クーペリー変種ピリフェラ 

3日にょろにょろ動物ネタが続いたのでマジメにハオルチア行ってみようか。

クーペリー変種ピリフェラ、この辺も学名が錯綜しているところ。

H. cooperi v. piliferaだったり、H. piliferaだったり。
オブツーサと言われる物も殆どがここに属する。葉先の丸い、いわゆるオブツーサ・トルンカータはH. cooperi v. truncata、H. cooperi v. pilifera f. truncata、H. pilifera f. truncataなどなどごちゃごちゃと、色んな学名が付いている。
しかしあからさまに葉先がシャキーン!と尖ってノギが出ている物もv.やf.でtruncataになっている物もあってあーもうこれは何がなんだか?と皆さん思われる所かと。
最近は一部H. kubisiedriftensisとなっている物も。Kubisie Drift産のピリフェラで黄緑でノギがしゅるっと出るタイプが主。

「オブツーサ」という学名は古いもので、今でも有効ではあるけれど当時正しくこれがオブツーサとされた物が現在そのままオブツーサ名が付いているかと言うと、混乱していて確かでない。
私個人としては、オブツーサは現在出回っている=日本国内で売られているハオルチアの名称としては、一般的なざくっとした商品名的な名称と捉えている。

シンビフォルミス変種オブツーサ=H. cymbiformis v. obtusaというのも別にあるが、これは普段「オブツーサ」として見かける丸くて濃い緑でぷりぷりしたタイプではない。

「ピリフェラ」は、葉先が三角に尖り、ノギがあり、葉縁にも肉牙があるものが主。葉はうっかりするとすぐ長くなり易い、成長が早くどんどん子吹きするタイプが多い。

オブツーサ型は先日嫌と言うほど写真を撮ったので、今回はピリフェラらしいピリフェラを。
学名は入手時のもの。

H. cooperi v. pilifera Just SW of Fort Beaufort
大型太葉で大窓、ストレスで紫に染まる。
クーペリー変種ピリフェラ


H. cooperi v. pilifera W. of Huntsdrift
シャープな葉型、葉縁にガラス質の肉牙が付く。もう少し膨らむが水切り中で尖りすぎ(笑)
ゴルドニアナ’スタイネリー’に近いスタイル。これも紫になる。
クーペリー変種ピリフェラ


H. pilifera v. truncata Ripplemead, Kubisie Drift
いかにもピリフェラ、鮮やかな緑で仔吹き旺盛、成長が早い
ピリフェラ変種トルンカータ


H. cooperi v. pilifera Somerset East
変則、ノギノギの窓模様が面白いタイプ。「有刺クーペリー」として国内で出回った物の輸入株。潅水たっぷりで育てると膨らんで透明度も増すが、茶色掛った緑になる。この色合いが好きなので年中カリカリにしている。
クーペリー変種ピリフェラ


コエル系を、とかシンビを、とかリクエストを頂いているが、寒くて放置でくしゃくしゃの株が多くてなかなかお見せできる写真が撮れない~(泣笑)
サイト更新もしたいのだが、同じ理由で春になってからの方がいいかなぁと自分を甘やかし中。

しかし一眼レフ、ちっとも上達しない気が…。ファインダーに慣れていないので疲れるし目が悪いのでピントがどうも?な気もするし。でもまぁ、前のカメラで撮ったよりは確実に綺麗なので長い眼で見てくださいよ、って誰に言ってんだ?

2008/02/19 Tue. 21:59 [edit]

Category: 多肉植物(ハオルチア)

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