冬ハオルチア
当地北部九州でも本格的に寒くなって来た。でもまぁ大したことない。積雪する地域のお友達のブログで雪の画像に「うひょー!(嬉)」とか訳分からんコメントを残すくらいですからw
やっとこの週末に灯油買って来ようかというところ。エアコンはお肌が乾燥してピキピキ…いやもう若くないもんでねぇ…。
ハオルチアもこの冷え込みに「寒いっちゅーんじゃー!体液濃くせんと死んでまうわー!」(ガラ悪いなw)とアントシアニン生成しながら真っ赤になって頑張っている。
先日ご紹介したのとは別なレイトニー(H. cooperi v. leightonii)たち。
一年中野晒しなので葉先の枯れ込みはご容赦っすよ?

わらわら群生。

こちらはあんまり真っ赤にならない辛抱強い?方。

名前どおり赤くなって冬を乗り切る(夏に暑くても赤くなるが)
レッディ(H. cymbiformis v. reddi / H. reddii)

まだ苛め足りんな。

これももっと赤くなるはずなのだが、体力あるのか苛め足りないのか色付きが悪い
スプレンデンス交配「ピンクレディ」

小さい株の方が色付き易いように思う。

****************************************
ハオルチアの名前はどうやって決まるのか?ということでコメント欄で疑問を頂きましたのでマジレスしますw
原種についてはその種の形状、特徴などから基本的にはラテン語で名付けられる。
これはハオルチアに限らず動植物全般、学術上の分類全て。
植物と動物に同じような学名があったりするのはそのせい。
形状・特徴から名付けられた例:トルンカータ(H. truncata)=先が切り落としたようになっているという意味。
上に画像を上げたシンビフォルミス変種レッディも赤くなることからの命名。
ある産地に特有のものは産地名から付けられることも。
例:スプリングボクブラケンシス(H. springbokvlakensis) スプリングボクブラクト(Springbokvlakte)産なので。 なんとか「エンシス(ensis)」=「~産の」という意味。
発見者や採集に関わった人物の名前から付けられることも。
例:カミンギー(H. cummingii)=David Cumming氏にちなんで。
エメリアエやダヴィディ、エケベリアのラウイ等もこの系統の命名。
ちなみにハオルチア(Haworthia)という属名自体が多肉植物研究者のエイドリアン・ハウォース卿(Sir Adrian Haworth)の名前から。
ので「ハオルチア」でなく、ハヲルチアとかハウォルチアとかハウォルシアとか表記するのが正しいのかも知れないが、最初のはなんだか旧仮名遣いっぽいし、後者2つの「ウォ」発音は普段日本語を喋っている上ではあまり使わない。何かびっくりした時に思わず発声するけど(笑)
ハオル「チ」アかハオル「シ」アかと言われればハオルシアの方が格好いいような気もするが、Haworthiaの「th」の発音は日本語にないので(未だに喋る時完璧には出せません、でも前後で通じるからいいんだもん)、「チ」か「シ」かと言われると「th」は発音時に舌が歯に当たるので、「チ」が近いかなぁ?「シ」は舌と歯は当たらないからな~と思って私自身は「ハオルチア」と表記している。
原種の名前を付けているのは発見・採集、研究・分類して学術誌に発表する人(学者さん)。 学術誌に記載されて初めて正式に命名となる。
交配種は作出者やそれを発表する業者さんその他。
固定した交配・作出種は正式には学術誌に発表しないと品種名として認められないことになっている。
それ以外に種苗法の品種登録もあるが同一の苗の大量の実生での繁殖や栄養繁殖が高速で出来る草花や野菜と違い、ハオルチアは品種登録などされないのが普通なので、作出・繁殖者や販売者が自身で命名した名前で流通している場合が多い。
って、薀蓄語り出したら長いしクドいので誰か止めてくださいよってば!<止めれないっちゅーの(笑)
小さな疑問・ご質問などありましたらブログのネタにさせて頂きますのでご遠慮なくどうぞ~(^^)ノ
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<ご連絡>
コメント及びメールへのお返事、順次しております。
ご返信が追い付いてませんのでちょっとお待ち下さい^^;
やっとこの週末に灯油買って来ようかというところ。エアコンはお肌が乾燥してピキピキ…いやもう若くないもんでねぇ…。
ハオルチアもこの冷え込みに「寒いっちゅーんじゃー!体液濃くせんと死んでまうわー!」(ガラ悪いなw)とアントシアニン生成しながら真っ赤になって頑張っている。
先日ご紹介したのとは別なレイトニー(H. cooperi v. leightonii)たち。
一年中野晒しなので葉先の枯れ込みはご容赦っすよ?

わらわら群生。

こちらはあんまり真っ赤にならない辛抱強い?方。

名前どおり赤くなって冬を乗り切る(夏に暑くても赤くなるが)
レッディ(H. cymbiformis v. reddi / H. reddii)

まだ苛め足りんな。

これももっと赤くなるはずなのだが、体力あるのか苛め足りないのか色付きが悪い
スプレンデンス交配「ピンクレディ」

小さい株の方が色付き易いように思う。

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ハオルチアの名前はどうやって決まるのか?ということでコメント欄で疑問を頂きましたのでマジレスしますw
原種についてはその種の形状、特徴などから基本的にはラテン語で名付けられる。
これはハオルチアに限らず動植物全般、学術上の分類全て。
植物と動物に同じような学名があったりするのはそのせい。
形状・特徴から名付けられた例:トルンカータ(H. truncata)=先が切り落としたようになっているという意味。
上に画像を上げたシンビフォルミス変種レッディも赤くなることからの命名。
ある産地に特有のものは産地名から付けられることも。
例:スプリングボクブラケンシス(H. springbokvlakensis) スプリングボクブラクト(Springbokvlakte)産なので。 なんとか「エンシス(ensis)」=「~産の」という意味。
発見者や採集に関わった人物の名前から付けられることも。
例:カミンギー(H. cummingii)=David Cumming氏にちなんで。
エメリアエやダヴィディ、エケベリアのラウイ等もこの系統の命名。
ちなみにハオルチア(Haworthia)という属名自体が多肉植物研究者のエイドリアン・ハウォース卿(Sir Adrian Haworth)の名前から。
ので「ハオルチア」でなく、ハヲルチアとかハウォルチアとかハウォルシアとか表記するのが正しいのかも知れないが、最初のはなんだか旧仮名遣いっぽいし、後者2つの「ウォ」発音は普段日本語を喋っている上ではあまり使わない。何かびっくりした時に思わず発声するけど(笑)
ハオル「チ」アかハオル「シ」アかと言われればハオルシアの方が格好いいような気もするが、Haworthiaの「th」の発音は日本語にないので(未だに喋る時完璧には出せません、でも前後で通じるからいいんだもん)、「チ」か「シ」かと言われると「th」は発音時に舌が歯に当たるので、「チ」が近いかなぁ?「シ」は舌と歯は当たらないからな~と思って私自身は「ハオルチア」と表記している。
原種の名前を付けているのは発見・採集、研究・分類して学術誌に発表する人(学者さん)。 学術誌に記載されて初めて正式に命名となる。
交配種は作出者やそれを発表する業者さんその他。
固定した交配・作出種は正式には学術誌に発表しないと品種名として認められないことになっている。
それ以外に種苗法の品種登録もあるが同一の苗の大量の実生での繁殖や栄養繁殖が高速で出来る草花や野菜と違い、ハオルチアは品種登録などされないのが普通なので、作出・繁殖者や販売者が自身で命名した名前で流通している場合が多い。
って、薀蓄語り出したら長いしクドいので誰か止めてくださいよってば!<止めれないっちゅーの(笑)
小さな疑問・ご質問などありましたらブログのネタにさせて頂きますのでご遠慮なくどうぞ~(^^)ノ
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