やもやも 

日曜日は近郊(と言っても同県内というだけで車で1時間以上掛かるが)で爬虫類イベント。春にある大規模なものの縮小版、出展店舗数が少ない。
しかし生の爬虫類・両生類を大量に手に取って見られる機会もそうそうないので出掛けて来た。

そしてもちろん今日のエントリーのタイトルでもお分かりのように、賢明な読者の方は先日私がイベント楽しみ~と独り言をモゴモゴ書いた時点で何やら連れ帰るに違いないと予想されていたと思うが…

ここ半年、ハニーワームのストック保管庫の役割に甘んじていたグラステラリウム。現役復帰。トッケイの時に入れていた植物は飼い主の茶色の手により瀕死なので新しく追加。

エキゾテラ グラステラリウム

さて何でしょう?
木の葉隠れの術



これでした。

ガーゴイルゲッコー(ツノミカドヤモリ/ホソユビミカドヤモリ)
ラコダクティルス・アウリキュラータス(Rachodactylus auriculatus)


カラーはストライプ。しましま。
原種というか基本のタイプはグレーにもさもさした斑点っぽい模様が入る。ニホンヤモリの白っぽいのを思い浮かべてもらえれば。

やもやもやも


ニューカレドニアに分布するラコダクティルスの中で最小種(と言っても全長20cm位にはなる)のカベチョロ。小型のラコダクではクレステッドゲッコー(オウカンミカドヤモリ)の方が人気があるが私の好みはこっちで(笑)
クレスの方が若干顔が丸く、まつげのような突起が目の上~頭の上に並んで王冠のようで愛嬌があり、色も赤系~黄色系が多く可愛らしい。

ガーゴイルゲッコーはその名前の通り悪魔的な顔つき、ツノミカドヤモリの和名が示すように成長すると頭部にツノのような突起が出るのが特徴で可愛げは今ひとつ。
しかし何でも白っぽいのが好きで選んでしまう私(例:ユーリ、サイファ)はガーゴの白ストライプがツボ。

ラコダクは雑食だがクレスは草食傾向が強く、ガーゴは肉食寄り。そして別名「テールイーター(他の個体のしっぽを食べてしまう)」があるように結構アグレッシブ。クレスより凶暴。その辺も好みだったり。

ピンボケだ。まぶたがないのが新鮮<レオパ見すぎ?
やもやも

トッケイが居たらリベンジと思ったのだが、複数ブースに居た。前回連れ帰って落としてしまったのはワイルドのヤング個体のようだったのだが、今回居たのはCBベビー。頭でっかちで全長7~8cmの可愛いサイズ。状態も良いのが多い。このサイズからなら馴らせばそれなりに触れるようになるかも?大分悩んでいたがふと周りを見ると傍に居たこっちに目が釘付け。会場が明るい+ケースに白い床材を入れてあったのでそりゃもう真っ白になっていて。

画像で白ストライプのガーゴを見て綺麗だなーと思っていたが現物は堪らん可愛かった。別なブースでもガーゴが居て、かなり行ったり来たりしてトッケイとガーゴ&どの個体にするかで悩んだが結局この個体をセレクト。

やも

むっちりぷりぷりで状態良し、体重測定8.7g。体長はしっかり測っていないが目測で10cmはなさそう。画像ではくっきり白黒ストライプになっているがガーゴはこの手のヤモリの中でも特に環境による体色変化が激しいので、殆ど真っ白に見えるグレーと白のストライプになったり、全身黒っぽくなったりする。

遠距離運ばれて来て小さなケースに入れられて並べられて弄繰り回された挙句、更に車に揺られて知らない所に連れて来られた彼(彼女?)。初日はぐったりしているかと思ったら。

何か食べるかな?とりあえず栄養のあるハニーワームはどうかしら?ピンセットでつまんで見せたら興味を示すが流石に噛み付きはしない。
いきなりは無理だよなーとちょっと切れ目を入れて舐めさせたらぱくっと食べた。食べれば安心。


さて名前を考えないと。ラコダクはメスが殆ど出回らないので多分オスだろうが。
とか書いててホントにそうか?と思ってぐぐったら、ガーゴに関してはオスの方が貴重とか言う話も。どっちなんだ???

体付き丸くて可愛いのでメスかも?まぁどっちでもいいや。はっきりしたら相方を探すかな~ってその前にまずこの子をしっかり育てないと。

2009/11/30 Mon. 23:03 [edit]

Category: ガーゴイルゲッコー

Thread:爬虫類  Janre:ペット

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