爬虫類のつれづれ 

流石に明日から10月ともなるとすっかり暑さも鳴りを潜め、当地では私の体感では25日あたりからコトンと寒くなったなぁと感じていた。暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので。

人間は涼しくなって暑がりの私はご機嫌なのだが、爬虫類はそうではなく。

シオンのその後とレオパーズ。

シオンは前回の通院時から体重減少は止まっていたのだが、先週木曜からいきなり出すものが緩くなって1日に2gずつガタンガタンと体重が減った。食べさせてもすぐ出てくる感じ。肌も脱水してカサカサになり、全身の色も赤紫っぽくなって見るからに具合が悪そうな感じに。骨張ってきたのが見て取れる。
ポカリで水分補給しつつ少しずつ食べさせて様子を見て日曜に病院へ。

丁度病院に着く直前にキャリーケースの中で糞をしていたので(これも緩い)検査してもらう。幸い心配していた寄生虫はなく、診断は消化不良。強制給餌と輸液と抗生剤注射をしてもらい家で与える消化酵素を出してもらった。

獣医の先生曰く、一年中同じ温度で完璧に管理していても爬虫類は季節を感じるのでこの時期は普段の半分以下に餌食いが落ちる個体がかなり居るとのこと。
確かにうちでもレオパのケージは全部温室に入れてそれぞれフィルムヒーターを敷き、その上で温室用のサーモスタット付きのヒーターで温度管理して30度をキープしているが、それでも最近食欲が落ちている個体が多い。

シオンが具合が悪いまま悪い時期に掛かってしまったな…。

実際のところ、膿瘍手術後の時点でシオンの全身状態はいつ☆になっても不思議でないくらいの悪さ。
「普通ならもう亡くなってます」とは先生の弁。この状態でまだ生かせているのはすごいですよ、まだ望みはあるので頑張ってください、と言って頂いて絶対落とさないぞと決意を新たに。

毎日朝起きた時と仕事から帰った時最初にシオンのケージを見る。息をしているのを確認してほっと安心、朝は水分補給のみ(でもポカリ)、夜は帰宅後すぐ水分補給させた後家事などを済ませ、餌の準備をして(流動食を作るのに20分くらい掛かる)体重を量り、給餌と薬の投与後また体重を量って給餌量を確認。ケージの消毒、床材の交換でワンセット。

日曜の通院後、体重減少はとりあえずそこで止まった。全く油断が出来ないがなんとか頑張ってくれればと世話をしている。
消化不良を起こす前までは流動食の給餌中ものべつまくなし暴れていたが、ここの所大人しく手の上で給餌されるようになった。いいのか悪いのか…。
食べさせ終わった後、私の手のひらに顎を付けてくったりしているシオンの頭を撫でながら頑張れと声を掛ける毎日。

今日は脱皮していた。そんな余力があるのか?自分では綺麗に剥けないので手伝う。一皮剥けたら変な体色も元に戻った。

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食べないと弱るのを目の当たりにしているので、拒食個体を放っておくのが許せなくなった(苦笑)
毎日作る流動食はここのところ4~5cc。使用するハニーワームは30匹。時間が掛かってしょうがない。
ハニーワームは潰すとあっという間に体液が酸化して黒ずむ。それが悪いのかどうかは良く分からないが見た目が不味そうになるので2回に分けて作るせいでますます時間が掛かる。

それを状態を見ながら食べない個体に体格に合わせて0.5~1ccずつ給餌。
普通に活き餌に反応を示すようになるまで、1gたりとも痩せさせないぞな勢いで<やりすぎw

しかし食い意地の張ったローズ、一度シリンジでヨーグルトや流動食の余りをやったら味を占めたらしく、シリンジを見せたら飛び付いてくるようになってしまった。普通に活き餌食べる癖に…まぁいいけど^^;

久々に裏庭サイトをちょっとだけ更新。サイファの1月迄の分。
去年やっつけ仕事で作ったのでなんか全体にまとまりがないので、そのうち時間がある時に整理しなくちゃなぁと思うがどうもこうも。


擂り鉢で流動食を作っていたが、筋の間に材料が詰まって不経済かつなかなか細かくならないので乳鉢を購入。カロリーと栄養価を上げるべくピンクを使用するのに、やっぱり滅菌マウスがいいなぁと月夜野ファームのピンク注文。

フトアゴベビー(名前検討中)のために買っていたイエコオロギ200匹がそろそろ育って彼女には大きすぎるサイズになりそうなので、昨晩全部捕まえてタッパに入れて冷凍庫に入れてしまった。

ムシやら何やらが大嫌い(てかそれが普通)な家人、うちの冷凍庫にピンクマウス50匹、コオロギ200匹、熱帯魚用のアカムシ5シートが備蓄されているのにはまだ気が付いていないwww

と言うか、ムシ…と言い掛けると「(∩゚д゚)アーアーキコエナーイ」、ピンクま…「(゚д゚ ∩)アーアーキコエナーイ」なので説明のしようもないんだね♪

ピンクを調理する話をしていたら「普通に引くからやめなさい」だしwww

しかしですね~私が主婦だからいいようなものの、これが逆の立場だと世の爬虫類飼いの旦那さん方は家庭内で肩身の狭い思いをされているんだろうなぁと。
爬虫類飼育はまだまだ所詮異端の趣味だし(^^;

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フトアゴベビー(お名前審議中)。
フトアゴベビー

餌をここ2日食べなかった。置き餌も手を付けずピンセットで見せても床に活き餌を置いても興味なし。うわあヤバいなぁ、と思っていたらケージに入れた飼い主の手に威嚇、口を開けて飛んで来て噛み付いてぶら下がったw

無駄に元気じゃないか(爆)

やたら威嚇するので開けた口に餌投入。あむあむ食べてまたぱかっと口を開ける。これはもしかして威嚇の「カーッ!」じゃなくてご飯ちょうだいの「あーん♪」だ、きっとそうだ、そうに違いない(ポジティブ思考)。

[何よ?」

早く普通に食べてくれるようにならないと心配の種が尽きないよ…。
フトアゴは丈夫で育てやすい種類だが15cm位までのベビーは弱くて立ち上げにコツが要るというのは分かっていたが…とりあえず食べているからいいんだけど。

しかし飛んで来て噛み付いてぶら下がるって普通なんでしょうかね?勝ち目ないのに。
その無謀さ勇敢さに乾杯ーw

2008/09/30 Tue. 23:33 [edit]

Category: フトアゴヒゲトカゲ

Thread:爬虫類  Janre:ペット

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