ファンデルワールス力 

今日のやもやも。

ヤモリが垂直な面に張り付く仕組みはファンデルワールス力(分子間力)によるものらしい。

トッケイヤモリ


私は完全文系人間なのでその辺何か遠ーーーーい昔に聞いたなぁ程度でちっとも良く分からんのだけれど、要するにヤモリの足の裏(指下板という)には細かい毛がびっしりと(1本の指に数十万本)生えていて、

(このヒダヒダ1枚ずつがそれぞれ手首から爪先に向かって並んだ毛の束の塊)
トッケイヤモリ

その毛はナノ単位の細かい毛で、更にそれぞれの毛が細かく電子顕微鏡レベルでケバケバになっていて、

トッケイヤモリ

その分子が引き合う力によって張り付いていられるという。

「へぇー」
トッケイヤモリ


やもやもの恥ずかしい写真。まだガリガリ。WC(野生個体を捕獲した物)だろうなぁ、だとすると更に馴れる確率が下がるぜイエー(笑)

トッケイヤモリ

さて、オスメスどっちだ?カベチョロ系は見慣れてないし、レオパほど特徴が分からない。前肛孔が結構くっきりしているような?画像ググって来ようっと。
この画像で性別分かる方ヘルププリーズ!

トッケイヤモリ


トッケイヤモリを飼う醍醐味。

◆派手派手カラー
◆大きさ
◆凶暴さ

これを楽しむヤモリである。

で、お約束としては

◆大口開けて「ゲコ!」と鳴きつつ威嚇される
◆噛まれる
◆脱走される

これがなくてはトッケイと言えない。

今日はケージ内を掃除しようとしたら開き戸を開けた途端、「グワっグワっ!」とあひるのように鳴いて抗議の威嚇。

次いで隙を突いて飛び出して脱走。予測していたので部屋のドアは閉めてある。壁を伝って脱兎の如く?カサカサ逃げるトッケイ。放置してケージを掃除してから捕獲にかかる。

脱走したハニーワーム成虫(蛾)を捕まえるための網が常備してある私の部屋。左手に網、右手に皮手袋を装着して網で捕獲⇒網の中で大口開けて威嚇するのを上からむんずと掴んで捕まえる。

「げぎょ~~~~~~」と情けない声を上げつつ終了。
それでもしつこく噛もうとして来る。超可愛い

さてそれからどうしても私を許せない気分になったらしく、ケージの傍に行くだけで大騒ぎしてゲコゲコ鳴きながら逃げ惑う始末。そうですか飼い主怖いですか。

しかしピンセットには威嚇しなくなってきた。今日はハニーワームを食べさせた。
知らん振りするのでちょっと切れ目を入れて汁を舐めさせてみたら「こんな美味いもんならさっさと寄越さんかい!」とひったくられた。

どんだけ飼い主を怖がったり威嚇してたりしても食べる分食べていればまぁいいか。爬虫類は拒食が一番厄介だから。とりあえず急いで太らせよう。

2009/05/27 Wed. 23:38 [edit]

Category: トッケイヤモリ

Thread:爬虫類  Janre:ペット

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