メキシコサラマンダーの真実 

最近私がアホロートルにばかりかまけていて可愛い可愛いと言っていると「そんなもん全然可愛くないのにムカつく!」と、寵愛ランキング下位に落とされ気味のある方からクレームを頂いた。
ついては本日海外から届いた本の紹介かたがた、アホロートル(メキシコサラマンダー)の魅力をちょっとだけ解説したいと思うエレミヤです、こんばんは。

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さて取り出したるこちらの本。タイトル『アホロートル』そのまんま。全文ドイツ語。古い記憶を引っ張り出して頑張ってみたがちーっとも分からない(笑) 一般的にアホロートルと呼ばれる幼形成熟したメキシコサラマンダーについて、その生態、歴史的な背景、バリエーション、同属の仲間や生息地などについても解説されている(と思われるw)
アホ本
表紙の写真がまず可愛い。原種のメキシコサラマンダーである。何か悪企みしているような目付き、人を小馬鹿にしたような邪悪な笑顔。

あのひらひらした外エラがあるのはサンショウウオの仲間の幼形で、通常サンショウウオは子供時代は水中で過ごし大人になると半陸生になるのだが、アホロートルはその生息環境で甲状腺の働きが抑えられることによって幼形のまま成熟し、一生水中で生活するようになってしまったもの。
しかし甲状腺を移植したり、エラで呼吸が困難なほど浅い水深で飼育したりすると変態し、エラが退化し成熟形態になる。

この本から写真を引用すると、野生色のアホロートル。
アホ本

当方の飼育下で言うところの、マーブルのレティ。
マーブルアホ・レティ


これが上陸するとこんな感じ。はい、プリティー♪
アホ本


更に、リューシスティック(白色黒目)のアホロートル。当方のロゼ。
白アホ・ロゼ


これが上陸すると、こんな風(写真引用)。なまめかしい美白サンショウウオ。
アホ本

・・・ゴメンナサイ嘘つきました上陸すると「グロ注意」ですー(><)

では気を取り直してもう一度。
アホ本

え?可愛くない?・・・そんな・・・

これでどうだ?
青アホ・アズ

え?太り過ぎ???



『にゃんだこんなもん』
『ふん!』


『ボクの方が絶対可愛いにゃ』
『けっ!』

すっかり寵愛を奪われて拗ね上がり気味のクレーマーニャンコでしたw


2007/07/22 Sun. 02:22 [edit]

Category: アホロートル

Thread:両生類  Janre:ペット

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