つれづれ 

昨晩は読みかけの文庫本に夢中になっていたら寝るのを忘れて朝になっていた。7時過ぎに寝て昼起きる。オークションとカウンタープレゼントの梱包と発送を済ませたらもう夕方。土曜はいつもこんな具合で終わってしまう。

自分で決めた永い夏休み終了日が近付いてきた。まだまだ名残惜しい気もするが、病院梯子も間が空くようになって、いつ倒れても不思議でないらしかった心臓フル稼働高血圧(当社比2倍w)もそれなりに落ち着いた。医者からもそろそろ、とお許しが出た所で職場復帰しないとこのまま戻れない気がするので…(笑)

休養期間中、構ってくれた友人達、お気遣いのメールを下さった方々にも深く感謝m(_ _)m

思えば去年の今頃から体調を崩していた。1ヶ月以上微熱が続いてどこもかしこも油が切れたようにギシギシしていた。ネットでQueenのLive in Rioがまた放送されていたので何気なく見ていて、そう言えば去年の秋はQueenばかり聴いていたなぁという思いと同時に、その頃の気分を思い出した。
音楽はいつも記憶の鍵になっている。

同じように匂いも記憶の鍵になる。すっかり忘れていたことをふとした匂いを嗅いだ途端に記憶の抽斗の鍵が開いてその匂いと結び付いた記憶や気分が蘇って来る。
どういう勘違いかメーカーがなくなった、と信じていた気に入りの香水が現存するのが分かった。
販売店を探してxx年振りに手にして香りを嗅ぐと、何故か懐かしい幸せな気分。その香水を使っていた当時の気分なんだろう、多分。走馬灯のように、とはいかないが香りと同じようにふわふわと当時の些細な出来事が思い浮かぶ。

その中のひとつ。

当時私は現在の居住地からはるか1000km以上離れた場所で一人暮らしをしていた。当時から宵っ張りだったが、それでも気持ち良く眠っていた深夜、そろそろ草木も眠る丑三つ時かという頃、窓の向こうから妙な音がした。擬音で書くなら、
『ざーっ、しゅっ、がりっ、がりっ、ざざざざさがりがりがり、ざーっ、しゅっ』?

音に気がついて目が覚めてから、延々30分以上もその音が続き、耳について眠れないしさすがに気になってこっそりカーテンの隙間から外を覗いた私が見たものは…

街灯のぼんやりした光でかろうじて見える、明かり一つ持たず、黒尽くめの服装で小さなスコップのような物を持ち、何故か溝掃除をする腰の曲がった老人の姿だった。
男か女かは定かでないが、ただ老人ということは体型と雰囲気で分かった。街灯のわずかな明かりの中に白髪がぼうっと浮かび上がっていた。
何故あんな時間に溝掃除をする必要があるのか???今考えても理由が分からない。と言うか家族止めろよ・・・(ーー;

・・・またなんだか訳の分からないことを書いてしまった(笑)

トップページ写真再掲。
haworthia

2006/10/21 Sat. 23:59 [edit]

Category: 日常

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