アルビノアフリカツメガエル 

アルビノアフリカツメガエル。3回続けて言うと早口言葉。

アルビノアフリカツメガエル

昨日のこと。朝仕事に行く前に見た時は何の異変もなかったカエル水槽。
帰宅して夜、さぁ餌やるか~と冷凍アカムシブロックをピンセットで挟み、カエル水槽でカエル釣り(みんな噛み付いてぶら下がって来るんだ~)を楽しんでいると、なんか変。

アフツメの片方がいつもより大きい、というか一回り膨らんでいる。胴体も腕も足もぱんぱん、あごの下までぱんぱんに腫れている。

ぎゃー!これはいわゆる「風船病」ってやつ

原因は色々だが要するに皮膚の下に水分が溜まって全身がぱっつんぱっつんになり、いずれそれが内臓を圧迫したりで死に至ると言う病気。

朝まで何ともなかったのが急に膨らんでいるということはまだ初期のはず。

とりあえず餌をやりつつ考える。食欲はある、あり過ぎる位。コラ他のやつの分まで取るなって位。

治療は注射器で水を抜くとか抗生剤を入れた水で薬浴とか抗生剤投与とからしいが、うちにはトカゲ流動食用の注射器のシリンジ部分は沢山あっても針は無いよ~てか普通売ってないでしょ。抗生剤もあるにはあるけど下手に使うとなぁ…。

トカゲを診て貰っている獣医の先生は両生類も診てくれるけど週末しか行けないし、でもそれまでに破裂したら嫌だし(しないって)…等と考えながら、半分諦め気味。
小動物は人間が見てあからさまに症状が現れた時はもうかなり悪くなっているものなので…。風船病も放っておいて勝手に治ることもあるが死亡する事が多いらしく。

しかしこの病気、再度目の前の箱で調べると個体そのものに固有の症状の場合が多く、伝染性はあまりないとか。水槽全体に致命傷ではないようだ。

水槽の前に座ってしばし考える。水棲動物の不調は水質悪化に由来することが多いよな、とりあえず水換えるか、と思い全リセット。フィルターも水槽も丸洗い&消毒。

そして私が考えたことは。

体表すぐ下に水分が滞留している=浸透圧のバランスが崩れている=あっそうだ、ピコーン


水に塩入れました


熱帯魚の塩浴程度の濃度で(カエルは鱗がなくて粘膜直撃なのでキツイかと思ったけど敢えて)、消毒にもなるし他の個体もついでに、と風船ガエルは隔離せず元の水槽に塩水張って全員戻した。



はてさて本日。

これが昨日ぱんぱんに膨らんでいた個体。(膨らんでいる姿が怖くて画像撮れなかった、今思えば撮っておけばよかった…。)
アルビノアフリカツメガエル

昨日の風船スタイルはどこへやら、むしろシワが(苦笑)


こっちは普通の個体。こっちもなんかシワが(汗)
アルビノアフリカツメガエル

塩水に漬ければ体内の水分が体表の粘膜を通して出て行くかと単純に思ったのだが…本当にそれが効いたのかどうか分からないが見た感じ綺麗に治ってしまった、あらビックリ。
上の写真の通り、2匹の見分けが付かないすっかり普段の状態に。


今日は水槽の半分の量を換水、塩は入れず。何日か同様に続けて徐々に塩分を減らす。

これで再発しないといいのだけれど。


風船ガエルをやっつけた!エレミヤは経験値を獲得、飼い主レベル2に上がった!回復魔力が上がった!(笑)

相変わらず訳の分からない事が起きる動物園でした。


2009/09/10 Thu. 23:59 [edit]

Category: カエル

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レオパーズ近況 

アネモネさん(スノー♀・2歳1ヶ月)。

アネモネ

1週間ほど前に産卵。しかし1つだけ、そして見るからにダメな卵。
仕事から帰宅した飼い主がケージを覗くと水入れの皿の中にぺたんこになった卵が1つ。
*レオパは通常卵は2つずつ産む。

アネモネ

産卵床を入れていたのに何故水入れで産む?ってまぁダメな卵だったので本人も埋める手間めんどくさかったとかあるのかも?(ねぇよ)
大きさは普通、ぺたんこで触ると中身がスポンジのようなぶよぶよした感触。

多分これ以上の産卵はないと思われ。やっぱり計画的に繁殖したのと違うので仕方なし。
産んだ後は食欲増進するのだが食べないのでコオロギ購入。


うちのレオパの女の子達の拒食は餌に飽きた場合が多いのに気が付いたのが数ヶ月前。
卵を産んで消耗しているはずなのにハニーワームもデュビアも食べないアネモネに、コオロギを見せたら飛び付いて捕食、連続10匹以上。

ここの所の涼しさで食が落ちていた他の♀個体にもコオロギを。リコリス以外は楽しそうに追い掛け回して捕食している所を見ると、やっぱり餌に飽きてたんだなぁと。

リコリスがここ2週間ほど食べていないので、あと数日様子を見てやっぱり食べないなら流動食給餌開始予定。

「喰わぬなら喰うまで待とう」は爬虫類飼育には大体において有りだが、これから寒くなる時期の拒食はしぶとくなる傾向があるので「喰わぬなら喰わせてみせよう」な今年は経験値を積んだ飼い主。
半年以上振りにムシを擂り潰すべく、新品の乳鉢もスタンバイしているのである。<使い込んだら擂る部分のザラ肌が擦り切れてつるつるになってしまったのね。


パパになり損ねたテア。脱皮直後。なんだか色が白っぽくなっているような?

テア

ルーのムラ食いがまた始まった以外は、♂個体はみんな食欲旺盛。
ルーも2週間以上食べない期間があったらもちろん流動食攻め。「拒食」という選択肢はうちには無いのだ。痩せて体力落ちるとか病気の素だから絶対許さん


2009/09/10 Thu. 22:56 [edit]

Category: ヒョウモントカゲモドキ

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