飼育日記
毎日蒸し蒸し、雨どばどばの梅雨真っ最中の当地。晴れ間は更に最悪。いっそ降ってくれた方がマシな蒸すばっかり。
気が付くと7月、今年も半分終わりました、早い。
仕事から帰宅したらまず最初に(1)アリアとサンエステバンのケージ(ドアを開けるとすぐ見える)⇒(2)レオパ温室⇒(3)ヴィヴィアンのケージ⇒(4)水槽と目をやってざっと異状がないか確認するのだが、昨日は(1)の時点で「ありゃ」。
アリアが居ない。また勝手にケージの戸を開けて散歩に行っている。ちょっと探すとレオパ温室の下から出て来た。この時点で既に目付きがヤバイ(笑)
脱走して自由を謳歌したせいか興奮しているらしく野生化している。
捕まえようとしたらだばだばと走って逃げ、掴もうとすると振り返って威嚇してまた走り、やっと掴んだら飼い主の手を尻尾ではたいて振り切って反転したかと思うとガブっと噛まれた。
全身真っ赤(いい色に発色してるなぁ)でアゴ真っ黒、尻尾は弓なりに見事な弧を描き、三角にアゴを膨らませ大きく口を開け、目も三角。何に怒っているか知らないが目が爛爛と怒りに燃えている。だからって噛むな。
(まぁ実際の所、普段と違う場所に居たら飼い主来襲で訳分からずパニックってところか。)
ここの所やたらアクティブ。やっぱりずっとお腹の調子が悪かったのがしっかり治療して(まだ完了じゃないけど)フルパワーになって来たんだろうか。
そんなアリアさん、今日は帰るとケージ中ウ○○なすりつけてぐっちゃぐちゃ。1週間分を一度に出して特大のを踏ん付けた挙句水入れで行水して更に走り回ったらしい。その上脱皮の皮がめくれ上がってるわ一部はがれた破片が散らばってるわでとんでもない惨状。帰宅後飼い主が最初にした仕事はケージの掃除とアリアのお風呂でした。
散歩に出た部屋の中でこれをやられたら洒落にならんので、戸はアリアが開けられないようにしました(笑)
野生化継続中で機嫌が悪いのでカメラを向けると走って逃げるため画像無し。
* * * * * * * * * *
レオパーズからルー(スーパーハイポタンジェリンキャロットテール・♂)。

ムラ喰いの激しいルーは食べない時は2週間ほど一切餌に興味を示さず、その後ある日突然爆食モードに入る。その間は飼い主がちらっとでも見えたらケージの戸の所まで来て、前足で戸を開けようと奮闘、しかしルーは戸を開ける技術は未修得なので開けられず、飼い主が開けるとすぐこんな風に身を乗り出して餌要求。
絶食期も愛想だけはいい、手を出すと乗って来る。
突然絶食するのは何か問題があるのかと悩んで、餌を変えたり工夫したり色々やってみたが3年変わらないのでこういう奴だと思って付き合っている。折れ線グラフを描いていた体重も右肩上がりでそろそろ100g突破しそうだし元気なので良しとするか。同じ環境で飼っていても個体差色々。
フェンネル(マックスノーアルビノ・♂)。

こちらも飼い主に敏感。しかしかなり色白のアルビノでご覧の通りの色素の薄い目なのでかなり視力が悪い。
ケージの戸を開けると走って寄って来て、まだこちらが餌をスタンバイしていなくても全身で飛び掛って来る。飼い主の指に誤爆して噛み付いてぶら下がる。餌も目測を誤ってやはり飼い主の指に噛み付いて(略
アホな子ほど可愛い…よね?
ちなみに給餌時はフェンネルの時だけ部屋を暗くすると誤爆率が下がります。ほんと目が弱い。
今年も繁殖不発でした。来年は頑張ってね。
* * * * * * * * * *
「ボクの胸に飛び込んでおいで!」なアルビノアフリカツメガエル。

手のひらが黒くなるのがオスの特徴。現在体長(頭からお尻まで)6cm程度、成体までまだまだ遠い。
* * * * * * * * * *
サンエステバントゲオイグアナ。こちらも元気。名前?まだ決まりません。

飼い主がちょっと撫でたくらいでは逃げなくなった。でもハンドリングはまだ嫌い。たまに手の上でじっとしていてくれるが基本飼い主は「餌を運んで来る登り木」。
登り木に顔が付いていることは認識しているらしく、餌を持って行くとこっちの顔を見る。こちらも意識的に目を合わせて「お前に美味しい物を運んでくるのは私なんだぜ」とアピール中。
無理矢理触るのもストレスになって良くないが、触らないと馴れないのも真実。
おやつは手から食べるし、手の上でも餌を取る。指を顔の前に持って行くと「ぺろっ」と舐めて確認するので飼い主が怖いというのはない。ハンドリングでバタ付くのは信頼関係が強固に築けていないだけで、まだ微妙に「安心できないこいつ」と思われているに違いない。
ショップでのストック期間が長かったのも馴れるまで時間が掛かる要因かも知れないとか思っているがどうだろう?
個体差もあるだろうし、ペット動物全般、警戒心が強いのは頭がいい証拠で馴れると本当にべったりになる傾向があるように思う。
いずれにしろうちに来て1ヶ月半足らず、まだまだ。10年以上付き合うことになるのでのんびりでOK。
しかし餌。どれだけ食べるのが正解か未だにちっとも分からない。草食で野菜なんか全然カロリーないのに本当にそれっぽっちで足りてるのか?と思う。
現在体重129g。毎朝餌の重量を量り、帰宅後残りを量って食べた差分を計測する。水分蒸発分も加味して、おやつも入れて毎日大体25~30g程度の食餌を摂っている。
うちに来て40日で体重18g増。こんなんでいいのか???
* * * * * * * * * *
と、毎日飼育係に徹しております。
今週はヤボ用が多い上に色々トサカに来たり逆にどんよりとする嫌な事も立て続けで、動物の世話が何よりのヒーリング。レオパに風邪引いたっぽい個体が居て心配だったのもあって植物の世話はおざなりでネタがありません。
風邪レオパは抗生剤と抗生剤による腸内細菌バランス崩れ予防の乳酸菌関係も投与し、飼育温度+2度上昇、湿度も上げる。
食欲はあるけど若干食いが落ちているので流動食給餌。餌虫の外側(皮とか外殻とか)は消化に悪い上栄養価も殆どないので(むしろ消化するエネルギーを考えると収支マイナスになるそうだ)、中身…いやこれ以上は書くまい(笑)
投薬&処置5日目で風邪症状は殆どなくなった。同じ環境で飼っていて他は絶好調なのに1匹だけってのはなんだろう。それでも何か環境が悪いんだろうなぁ。
爬虫類の病気は先天的・(ブリードによる弊害含む)遺伝的なもの以外はほぼ100%が環境由来。何かある度に反省と見直しの日々です。
あーにょろにょろ可愛えぇ。
気が付くと7月、今年も半分終わりました、早い。
仕事から帰宅したらまず最初に(1)アリアとサンエステバンのケージ(ドアを開けるとすぐ見える)⇒(2)レオパ温室⇒(3)ヴィヴィアンのケージ⇒(4)水槽と目をやってざっと異状がないか確認するのだが、昨日は(1)の時点で「ありゃ」。
アリアが居ない。また勝手にケージの戸を開けて散歩に行っている。ちょっと探すとレオパ温室の下から出て来た。この時点で既に目付きがヤバイ(笑)
脱走して自由を謳歌したせいか興奮しているらしく野生化している。
捕まえようとしたらだばだばと走って逃げ、掴もうとすると振り返って威嚇してまた走り、やっと掴んだら飼い主の手を尻尾ではたいて振り切って反転したかと思うとガブっと噛まれた。
全身真っ赤(いい色に発色してるなぁ)でアゴ真っ黒、尻尾は弓なりに見事な弧を描き、三角にアゴを膨らませ大きく口を開け、目も三角。何に怒っているか知らないが目が爛爛と怒りに燃えている。だからって噛むな。
(まぁ実際の所、普段と違う場所に居たら飼い主来襲で訳分からずパニックってところか。)
ここの所やたらアクティブ。やっぱりずっとお腹の調子が悪かったのがしっかり治療して(まだ完了じゃないけど)フルパワーになって来たんだろうか。
そんなアリアさん、今日は帰るとケージ中ウ○○なすりつけてぐっちゃぐちゃ。1週間分を一度に出して特大のを踏ん付けた挙句水入れで行水して更に走り回ったらしい。その上脱皮の皮がめくれ上がってるわ一部はがれた破片が散らばってるわでとんでもない惨状。帰宅後飼い主が最初にした仕事はケージの掃除とアリアのお風呂でした。
散歩に出た部屋の中でこれをやられたら洒落にならんので、戸はアリアが開けられないようにしました(笑)
野生化継続中で機嫌が悪いのでカメラを向けると走って逃げるため画像無し。
* * * * * * * * * *
レオパーズからルー(スーパーハイポタンジェリンキャロットテール・♂)。

ムラ喰いの激しいルーは食べない時は2週間ほど一切餌に興味を示さず、その後ある日突然爆食モードに入る。その間は飼い主がちらっとでも見えたらケージの戸の所まで来て、前足で戸を開けようと奮闘、しかしルーは戸を開ける技術は未修得なので開けられず、飼い主が開けるとすぐこんな風に身を乗り出して餌要求。
絶食期も愛想だけはいい、手を出すと乗って来る。
突然絶食するのは何か問題があるのかと悩んで、餌を変えたり工夫したり色々やってみたが3年変わらないのでこういう奴だと思って付き合っている。折れ線グラフを描いていた体重も右肩上がりでそろそろ100g突破しそうだし元気なので良しとするか。同じ環境で飼っていても個体差色々。
フェンネル(マックスノーアルビノ・♂)。

こちらも飼い主に敏感。しかしかなり色白のアルビノでご覧の通りの色素の薄い目なのでかなり視力が悪い。
ケージの戸を開けると走って寄って来て、まだこちらが餌をスタンバイしていなくても全身で飛び掛って来る。飼い主の指に誤爆して噛み付いてぶら下がる。餌も目測を誤ってやはり飼い主の指に噛み付いて(略
アホな子ほど可愛い…よね?
ちなみに給餌時はフェンネルの時だけ部屋を暗くすると誤爆率が下がります。ほんと目が弱い。
今年も繁殖不発でした。来年は頑張ってね。
* * * * * * * * * *
「ボクの胸に飛び込んでおいで!」なアルビノアフリカツメガエル。

手のひらが黒くなるのがオスの特徴。現在体長(頭からお尻まで)6cm程度、成体までまだまだ遠い。
* * * * * * * * * *
サンエステバントゲオイグアナ。こちらも元気。名前?まだ決まりません。

飼い主がちょっと撫でたくらいでは逃げなくなった。でもハンドリングはまだ嫌い。たまに手の上でじっとしていてくれるが基本飼い主は「餌を運んで来る登り木」。
登り木に顔が付いていることは認識しているらしく、餌を持って行くとこっちの顔を見る。こちらも意識的に目を合わせて「お前に美味しい物を運んでくるのは私なんだぜ」とアピール中。
無理矢理触るのもストレスになって良くないが、触らないと馴れないのも真実。
おやつは手から食べるし、手の上でも餌を取る。指を顔の前に持って行くと「ぺろっ」と舐めて確認するので飼い主が怖いというのはない。ハンドリングでバタ付くのは信頼関係が強固に築けていないだけで、まだ微妙に「安心できないこいつ」と思われているに違いない。
ショップでのストック期間が長かったのも馴れるまで時間が掛かる要因かも知れないとか思っているがどうだろう?
個体差もあるだろうし、ペット動物全般、警戒心が強いのは頭がいい証拠で馴れると本当にべったりになる傾向があるように思う。
いずれにしろうちに来て1ヶ月半足らず、まだまだ。10年以上付き合うことになるのでのんびりでOK。
しかし餌。どれだけ食べるのが正解か未だにちっとも分からない。草食で野菜なんか全然カロリーないのに本当にそれっぽっちで足りてるのか?と思う。
現在体重129g。毎朝餌の重量を量り、帰宅後残りを量って食べた差分を計測する。水分蒸発分も加味して、おやつも入れて毎日大体25~30g程度の食餌を摂っている。
うちに来て40日で体重18g増。こんなんでいいのか???
* * * * * * * * * *
と、毎日飼育係に徹しております。
今週はヤボ用が多い上に色々トサカに来たり逆にどんよりとする嫌な事も立て続けで、動物の世話が何よりのヒーリング。レオパに風邪引いたっぽい個体が居て心配だったのもあって植物の世話はおざなりでネタがありません。
風邪レオパは抗生剤と抗生剤による腸内細菌バランス崩れ予防の乳酸菌関係も投与し、飼育温度+2度上昇、湿度も上げる。
食欲はあるけど若干食いが落ちているので流動食給餌。餌虫の外側(皮とか外殻とか)は消化に悪い上栄養価も殆どないので(むしろ消化するエネルギーを考えると収支マイナスになるそうだ)、中身…いやこれ以上は書くまい(笑)
投薬&処置5日目で風邪症状は殆どなくなった。同じ環境で飼っていて他は絶好調なのに1匹だけってのはなんだろう。それでも何か環境が悪いんだろうなぁ。
爬虫類の病気は先天的・(ブリードによる弊害含む)遺伝的なもの以外はほぼ100%が環境由来。何かある度に反省と見直しの日々です。
あーにょろにょろ可愛えぇ。
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