ドドソンシンビと秋の空 

普段滅多に昼間写真を撮らない。物理的に無理だから。
なのでほぼ黒背景の植物マクロ撮影の写真ばかりでサイトもブログも出来上がる。

なんだか最近自分で撮った写真が気に食わない、私って写真ヘタクソ、てかカメラのせいじゃね?(責任転嫁)とか思ったり、好きな感じの写真を載せているブログ主の使用機材を見て、一眼をもっと高グレードの物に買い換えるかと検討してみたりしたのだが、やっぱり腕と撮影方法に問題があるんだと再認識。

マクロレンズでF19~とかで撮ってたらピント合い過ぎで味もへったくれもないよねそりゃ(今更だが)。

サイトの写真は図鑑感覚でもあるので隅から隅までくっきり見える写真が多い方がいいんだろうけど、一眼ならではのボケの綺麗な被写界深度の浅い写真も雰囲気出そうと思えばありかと。
現物以上に綺麗に見えたりもするし(笑)

そんな話とは多分ちっとも関係なく、先日の休みに珍しく外で適当~に撮った写真。
ドドソンシンビフォルミス(C-11)。
ドドソンシンビフォルミス C-11
夏の間は葉がべっこり凹んでいたのが1週間ほどでふっくらと。

ヴェヌスタ。こちらも膨らんで来た。
ヴェヌスタ

超透明肌シンビフォルミス(H. cymbiformis Baaken's Valley) 初代の末裔。
超透明肌シンビフォルミス
夏場は葉がぺたんこで窓も傷だらけのスリガラスのようだった。大分復活、これから11月頃に一番透明度が上がり、その後は今度はピンクになってしまう。

ヴィローサの毛。
ヴィローサ
どうも外葉のビローンが治らないので次の休みに胴切りして仕立て直す。

* * * * * * * * * *

にゃんこも元気です。

にゃんことトカゲ

相変わらず傍若無人な振る舞いをする爬虫類に翻弄…されず全然気にしてないですね(笑)

2010/09/30 Thu. 14:30 [edit]

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レティキュラータv.ヘイリンギー(2) 

こんがりヘイリンギー3点。

Haworthia reticulata v. hurlingii Olifantskrantz
採集番号なしで6~7年前に輸入した個体の生き残り。サイト未UPだった。何だか年々減って行く。
レティキュラータ変種ヘイリンギー

Haworthia reticulata v. hurlingii RIB0462 Olifantskrantz, near Goudmyn
レティキュラータ変種ヘイリンギー

Haworthia reticulata v. hurlingii SS1190 Olifantskranz 8km SW of Ashton
これもサイト未UPだった。2008年に全部上げたつもりだったのにおかしいな。
レティキュラータ変種ヘイリンギー

全て同じ産地なので大体似たような感じだが、顔が少しずつ違うのは採集された大元の個体の差かコロニーの差か?斑点窓の具合と葉縁の鋸歯が良く見ると結構違う。
いずれも根が傷んでいる訳ではないがこんがりいい色に。

ここ2年程はレティキュラータを追加した記憶はないのだが、前回UPで結構漏れがあったみたい。
時間と気分に余裕が出来たらサイトUPします。

爬虫類が1匹リハビリ中で手と時間を取っていて、休日は植え替え作業に追われ中。今年は夏が長かったので秋が短そう=植え替え適期が短い予感。ブログも飛び石なのにサイトUPまでする時間がない^^;

オークションで北海道~沖縄までの方に植物を発送しているけれど、不思議なこと?にこの九州の地からはるばる北海道へお送りさせて頂くことが結構多い。春~秋までは毎回どなたかいらっしゃる感じ。先日北海道の方からもう寒くなって来ましたと言われ、そろそろそんな時期かなと。
北海道の方からのご入札がなくなると、ああ冬が来たんだなぁと思ったりするのでした。勝手に風物詩にしてスミマセン(笑)

2010/09/28 Tue. 17:06 [edit]

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レティキュラータv.ヘイリンギー(1) 

先週末にレティキュラータを全て植え替え、ついでにサイトUP用に写真撮影。
札が落ちていてもサイトに画像を上げていれば同定が可能。しかしハオルチアは季節や生育のステージによって全然顔が違ったりするので、色んな状態の写真を撮っておきたい。
サイト管理者としてはしっかりその種の特徴が出ていることは勿論、一番綺麗な写真だけを上げておきたい気持ち。しかし自分用メモ的な意味もあるのでシワシワカサカサやら輸入直後であれれな画像も残してあるのはそういう訳です(笑)

* * * * * * * * * *

レティキュラータ基本種は顔がまちまちでこれ同種?というのがかなりあり、最近は分離独立種扱いとされることになりそうなものが増えて来たが、ヘイリンギーは元々一変種とされているのもあり大体似たような感じ。
手許にある分は大きく分けて2タイプ、肌が艶々したものと若干艶消しになったもの。前者の方が多い。

艶消しタイプのヘイリンギー。
Haworthia reticulata v. hurlingii RIB0461 Bonnievale
レティキュラータv.ヘイリンギー

レティキュラータv.ヘイリンギー

しかしこれももうちょっと艶っとなる場合もある。↓2008年8月の画像。
レティキュラータ v. ヘイリンギー


艶々明るい緑のヘイリンギー。
Haworthia reticulata v. hurlingii RIB N of Robertson, near Rooiberg Winery
7月初旬撮影。
レティキュラータv.ヘイリンギー

9月後半撮影。
レティキュラータv.ヘイリンギー

こんがり2008年8月撮影。
レティキュラータ v. ヘイリンギー

データなし、レティキュラータで輸入したがヘイリンギーなやつ。
Haworthia reticulata v. hurlingii
レティキュラータv.ヘイリンギー


今年の夏は暑かった割にはこの辺は焼きが甘かった?

後程(2)に続く。

2010/09/25 Sat. 17:07 [edit]

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毛x毛 

ヴェヌスタxブラックベルディアナ交配
(H. cooperi v. venusta x H. blackbeardiana)

ヴェヌスタxブラックベルディアナ

同じ実生兄弟と思われる苗をいくつかまとめて入手。若干個体差があるが原種同士のF1なのでほどほどに顔が均等。

ヴェヌスタxブラックベルディアナ

毛の質はヴェヌスタより硬く、ブラックベルディアナより柔らかく、長さはヴェヌスタより長く、ブラックベルディアナより短く。
ちょうどお互いの性質を足して2で割った感じ。毛の量だけが二乗になった感じのもっさもさ。
葉先・葉縁、キールの長いノギ以外にも葉の表面にヴェヌスタと同じくうぶ毛のように柔らかい毛が密集している。

両親共に雑草系なので一見繊細な顔をしているがこの酷暑も問題なく越した。F1雑種は強い?

* * * * * * * * * *

気が付いたらまた1週間ブログをサボっていた。いや色々あってですね(言い訳)。
日が短くなって来て夕方の園芸作業が不便になって来た。まだ時々暑いし、どうも今年は勝手が違う。

少しずつ植え替えも着手。この夏は根がやられた株がやたら多くて植え替え数が多い。今日はレティキュラータを全部植え替えた。札だけになっている鉢がいくつか。腐って消えたみたい。ついでにサイト更新用に写真撮影。

植え替えで外れた子株は鉢数を増やしたくないのでそのままオクに出します。売れ残ったらオマケに入れます(笑)

ハオルチアの種は沢山の方に貰って頂き無事殆どなくなりました。
今年は交配しなかった+花を切る手間が取れず勝手に結実し放題だったんだけど、せっかく命を削って種を実らせているのに、蒔いてやらないのは微妙な罪悪感があるんですよね。
貰って下さった方、ご協力ありがとうございました。

2010/09/20 Mon. 23:11 [edit]

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白帝城 

1年ちょっと振りの白帝城。交配種は同じ物は複数要らないので放出したので今これ1株のみ。

白帝城

昨年の画像は⇒こちら

…全然育ってないような。鉢が変わっていないので植え替えしていないせいか。

白帝城
横から見ると葉数が増えているのだがどっちにしろビチビチなので今日植え替えする予定。

ちょっと水切れ気味。
白帝城


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昨日今日と引き篭もり休日と決め、昨日はトカゲケージx2の大掃除と90cm水槽&外部フィルターのリセット、植え替えを50鉢位?
今日は植え替えとオークション出品作業、残り時間はフグ水槽とカエル水槽をリセットの予定。

数年前までは休日と言うと昼過ぎまで寝ていたのだが、ここの所休みでも早く目が覚める。今日なんか4時。むしろ平日より早い。しかし既にこの時間で昼寝したい衝動に駆られているが頑張って植え替えして来ます。今年は秋が短そうな予感もするし。

2010/09/12 Sun. 09:36 [edit]

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南ア実生ピクタ 

ピクタ(Haworthia picta)ということで輸入した株。

原種のピクタ=エメリアエ変種ピクタ(H. emelyae v. picta)の顔にしてはちょっと整い過ぎの、南アでの実生苗。
H. picta

何か掛かっているとしたらスプレンデンス辺り?まぁ多分ピクタ同士の交配でしょう。
しかし白点びっしりで真っ白とかの、お高いピクタより個人的にはこんなのが好き。
H. picta

白い物より黒い物、点々より条理、白点より透明度。好みを選って行くと限りなく駄になって行くのだが。
多勢に良いとされる物、その道の通に良いとされる物はもちろん良品だが、所詮園芸植物、自分が好きな物が一番好きでいいのだ。

H. picta

遮光無しでも焦げず、水やり過ぎでも伸びない性のいい株でぺたんこ。先月までは真っ赤だった。いい加減植え替えてやろうね。葉先が鉢に押されて潰れかかっている。

* * * * * * * * * *

やっとちょっと涼しくなって植物も息を吹き返し、人間の方も写真でも撮ろうかという気力が戻ってきた。
…ら、今日は又酷暑。日中ちょっと外に出たら陽射しが痛い。

しかし風は秋の匂い。週末は植え替え頑張ろう。

2010/09/10 Fri. 16:55 [edit]

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コンプトニアナhybrid 

台風一過、当地では急に涼しく(といっても例年の9月よりは暑い)なった。
朝晩外に出た瞬間に「あ、涼しい」と。自室@トカゲと一緒は相変わらず暑いのでクーラーフル稼働だが。

カピカピだったハオルチアも徐々に膨らんで来た。根がやられている株も多いので植え替えを始めねば。

コンプトニアナ交配種。
コンプトニアナ交配

以前多肉友達の方のオクで見付けて落札した物。肉厚短葉でむちむちした透明度の高い窓に、細かい細い糸のような葉脈模様がとても気に入って。

うちに来てからどうも葉が伸びてしまったがきちんと作るともっと平べったい。
コンプトニアナ交配

青味のあるぬらぬらした窓は裏側まで繋がっている。
コンプト系は最近余り人気がないようだが、大きな深い透明度の窓はやっぱりいいものです。
コンプトニアナ交配

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イグアナの餌用に野菜の種を蒔いた。翌日というか12時間程度で芽が出た。この反応の速さは普段多肉ばっかり扱っていると凄く新鮮。

多肉以外を育てると漏れなく枯らしてしまうのだが、何故だろうとじっくり考えた。
結論は簡単、手を掛けないからだと気が付いた。

多肉はある意味弄り過ぎるより放置気味の方が綺麗に育ったりするが、草花や野菜は手と目と水を掛けてナンボな気がする。要するに無精者の私には多肉が丁度良かったという話。多肉と同じ感覚で扱っていたらそりゃ他の植物は枯れますわな。

イグアナには美味しい無農薬の野菜を食べさせてやりたいので、とりあえず毎日様子を見て水を遣ることにしよう。

2010/09/08 Wed. 23:00 [edit]

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エリオスペルマム・ドレゲイ 

球根多肉のカテゴリでエントリーしていいものやら微妙だが、エリオスペルマム。

塊根は出来るが決して球ではない。

ゴツゴツかつ丸っこい塊が寄り集まった感じの…妖怪にこんなのあったような?と記憶を辿ってググったら漫画ネタでしたスミマセン。ぬらりひょんのようでもある。

エリオスペルマム ドレゲイ

結構年経た塊根で直径5cm程度。冬型のはず。葉は春先まであった記憶があるのだがいつの間にか枯れ、8月の半ばからいきなり何か出て来たと思ったら…

花だった。

エリオスペルマム ドレゲイ

スズランの仲間なのでそれらしいフォルムの花。1つの花が5mm程度。

エリオスペルマム ドレゲイ

昼間はもっと花弁が開いていたが夜撮影したら閉じ気味。
同じく日中は微かだが涼しげかつ甘やかな香りがしていたが夜になったら無臭。香りが飛んでしまったか。

エリオスペルマムは気難しい所があって、どうかするとちっとも葉を出さず長いこと休眠を続けて1シーズン寝たまま過ごしたりする。葉を出しても環境が肌に合わないとあっという間に枯れてまた寝始める。
しかし塊根はとても丈夫で葉が出ようが出まいが腐ったり干乾びてスカスカにならない限りは生きているので、イモを飼っていると思えばいいのだが、やっぱり葉はないよりあった方が。

休眠する植物はつい休眠中の扱いが雑になってしまい、そのまま永眠させてしまうこともままあって苦手なのだが、エリオは塊根の性根が強いので適当に扱っているが毎年一応起きて来てはしばらく世間を見渡してまた寝るを繰り返してくれている。

花を見るのは初めて。この時期で正しいのかどうかも良く分からん。

他はどうかと別のエリオを見渡したらいずれも何となくお目覚めの気配。今年もこの暑さでも永眠組は居なかった模様で一安心。

* * * * * * * * * *

今日は実に久し振りに本腰を入れて園芸作業。植え替え着手…と思ったのだが夏の間に枯れた株を処分、痛んだ株をカットして植え直し、枯葉を毟ってヨトウムシ(一杯居たよ)を駆除していたら日が暮れた。
大分日が落ちるのが早くなったのを実感。しかしまだ気温だけは真夏。
作業中汗はぽたぽた落ちるし汗ばんだ腕に土埃が纏わり付いて不快ではあるけれど、ジリジリした暑さはもうないか?

イグアナの餌に小松菜と各種野菜のベビーリーフをベランダでプランター栽培しようと思っているのだが、先日猫草(えん麦)を植えたのも枯らしてしまった私に果たして野菜は作れるのか!?
猫用のキャットニップ(最強最悪ハーブ・ミントの仲間)でさえ駄目にするので自信がない。
多肉以外には満遍なく発揮されるこの茶色い指の能力はどうにかならんか。

ちなみに数ヶ月前、やはりイグアナの餌にと思って刺無しウチワサボテンのバーバンクを植えたのだが…倒れて腐って不気味な汁が出てた。きっとこの暑さのせいと思いたい。

2010/09/05 Sun. 23:57 [edit]

Category: 球根・塊根多肉

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アチェリ 

マルミアナ変種アチェリ (Haworthia marumiana v. archeri)

葉縁とキールに短く密な鋸歯の年中真っ黒い株。もう何年もこの姿のまま変化がないような?
H. marumiana v. archeri
小さい緑はセダム・スプリングワンダー。頂き物。相性が悪いのか何度も枯らしていたがやっとちゃんと?雑草化してあちこちの鉢に飛び火するようになった。セダムはこうでないと。


確か同産地の輸入元が違う株。こちらは上の個体より若干葉が柔らかめで同じ環境に置いていても徒長気味になる。何故だ?
H. marumiana v. archeri

マルミアナにしては硬めの葉、小型タイプで葉面の気泡状窓。
H. marumiana v. archeri

水遣り後に鋸歯に留められた水が乾燥してミネラル分が結晶化している。塩を吹いたみたいだが弄ると歯が傷むので放置。暑い時期は加速度的に塩が増えますよ。
H. marumiana v. archeri

やっと9月に入った。と言っても8月と何ら変化のない酷暑。当地では来週までずっと35度超えが続くという予報。
夕方ちょっと涼しくなったかな?と肌で感じるが、植物の棚のあちこちにぶら下げている温度計をチェックすると漏れなく30度を超えている。それで涼しく感じてしまうこ今年の夏、まだまだ終わらない。
観測史上最高に暑い夏ということで、そりゃ植物も例年通りの世話では不調になりますわなと。

そういえば今年はやたら猫が行き倒れている。毛足の長い毛皮を着ている癖に寒がりで、暑がっている様子など例年殆ど見なかったのがフローリングの床に体を伸ばしてだらだらしていることが多い。寝相も仰向けで伸びるだけ伸びてお腹を出しているのがデフォルト。薄らピンクのお腹の身がブロッキングした(洗ってもふかふか状態は3日持たなかった…)毛の間から透けて見えている。多分こうすると風が通って涼しいのね?

人間の方も流石に長引く暑さによれよれ、ちょっと様子が心配な動物もいるのでもう少し飛び石更新は続きそうです。

2010/09/02 Thu. 14:51 [edit]

Category: 多肉植物(ハオルチア)

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