怖い話
今日は体調不良で仕事を休んで一日寝ていた。寝ているだけでは芸がないというか、起きられないのだが眠れないので積読になっていた文庫本を片っ端から読んでいた。
平和な日常を好む私wだが、読書傾向はホラー、サスペンス、バイオレンスにミステリーが主。西村寿行、高橋克彦、小池真理子、坂東真砂子、平山夢明など。
今日読んだ中の1冊『夜啼きの森』岩井志麻子。角川ホラー文庫から。
「津山30人殺し」をテーマにした小説。この事件を基に書かれたものは「八墓村」が有名だが、映画化された「丑三つの村」や山岸涼子の漫画の「負の暗示」も佳作。
昭和の初期の戦時色濃い空気が漂う、因習根深い貧しく狭い村社会の爛れた人間関係の中で起きる惨劇。体調の悪い時にどっぷり負な気分を満喫(--; 選択失敗w
続いて同じく岩井志麻子の「岡山女」を再読、つられて坂東真砂子の「正月女」を読みたくなって本棚から引っ張り出す。
正月に女が死ぬと、7人の女を道連れにするという恐ろしいお話。そんな言い伝えはもう今時、小説の舞台になっているような田舎でさえ残っていないものと思っていた。
が、ある冬、某所の葬儀に参列した私の耳に飛び込んできた地元の中年男性(老爺ではない)達の会話。
「正月でなくて良かったなぁ…まぁ、正月だったら俺が藁人形7つ作って棺に入れてやろうと思ってたから大丈夫だったが」
・・・日本の因習は根深い。
何の脈絡もないが、ハオルチア・マクラータ。南ア産。

平和な日常を好む私wだが、読書傾向はホラー、サスペンス、バイオレンスにミステリーが主。西村寿行、高橋克彦、小池真理子、坂東真砂子、平山夢明など。
今日読んだ中の1冊『夜啼きの森』岩井志麻子。角川ホラー文庫から。
「津山30人殺し」をテーマにした小説。この事件を基に書かれたものは「八墓村」が有名だが、映画化された「丑三つの村」や山岸涼子の漫画の「負の暗示」も佳作。
昭和の初期の戦時色濃い空気が漂う、因習根深い貧しく狭い村社会の爛れた人間関係の中で起きる惨劇。体調の悪い時にどっぷり負な気分を満喫(--; 選択失敗w
続いて同じく岩井志麻子の「岡山女」を再読、つられて坂東真砂子の「正月女」を読みたくなって本棚から引っ張り出す。
正月に女が死ぬと、7人の女を道連れにするという恐ろしいお話。そんな言い伝えはもう今時、小説の舞台になっているような田舎でさえ残っていないものと思っていた。
が、ある冬、某所の葬儀に参列した私の耳に飛び込んできた地元の中年男性(老爺ではない)達の会話。
「正月でなくて良かったなぁ…まぁ、正月だったら俺が藁人形7つ作って棺に入れてやろうと思ってたから大丈夫だったが」
・・・日本の因習は根深い。
何の脈絡もないが、ハオルチア・マクラータ。南ア産。

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