セダム・アングリカム(姫星美人)で入手の何か
所謂「姫星美人」という和名が付けられて出回っている小型粒粒セダムの一種。
セダム・アングリカム(Sedum anglicum)
としておりましたが、その後調べ物をしている時にふと、どうも違うようなのに気が付いた。訂正せねばとずっと思っていたのだけれどなかなか古い記事に手を入れる暇がなく、某ブログからこの記事に直リン頂いたので慌てて訂正しております(笑)
以下青字部分は2011年6月編集。
入手時名称はアングリカム。しかし調べると原記載のアングリカムはもっと粒が小さく、どちらかと言うと草姿的にはダシフィルムから毛を減らしたような感じの葉の物らしい。
するとコレは何か?と言う話になるが。

葉に毛がなく、横から見ると葉は茎を螺旋状に取り巻くような付き方をする。

なかなか咲かないので痺れを切らして蕾撮影。
2011年6月中旬現在も開花しているが端正な5弁の白花。

アップで見ると葉の表面はニキビ跡の集合体のようなざらざらぶつぶつ。

調べた結果、Sedum dasyphyllum burnatiiという品種のよう。
この品種はヨーロッパ原産のダシフィルムの一種で比較的大粒、葉は螺旋状に付き日当り良く育てると紫に染まる。花は白花。特徴ぴったり。
アングリカム名のまま大分ばら撒いてしまったので、お持ちの方は札をご訂正下さい。大変失礼致しました。
学名オタクじゃないけれど、間違ったまま放置するのも問題なので、お詫びして訂正致します。
ハオルチア以外については学名に深い興味がなく、そのため調べが甘くなっているので間違いが時々あります。
それ間違いor変じゃない?等気が付かれた方はどうぞ生暖かい突っ込みをお願いします。
他にはダシフィルムやブレビフォリウムが「姫星美人」とされて流通しているが、日本国内で主に出回っている物に限ってだが違いはというと、
【ダシフィルム(Sedum dasyphyllum)】
(1)一番良く見る「姫星美人」青緑の小型(葉幅1-1.2mm前後、葉長2mm前後)の微毛が生えた葉で葉は大体4列が茎を中心に同じ場所に付いて積み重なる。
(2)同じく青緑でもっと大粒(葉幅2mm前後、葉長3-4mm前後)の無毛の葉で「大型姫星美人」とされていることもあるもの。葉の付き方はきっちり列にならないことが多い。
変種グランデュリフェラム(Sedum dasyphyllum v. granduliferum)が大型姫星美人と札が付いている場合が多いように思う。
(3)(1)の小型微毛ダシフィルムとほぼ同じ形だが、毛が長いタイプ=玉蛋白
【ブレビフォリウム(sedum brevifolium)】
茎立ちし、ダシフィルムより葉が硬くコロコロしている。白粉を吹くものが主に出回っている。ダシフィルムとの決定的な違いは茎の硬さ。ポキンと折れて水分が少ない感じ。


粒は大きい物から小さいものまであり(上の画像の物は葉幅1.5mm-2mm前後)、白粉のないつるんとした肌の物もあるようだが国内での流通はほぼ無い。
園芸店やホームセンターなどで「ブレビフォリウム」として販売されている物は、殆どが一番ありふれたタイプの青緑小型毛ありのダシフィルムの場合が多い。
手許で育ててみての私見なので、間違いや思い込みがある可能性もあるのでこだわる方はご自分で書籍・海外の信頼出来るサイトなどをお調べ下さい。
どれが一番栽培が難しいか、というかどれも全然難しくは無いのだが殖えないのは最初の画像の物。暑さ寒さで下葉が枯れてちっとも殖えないし、葉挿しや挿し木での成長スピードも遅い。
ダシフィルム(毛あり小型タイプ)が繁殖スピード10とすると1程度。
手を掛ければもっと殖えるんだろうが基本放置なのでうちではこんなもの。
* * * * * * * * * *
もう梅雨入りしたかと思うほど連日雨。肌寒かったり蒸し暑かったり。
雨晒しの植物達は幸せそう、動物達はどうもしゃっきりしないねーって顔のヤツと、全然お構いなしに爆食中のヤツと。
アリアは大人しく毎日薬を飲んでいる。強制投薬も段々抵抗が少なくなった。飼い主もアリアも慣れたせいかな。
2~3日前、アリアをタオルにくるんでさてデュラップを引っ張るかという時、ユーリがテーブルの上に上がって来た。テーブルに乗ってはいけないと教えてあるので普段は滅多に乗らない。飼い主がキャットニップを準備している時に待ち切れずに飛び上がってきて速攻怒られて退散するくらい(キャットニップの前には理性が飛ぶユーリ)。
それが上がって来たので「コラ!」と叱ったらいきなりアリアの傍に箱を組んで猫座り。そしておもむろに片手でアリアの背中を押さえている。
て、手伝ってくれてる…訳は無いか、単なる焼きもちだな。人間が新聞や本を読むとデフォルトでど真ん中に乗る飼い猫の習性。
まぁ丁度いいのでそのまま投薬しましたが。毎日だったら手伝ってくれると理解できるのだがそうでもなく。今朝は横の自分の席(うちのダイニングテーブルには猫用の椅子がある)からじっと見ていた。気になるらしい。
サイファの存在や居なくなったのは理解していたが、これまでアリアとは没交渉だったので物珍しいのかも?
としておりましたが、その後調べ物をしている時にふと、どうも違うようなのに気が付いた。訂正せねばとずっと思っていたのだけれどなかなか古い記事に手を入れる暇がなく、某ブログからこの記事に直リン頂いたので慌てて訂正しております(笑)
以下青字部分は2011年6月編集。
入手時名称はアングリカム。しかし調べると原記載のアングリカムはもっと粒が小さく、どちらかと言うと草姿的にはダシフィルムから毛を減らしたような感じの葉の物らしい。
するとコレは何か?と言う話になるが。

葉に毛がなく、横から見ると葉は茎を螺旋状に取り巻くような付き方をする。

なかなか咲かないので痺れを切らして蕾撮影。
2011年6月中旬現在も開花しているが端正な5弁の白花。

アップで見ると葉の表面はニキビ跡の集合体のようなざらざらぶつぶつ。

調べた結果、Sedum dasyphyllum burnatiiという品種のよう。
この品種はヨーロッパ原産のダシフィルムの一種で比較的大粒、葉は螺旋状に付き日当り良く育てると紫に染まる。花は白花。特徴ぴったり。
アングリカム名のまま大分ばら撒いてしまったので、お持ちの方は札をご訂正下さい。大変失礼致しました。
学名オタクじゃないけれど、間違ったまま放置するのも問題なので、お詫びして訂正致します。
ハオルチア以外については学名に深い興味がなく、そのため調べが甘くなっているので間違いが時々あります。
それ間違いor変じゃない?等気が付かれた方はどうぞ生暖かい突っ込みをお願いします。
他にはダシフィルムやブレビフォリウムが「姫星美人」とされて流通しているが、日本国内で主に出回っている物に限ってだが違いはというと、
【ダシフィルム(Sedum dasyphyllum)】
(1)一番良く見る「姫星美人」青緑の小型(葉幅1-1.2mm前後、葉長2mm前後)の微毛が生えた葉で葉は大体4列が茎を中心に同じ場所に付いて積み重なる。
(2)同じく青緑でもっと大粒(葉幅2mm前後、葉長3-4mm前後)の無毛の葉で「大型姫星美人」とされていることもあるもの。葉の付き方はきっちり列にならないことが多い。
変種グランデュリフェラム(Sedum dasyphyllum v. granduliferum)が大型姫星美人と札が付いている場合が多いように思う。
(3)(1)の小型微毛ダシフィルムとほぼ同じ形だが、毛が長いタイプ=玉蛋白
【ブレビフォリウム(sedum brevifolium)】
茎立ちし、ダシフィルムより葉が硬くコロコロしている。白粉を吹くものが主に出回っている。ダシフィルムとの決定的な違いは茎の硬さ。ポキンと折れて水分が少ない感じ。


粒は大きい物から小さいものまであり(上の画像の物は葉幅1.5mm-2mm前後)、白粉のないつるんとした肌の物もあるようだが国内での流通はほぼ無い。
園芸店やホームセンターなどで「ブレビフォリウム」として販売されている物は、殆どが一番ありふれたタイプの青緑小型毛ありのダシフィルムの場合が多い。
手許で育ててみての私見なので、間違いや思い込みがある可能性もあるのでこだわる方はご自分で書籍・海外の信頼出来るサイトなどをお調べ下さい。
どれが一番栽培が難しいか、というかどれも全然難しくは無いのだが殖えないのは最初の画像の物。暑さ寒さで下葉が枯れてちっとも殖えないし、葉挿しや挿し木での成長スピードも遅い。
ダシフィルム(毛あり小型タイプ)が繁殖スピード10とすると1程度。
手を掛ければもっと殖えるんだろうが基本放置なのでうちではこんなもの。
* * * * * * * * * *
もう梅雨入りしたかと思うほど連日雨。肌寒かったり蒸し暑かったり。
雨晒しの植物達は幸せそう、動物達はどうもしゃっきりしないねーって顔のヤツと、全然お構いなしに爆食中のヤツと。
アリアは大人しく毎日薬を飲んでいる。強制投薬も段々抵抗が少なくなった。飼い主もアリアも慣れたせいかな。
2~3日前、アリアをタオルにくるんでさてデュラップを引っ張るかという時、ユーリがテーブルの上に上がって来た。テーブルに乗ってはいけないと教えてあるので普段は滅多に乗らない。飼い主がキャットニップを準備している時に待ち切れずに飛び上がってきて速攻怒られて退散するくらい(キャットニップの前には理性が飛ぶユーリ)。
それが上がって来たので「コラ!」と叱ったらいきなりアリアの傍に箱を組んで猫座り。そしておもむろに片手でアリアの背中を押さえている。
て、手伝ってくれてる…訳は無いか、単なる焼きもちだな。人間が新聞や本を読むとデフォルトでど真ん中に乗る飼い猫の習性。
まぁ丁度いいのでそのまま投薬しましたが。毎日だったら手伝ってくれると理解できるのだがそうでもなく。今朝は横の自分の席(うちのダイニングテーブルには猫用の椅子がある)からじっと見ていた。気になるらしい。
サイファの存在や居なくなったのは理解していたが、これまでアリアとは没交渉だったので物珍しいのかも?
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