品種名と学名他:私見(3) ハオルチア 紫(黒)オブツーサ 

今日も今日とてバカ猫の「飼い主起きろ!寒いぞ腹減ったぞ遊べ構えー!ゴルァー!」攻撃に4時に叩き起こされ、眠れなくなって書き掛けエントリーを仕上げて早朝に綴る、詳しい方には失笑モノ?のうんちく垂れぞう君第三弾(自虐中w)。

半分書き掛けていたところでたまたまご質問を頂いた、紫オブツーサ。タイミングがいいので続きを仕上げてエントリー。


1)まず、黒オブツーサと紫オブツーサはどう違うのか?

同じです。

いや、それだと話が終わってしまう(笑)

黒や紫に視認される原因色素は同じもので、その濃度で黒いか紫かの違いと思われる。
ただ、同じ種類が紫オブになったり黒オブになったりするのではなく、一定の状態では同じ黒っぽいか紫っぽいかに見えるのでどちらかで呼んでいる、ということ。

紫オブツーサ
ドドソン紫オブツーサ

黒オブツーサ
金子特黒オブツーサ



2)何でも紫になれば紫(黒)オブツーサと呼ぶのか?


たまーに、ネットでだがストレス(強光、乾燥、低温)で紫になっているだけの普通のオブツーサを「紫オブツーサ」として販売しているのを見掛ける。

紫になっているんだから間違いではないだろう、と言われるかもだが、一年のうち10ヶ月緑色で寒冷期の2ヶ月だけ、もしくは状態が悪い時だけ紫になるのを「紫オブツーサ」として売るのは一種詐欺のような。
実際「紫」と付くだけで普通のオブツーサより値段が跳ね上がるのだから。

良心的かつハオルチアに詳しい業者さんは、たまたま普通のオブツーサが紫に色付いていてももそれがちゃんとした紫タイプでない場合はその旨書かれている場合もある。

ただし、素人のネットオークションなどでは(自分も散々出品しておいてなんだがw)あちゃー、それ普通のオブだよ、紫って書いたら詐欺だよ~というのもちらほら散見される。

では「紫オブツーサ」と普通のオブツーサが紫になっているものとはどう見分けるか?

もう見慣れるしかないです。

あ、また話が終わってしまう(笑)

いわゆる「紫(黒)オブツーサ」は、余程遮光をきつく、かつ水ざぶざぶで徒長させたりしない限りは紫(黒)の色合いをしている。ちょっと緑になっても光量を増やすと速やかに紫(黒)に戻る。

紫オブツーサ(OB-1で出回っている物)
室内に1ヶ月、すっかり緑になって徒長している。
紫オブツーサ(OB-1)

これでも外に出して1週間もすると綺麗に紫に戻る。

また、紫(黒)オブツーサは全体に粒が大きく、透明度が高く、株径も出る物が多い。ただ、掻き仔や葉挿しでの栄養繁殖を繰り返すうちに株径は出なくなっていくので、累代栄養繁殖のものは大株になれない場合も。

葉挿しや掻き仔での小さい株でも自根で成長し始めると小さいうちから紫(黒)に色付く。

分かりやすく言うと、小粒で乾燥している感じで透明度の低い紫オブツーサはストレスで色付いているだけの場合が多い。

例えばこんな。

プセウド紫オブツーサ
オブツーサ

これは普通~のオブツーサ・トルンカータ(H. cooperi v. pilifera f. truncata)。
この時期、外気にさらすと小粒のオブツーサは大抵こんな風。

簡単に作ろうと思ったら根を全部毟って水をやらずに放っておけば2週間で出来上がり♪
あ、この株は陽曝しだっただけで、根はちゃんと^^;

最初の2画像のように一年中みずみずしい質感のままで紫(黒)を呈している小粒のオブツーサにはまだ出会っていない。

「紫トルンカータ」として小粒オブを手にしたことがあるが、当方の環境では真冬もしくは意図的に水を切った時以外は普通のオブツーサと何ら変わりがなく見える。


結局、どう見分けたらいいんですか?という話になるが、信頼できる入手元から入手する、自力で調べまくる、一番いいのはもちろん、沢山手元に置いて長く育てて、一年通して執念深く観察して見慣れること、かな。

紫オブツーサ
紫オブツーサ

1ヶ月ほど水をやっていなかったのでシワ気味で赤色が助長されているが、それを差し引いても赤味の特に強いタイプ。


うんちくシリーズ、多分まだ続きます。ネタ切れするのでリクエスト募集中(爆)<これを他力本願と言うw


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2007/12/01 Sat. 05:30 [edit]

Category: 多肉植物(ハオルチア)

Thread:サボテン・多肉植物・観葉植物  Janre:趣味・実用

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