(笑)

以前のようにウイークリー出品は無理ですが、また来週からオークションも出品予定です。無理なく少量(~30点弱)程度で続けて行ければいいなと。
1年振りの出品でしたが、9割の方がリピートの懐かしいIDの方で、あれもしかしてこの業界(?)最近新規参入ないの?とかちょっと心配になっちゃったり。次回は初心者向けの可愛いものを出してみましょうかね?

ブログもちょっとだけ更新頻度上げるべく頑張ります。ブログ仲間とどれだけ更新せずにいられるかのチキンレースを繰り広げておりましたが、俺は離脱するぜ!あばよ!(^^)ノシ

2014/06/03 Tue. 21:29 [edit]

Category: 多肉植物(ハオルチア)

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夏の終わりのグロボシフロラ 

またまた1か月...じゃない、2か月近くのご無沙汰です。
更新が滞る理由は色々ありますが割愛。

気が付くとすっかり秋、と言っても当地はここ数日暑いです、湿度も高く外に居ると風があって快適なのに室内では昼頃からじっとり汗をかく不快な日々。

植物には快適な気候でやっと元気を取り戻し、かなり絞っていた水遣りも再開したものの、栽培場を一時移転することになったので現在100株程を残して他は全て手元にありません。
ついては当面こちらの更新も古い画像や一時預け先に様子を見に行った際に撮った画像で現状通り、月一とかになる可能性高し。


9月半ば、ちょっと涼しくなって気絶から目覚めた頃。

H. nortieri v. globosiflora JDV88/40 W of Sutherland

H. globosiflora

某組織培養の苗。小さいうちは何が何だか?だが育つと窓と泡状突起、葉縁をぐるっと巡る窓から生えた鋸葉も目立ってグロボシらしい顔になって来る。

H. globosiflora

背面の窓も。
一時は高嶺の花だったグロボシフロラ、組織培養苗が出回るようになり結構普及したよう。

H. globosiflora

******

ブログをサボっている間に、先月嬉しいことがありました。

一昨年から飼っていた小さい砂漠ヤモリに二世誕生。

爬虫類は落ち着いてしまうと1匹1匹はそんなに手が掛かる事もなく、肉食の連中は毎日餌をやる必要もない。
(但し大量に居ると毎日何らかの世話は発生する...)

しかし爬虫類は生まれてすぐ死んでしまう事もままあり、自力で餌を食べある程度のサイズになるまでは毎日給餌だし環境にも気が抜けない。9月前半~半ばは軽く育児ノイローゼだった(笑)

びくびくしながらの立ち上がりの危険なところも乗り越え現在2匹元気に成長している。→裏庭ブログ

猫も含めみんな元気です。飼い主も夏枯れから立ち直り中。フルパワーまでもうちょっと...。

2013/10/01 Tue. 15:00 [edit]

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ヘルバセア変種ルプラ 

ご無沙汰しております。とうとう広告が出てしまったので(1か月更新なしで出ちゃうよ!)、近況報告的に更新。

とりあえず葉っぱをだな…

Haworthia herbacea v. lupula JDV94/36 Wolfkloof, Villersdorp

ヘルバセア変種ルプラ

斑点状の窓のある種はノルティエリ、その変種グロボシフロラ、リビダ、リンバータなどが有名&人気だが、ルプラもなかなかのもの。個体によってはリビダに肉迫する窓だらけのものもあったり。

ヘルバセア変種ルプラ

画像は4月下旬に撮影した物。現在は茶色く色付き、真冬には鮮やかに赤く色付くのもこの種の魅力。

ヘルバセア変種ルプラ

子吹きも旺盛で丈夫、上記の他の斑点窓系より流通多くお手頃価格なので入手し易い、が探すと案外居ない奴。

*****

強烈にブログをサボっております。前回↓の記事で体調がががとか言っておりましたが、妙な風邪&発熱は7月初めに何とか収まりました。
尿管結石も7月末に1つだけポロリと排石し、残す1つは気が付かないうちに出たか、まだ引っ掛かっているか微妙な感じ。多分まだ居る気配を感じます(激痛ではないけれどたまに腰部に鈍痛が)。

そんな感じで大分元気にはしておりますが、事情でもうしばらくはまた園芸に時間が割けません。
たまに水やって死なない程度の管理で誤魔化し誤魔化し…
いずれにしろ連日酷暑の九州では、夏の手の入れ過ぎはトラブルの元なのでカリカリの方がよろしかったりもします(言い訳臭い?)。

トカゲブログに至ってはもっと更新してなかったり。ここ半年は大きなトラブルもなく、先日は相棒・サンエステバントゲオイグアナを健康診断に連れて行き結果も上々、爬虫類も他の動物と比べれば段違いに手が要らないので色々グダグダしていてもなんとか保てるのが嬉しい所。

多肉植物と爬虫類はそれぞれのカテゴリ内での立ち位置が似ているように思います。どっちも収集している趣味家も多いし。

と、そんな感じでまたご無沙汰するかと思いますが、せめて広告が出ない程度には更新しましょうね、ええ…(笑)

アホ程暑い日が続いたり、集中豪雨でも各地で被害が出ています。皆様お気を付けください。園芸作業も熱中症にご配慮の上どうぞ。

*****

<ご連絡>
アルブカ・コンコルディアナ種子のお問い合わせの方、コメントいただいた記事に返信しています。
余剰まだございますのでメールにてご連絡ください。

2013/08/07 Wed. 12:30 [edit]

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Summer Solstice 

連日蒸し暑い日が続いております。ここ数年来暑さには飛躍的に強くなった私も今年は青色吐息(後述)。
昨日は夏至、一年で一番昼が長い日。まだまだ夏本番には程遠い時点なのにこれから日が短くなっていくとか実感ないですな。

とりあえず何ぞ涼しげなハオルチアを。

H. transiens Prince Alfred Pass
かなり太葉のタイプ。残念ながら採集番号はなし。
H. transiens

2.5号鉢にびちびちに植わっており、横に広がれないせいか積み上がって縦長の株に。こういう形になった物をこのまま大きな鉢に植え替えると急に成長速度が変わり、成長点付近の上部だけが大きくなり過ぎてバランスが悪くなるので、一度上から2/3程度をカットして更新した方がよろしい。後日カットした下半分から無駄に10数株の子株が採れてしまうのが難点ではありますが。

H. transiens

トランシエンスは透明なハオルチアの代名詞。夏はこういうのが涼しげでいいですね。
窓なしべったりギラギラのピクタやスプレンデンスなど見ていると暑苦しい、あと毛の生えたのも(笑)

H. transiens

*****

当面撮り溜め画像もあるので週一程度で更新するつもりでしたが、また間が空いてしまいました。

というのもGW明け以降公私心身共にトラブル続出で、仕事に行って家事その他をこなしているだけでブログを書く所まで気力体力が追い付かず。

ぐだぐだ書いていたのですが、人の病状を聞いても楽しくないと思うので詳細は消して箇条書きすると、

1)39度近い熱が出たり引っ込んだりする風邪、夜になると咳が止まらない=3週間継続中
2)もう持病というべき尿管結石、数年振り多分10回目位の再発、今年は左右一度に石が出来て痛さも倍!
  (過去初めての同時ダブル結石、今年は宝くじでも当たるのかしら?)
  レントゲンで石の場所が確定出来ないので破砕も出来ず(これはいつものこと)大量に水飲んで出るのを待つだけ。
3)結石の血液検査で結構悪い貧血発覚、道理で最近クラクラすると思った…

特に2)、痛くない時は何の問題もないのですが、痛み出すとそれはもう、人間3大痛い病気とか4大痛い病気とかにカウントされる病気なので七転八倒、脂汗、今回は10年振り位に痛みで気絶しました。あまりの痛さに泣きながら転げ回っていたはずなのに気が付いたら朝だったあれー?みたいな…。

そんな訳でここ数年来の絶不調で地面スレスレの低空飛行です。

特に夕方以降の体調がへろへろなので、当面オークション出品、ブログ更新などは(これもいつものことか)滞ると思います。twitterには割りと出没しております、昼間のみですが、数秒で書けるし。

という事で久し振りの病気ネタでした(何か一部好きな人がいるらしい…笑)

猫その他は元気です。猫は飼い主が構う時間が減ったので不満炸裂、今月初めに新入りトカゲを1匹迎えたのですが(裏庭ブログ参照)ベタ馴れにしたいので一番触らないといけない導入直後の時期に餌遣りメンテ以外の世話が出来ず、残念な出来上がりになるかも。相棒イグアナはべったりベタベタで飼い主に張り付いています。
不調の時でも最低限の世話で放置が利く爬虫類、多肉植物はいいですね(笑)

体調を崩し易い時期、どうぞ皆様もお気をつけ下さい。

2013/06/21 Fri. 12:20 [edit]

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バッテニアエ(H. batteniae) 

風薫る5月とは良く言ったもので、確かに開け放した窓から入ってくる風は花の香りがする今日この頃。
はてさてこの香りの元になる花は何だろう、地方によって違うのかな?とかどうでもいい事を考えている間に連日夏日、窓を閉めてクーラーを入れる羽目になっている5月半ば。

年々春は短くなっていきますね…

そんな春のいい気候の日に外で撮ったバッテニアエ。

Haworthia batteniae (=H. bolusi v. blackbeardiana)
FSA 148/IB9451 Molenhof Farm, N of Mortimer

Haworthia batteniae

@3号懸崖鉢。撮影の少し前に植え替え。記録によると2009年から2号鉢にお住まいでした。
とりあえず3号に上げたけれど既にはみ出てる。


室内にて。

細めのシャープな葉が密集し、窓の透明度もなかなか。

Haworthia batteniae

他の元ブラックベルディアナの面々より大分葉が細い。

Haworthia batteniae

Haworthia batteniae

こういう系統のレース系は、油断すると(しなくても)やたら巨大化するのが美点であり、コンパクトに作りたい向きには困った点でもあり。そして大型化すると小さい時より窓の透明度が落ちがちなのも残念な点。
しかしバッテニアエは私が育てた限りでは、大株になってもそう透明度は落ちない感じ。


とりあえず連休中に撮った画像でしばらく更新します。

2013/05/15 Wed. 16:54 [edit]

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オブツーサ錦(2/2) 

すかさず続きです。

(4)丸い頭で時々「別系」という注釈が付いて流通してるタイプのオブツーサ錦。

オブツーサ錦

例年この時期にはこういうとんでもない色に染まります。

オブツーサ錦

窓が一部白いのは、冬場に凍害があったらしく、真珠のような白い塊が出来てしまったため。

オブツーサ錦

(5)ころんと丸い、ドドソン紫オブツーサなどの大型タイプの紫オブツーサにありがちな根元が薄く、先の窓が太い葉のタイプ。

オブツーサ錦

これはとある方の実生苗をいただいたもの。元気に育っています。斑が偏ってきたので胴切り更新かな。

オブツーサ錦

と、特に薀蓄垂れるでもなく撮った写真垂れ流しのみのエントリーでした。

*****

GW後半からどうも体調が優れず、連休明けにあまりの不調に病院に行ってみたら何か風邪のような物でした(笑)
歯茎やらリンパやら喉やらが腫れるわ痛いわ熱は出るわでしたが抗生剤が即効いたのでまあ平たく言えば風邪でいいかと。
トカゲ飼育効果で免疫力と気力がついて風邪など引かずに約5年、先日久々の風邪を引いたかと思ったらこれですよ。

そう言えばトカゲブログも長いこと更新していませんが、昨年末導入した個体x2が年明け相次いで落ちてしまい、書く気が失せている次第。
それ以外は元気で、餌も昆虫食組が漏れなく冷凍餌に餌付いてくれたお陰で大分飼育も楽になり、相棒のトゲオイグアナも飼い主べったりで愛ある生活(猫の嫉妬が激しいけど)を送っております。

何が言いたいかと言うと、そんな感じで体調が万全でないのでオークション出品延期中ですゴメンナサイ。
あと輸入苗余剰その他お問い合わせの方、次便が届くのが2週間後位の予定ですその頃まとめてお知らせします。

2013/05/13 Mon. 17:17 [edit]

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オブツーサ錦(1/2) 

GW中の植え替え株分けの面々。

写真を撮ったので特に目新しい物でもないですが、オブツーサ錦いろいろ。
全部、一番良く出回っている「黄斑オブツーサ(レンズ錦)」とは違った系統のもの。

(1)小粒のオブツーサ・トルンカータ錦。胴切りして取ったカキ仔を3つ、寄せ植えしていたのを独立。みんなしっかり根が出て斑入り具合はまちまちだけれど、それぞれ成長点にも入っているので維持できそうな様子。

オブツーサ錦

そのうち多分放出します。
オブツーサ錦

これは手許に残す用。極上斑見込み。
オブツーサ錦

(2)中型~大型寄りの葉に斑入り。葉先は三角に尖っておらず丸いタイプ。

オブツーサ錦

(3)「特小型オブツーサ錦」という札で入手のもの。(2)と斑入り具合は良く似ているけれど、葉がとても小さく、同径だと葉数が1.5倍にはなる。

オブツーサ錦

オブツーサ錦

画像が多いので別エントリーに続きます。

2013/05/13 Mon. 16:33 [edit]

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碧の飴玉(トランシエンス特異個体) 

黄金週間、お休み具合は様々のようですが皆様いかがお過ごしでしょうか?

私は大体カレンダー通り、今年も3連休+4連休の飛び石で適当に園芸したり本読んだりゲームしたりと、毎年同じインドアな休日を楽しんでいます。

さて話は変わって。

私の植物、主にハオルチアの入手先は9割以上が海外ナーセリーや個人からの輸入。
毎回何故そんな量を?とあきれられる数、1輸入につき100株以上、1品種当たり5~10株、数年前でもっと体力があった頃は一度に200株とか輸入していた。その頃は一晩で全部植え付け出来る勢いがあったこともあってやりたい放題。
最近は動物の世話と体力の衰えで植え付け作業がしんどいので一回当たり50株程度に自粛している。

原種ハオルチアのソースは国内では限られているので、幸いオークションや個人的な分譲での引き取り手があり、好きなだけ輸入して欲しいだけ残すメソッドを継続できている。

何故そんな事をしているかというと???

例えばこれ。

透明度が魅力のトランシエンス、こちらは通常の個体。

Haworthia transiens PVB7077 Oshoek, Joubertina

Haworthia transiens PVB7077 Oshoek, Joubertina

ちょっとふっくらした優しげな端正な葉形の、儚げな色合いのトランシエンス。
結構出回っているデータだが、同データ株を大量に輸入しているとこんなのが混じっていた。

Haworthia transiens PVB7077 Oshoek, Joubertina *上と同データの個体

H. transiens PVB7077 Oshoek, Joubertina

葉の形が根本的に違う、特異な個体。

H. transiens PVB7077 Oshoek, Joubertina

変態的に葉が丸く、一見まるで違うものだが葉脈の入り方、葉色などを比べると同一であることが分かる。
(*上の画像のノーマル個体との若干の色合いの違いは、撮影時期とカメラの設定の違いによるもの。現物は同じ色。)

最初はちょっと丸いかな?程度だった。単なる太り過ぎ(水分と肥料分の与え過ぎ)かと思ったが、基本私は施肥は殆どしないし、同種や同データの他の株と何ら違った扱いもしておらず、成株になった時にはこの顔になっていた。

H. transiens PVB7077 Oshoek, Joubertina

葉がぱつぱつに膨らんで丸く、エッジがない。
子株が出てきたが小さいので若干格好が違って少し葉先が尖っているが、親株も小さいうちはそういう感じだった。ノーマル個体の子株と比べるとやはりやたら丸っこいので、この変異はちゃんと固定しているものだと確認。

葉の1枚ずつがまるで碧色の玉のよう。昭和の時代の飴玉とか、小さなアマガエルっぽいイメージ。
ちょっと可愛い名前でも付けようかと思っているところ。


同品種同データを複数輸入すると、ちょっと窓が大きいとか毛が長いとか、斑が入っているとかは結構頻繁にある。自分で同データ同士を実生しても変異個体は取れると思うが、気の長い話&実生下手なのでもっぱら輸入。こういう個体差の範囲を逸脱した特異個体にはそうそう当たらないが、ギャンブル気分で大量輸入→選抜がやめられないのでした。

*****

連休前半は珍しく一念発起して初日に50鉢以上の植え替えを実施、無理やり寄せ植えしていたのをバラしたりして無駄に鉢数が増えること増えること。
ここ数年植え替えは最低限になっていたので、2号鉢からいきなり3.5号鉢(本当は4号適正)へ昇進するものも出たり。さて2日目も…と思ったけれどやっぱり続きませんでした(笑)

後半もう少し頑張ります。

2013/05/02 Thu. 23:02 [edit]

Category: 多肉植物(ハオルチア)

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