翡翠 

翡翠(ヒスイ)英語でジェイド(Jade)は宝石の一種で硬玉と軟玉とがあり、それぞれを学名でジェダイトとネフライトと言い、一般に宝石質の物はジェダイト、軟らかく彫刻などに向くのがネフライト。
ジェダイトは硬質で透明度が高く、ネフライトはもくもくとした白っぽい曇った色合いで透明感がない。ジェダイトの中でも傷気が少なくぬめったような色合いの透明度の高い緑色の物を琅玕(ろうかん)と呼びその希少性から高価で取引される。

って宝石蘊蓄ではなくハオルチア。

前置き長くなったけどヒスイです。

Haworthia hisui FSA141 North of Cookhouse
Haworthia hisui

この番号(採集番号ではないようなのでとりあえずただ番号と呼ぶ)が付いたクーペリー様のものは以前から何株か持っているのだが、先日某所で見付けたこの個体は顔がかなり違い、物凄く綺麗だった。

青緑の肌で大窓、透明度も高く、窓に入った条理が細く、窓を邪魔しない。ノギと鋸歯は縮れていて太い。
葉幅広めで肉厚だが、株がまだ小さいのは加味しないといけないか?大株になると間延びする場合もあるので。

Haworthia hisui


こちらが以前からある同じ番号の物。
Haworthia hisui FSA141 North of Cookhouse
Haworthia hisui

全然違うかと思ったが、細かい部分、例えば条理の上がり際の様子とか、鋸歯の間隔とかをじっと見比べると共通点がある。
Haworthia hisui

出所違いであと2株あるのだが、どちらも大型。下の個体より透明度が高く色合いが上の個体寄りの株もある。
上の個体は実生の選抜ではないかと勝手に思っている。

この品種ではないが、同データで複数同時に輸入した中に1株だけやたら透明度が高く縮れっ毛の個体があったことがあったり、ピグマエアで窓のザラザラが普通にあるのと殆ど無いのが混じっていたこともあるので、多分そんなところだろうなと。

Haworthia hisui

向こうが透けそうな透明度。

最初に蘊蓄垂れたけど、実は宝石好き。ジュエリーが好きな訳でなく鉱物としての宝石が。ハオルチアが好きなのは多分根っこは同じなんだろうな。透明でキラキラした物が好き。カラスか私は。


* * * * * * * * * *

ガッツリ冷え込んだ後、少し暖かくなったような当地。
しかし普段居る自室はトカゲ部屋を兼ねているので年中大体同じ温度でキープするため、この時期が一番面倒臭い。日替わりでクーラー入れたりヒーター入れたり。寒いんだか暑いんだか。

療養中レオパもすっかり良くなって、心配で何も手に付かない状態も脱したのに何故か何もはかどらない。10日も前に届いた輸入苗の植え付けがやっと今日終わった所。

にゃんこ13歳

昨日10月30日でユーリ猫が13歳になった。人間に換算すると75~80歳…全然態度が子猫なんですが。
猫トイレ掃除をしていたら横からにゃごにゃご話し掛けて来て、返事をすると息をしてしまってウ○○の匂いを嗅いでしまうので無視していたら、こっちの腕を目一杯前足でひっぱたいて「あにょ!」と叫んで走って行った。
その後猫を飼っている方には分かると思うが、体を横に弓なりにして目を爛々と輝かせ、前傾姿勢で尻尾を大きく振り振り。遊ぼうじゃないっての。

しかし遊ぼうと誘われて応えないと拗ねるので、とりあえず何かおもちゃを投げて遊んでやる。若い頃は投げたおもちゃを追い掛けて走るのを10回くらい繰り返していたが、段々体力がなくなって最近では3回も走るとその後は歩いておもちゃの所まで行く。そしていかにも疲れた風にどたっと座り込む。顔の毛もなんとなく白っぽくなって来たし、年を取ったなぁと実感。
先代猫の年まででもまだあと4年、それを追い越して長生きして天寿を全うして欲しいもの。尻尾二股になってもいいからね。

今日は衣替えの続きでクローゼットをごそごそやっていて、終了後30分程してどこからかくぐもった声で情けない鳴き声が。
そう言えばさっきから姿が見えない。まさかね?とクローゼットの前で名前を呼ぶと返事が。開けると物凄い勢いで文句を言いながら出て来た。いつの間に入ったんだ?たまに猫らしいことをするんじゃない紛らわしい。
しかしこの間抜けさでは尻尾二股の猫又にはなれないに違いない(笑)

2010/10/31 Sun. 22:19 [edit]

Category: 多肉植物(ハオルチア)

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チレコドン・シミリス 

2種だけ育てているチレコドンの片割れ。

Tylecodon similis Gemsbokvlei, Augrabies Hills

超小型種の割には盛大に咲いておりました。

Tylecodon similis

ボディはこれ。@2号鉢、イモの幅2cm強しかない。何か居候も居る。

Tylecodon similis

夏の間は葉を落として休眠しているっぽいが普通に水遣り(今夏は全体に控えめだったが)して毎年夏越し。
手前と奥の葉がついているのは挿し木苗、というか結構何かの弾みにポキポキ折れるのでそのまま挿しただけ。割と簡単に根付くし1年程待つとちゃんと根元と地下部が膨らんで来るので挿し木で塊根になるようだ。

ちょっと涼しくなったら葉より先に出て来た蕾らしき物から、開花するまで約1ヶ月。

花弁の直径8mm程度の花。花弁には毛。

Tylecodon similis

この毛は何の為にあるのか、花粉を運ぶ虫に効率的な仕事をさせる為か?

Tylecodon similis

2006年あたりから栽培していて、毎年咲くのでコショコショやっているのだが種が採れた記憶がない。自家受粉は難しいのかも?

葉は多肉らしくて可愛い。

Tylecodon similis

* * * * * * * * * *

急に秋らしく冷え込んで、昨日から暑がりの私も流石に上着が欲しい気温に。
猫用コタツを出し、爬虫類ケージにヒーターを入れ、人間も衣替えをして冬支度。植物は当地では放置でも凍ることもないので特に冬支度はなし。

ふと今朝猫を見るといつの間にかラグドール自慢の襟巻きがふかふかと冬毛仕様になりつつあった。ラグとしてはかなりコートが薄い個体だが冬はそれなりに膨れ上がる。
毎朝寒いからヒーターを入れろとゲロゲロ鳴いて飼い主を叩き起こす季節がやってきた…って夏は夜が明けた、春はなんかムラムラする(発情期ですか)、秋は腹減ったと一年中早朝に大騒ぎするんだけどね。理由はともかく。

トカゲ記事は別ブログに移動しましたが、サイファの跡継ぎペットリザードとして日々鍛錬中の新入りトゲオイグアナも同居5ヶ月を過ぎ、猫との関係はこんなです。

猫とサンエステバントゲオイグアナ

割と仲良し♪(微妙な距離感・笑)

2010/10/27 Wed. 17:17 [edit]

Category: 球根・塊根多肉

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ディモルファ 

ディモルファ、またはマルミアナ変種ディモルファ(H. dimorpha / H. marumiana v. dimorpha)
黒肌に泡状の窓が付く、言わずと知れた難物種。

だったのだが、輸入しては発根もせず消えて行くことを数年に渡って繰り返し、しばらく輸入も途絶え、久し振りに再輸入できたのが昨年。不思議とそのクローンはどれもそこそこ問題なく育ち、現在こんな風。

Haworthia marumiana v. dimorpha Constable Station, west of Laingsburg

Haworthia marumiana v. dimorpha

夏前は赤黒かったのが、今年の暑さで葉がぺったんこ+カサカサになり、涼しくなって復活したらかなり黒い。赤味がない感じの黒色になって来た。

Haworthia marumiana v. dimorpha


そしてこちらは別クローン。上の株とは別な輸入元から引いた株。まだ来たばかりで動いていないが…

Haworthia marumiana v. dimorpha GM646 Laingsburg, West of Constable Station
産地は同じと思うのだけれど、書き方が微妙に違うのね。

Haworthia marumiana v. dimorpha

サイズの違いもあるだろうが、上の株の輸入直後と比べると若干肉厚。
Haworthia marumiana v. dimorpha


Haworthia marumiana v. dimorpha

本で見たディモルファは葉上面の細かい窓が多数目立ち、黒肌にぷつぷつと泡立つようだった。昔のディモルファはそんな風だったらしい。
原生地ではもう絶滅してしまったという話もあり、現在入手出来る株は泡状窓が少ない個体ばかり。

今回引いた株はタイプがいいように思う(寸詰まりで、泡窓とキールと葉縁の透明な鋸歯の際立ち方もこちらの方が顕著な感じがする)が、同じ環境で同程度の大きさまで育てた時にどうなるかだな。

どうも育て辛そうな匂いもするし、駄目になる前に写真だけでもと弱気の姿勢で植え付け直後の本日のUP。


そして今回の輸入の総評としては。

海外のトイレットペーパーは総じて固い(笑)

2010/10/23 Sat. 23:31 [edit]

Category: 多肉植物(ハオルチア)

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寝起き球根 

今年は酷暑のせいか、夏期休眠する球根多肉のお目覚めが遅かったような。

動き出す前に掘り返すと、それでもいつの間にか分球していたり。まだ寝ているのをそっと新しい布団(土)に換えてやり、しばらくすると目を覚ます。
何年も植え替えていなかったら土が枯れた古根でガチガチになっていて新根が出られない状態だったのもちらほら。そういうのはやっぱり分球してくれない。

どこから引いたかすっかり忘れた何だったか分からない球根。多分アルブカsp.、 産地もあったと思う輸入球。

アルブカ sp.

直径1mmにもならない細い葉がしゅるしゅると出て、

妙~な葉の巻き方をする。何故斜めになっているかは知らん。
アルブカ sp.


同じくアルブカsp.、同じような細葉だがこちらはうぶ毛付き。

アルブカ sp.

どちらも脇からチビ球根を発生中。来年は分けられるかな。



オーニソガラム・コンコルディアヌム。輸入球。分球していたチビは放出済み。

オーニソガラム コンコルディアヌム

誰!?葉っぱの先食べたの!(怒)
オーニソガラム コンコルディアヌム

きっとバッタだ、見付けたらとっ捕まえてトカゲに食わしちゃる(いや、しないけど、衛生上の理由で)。


2010/10/19 Tue. 23:32 [edit]

Category: 球根・塊根多肉

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7周年 

ふと気が付くと、サイト立ち上げから今日で丁度7周年。

2週間程前にサーバーの契約更新のお知らせが来ていたのにメールを見飛ばしていて、契約切れ迄24時間を切ってから気が付いて慌ててサーバー代を振り込んだ…のが一昨日。
危うくサイト消失させる所だった~危ねぇ(笑)毎年更新していたがこんな具合なので今回は2年契約にしてみた。
年明けにはドメインの更新もあるので忘れないようにしないと…jpドメインは規定で毎年更新なのだがこっちこそ複数年にさせて欲しい。多分限られたドメインを有効活用する為の処置なんだろうけど一度失くして他の人に持って行かれると取り返しが付かないし。

とまぁ、ぼんやりしている管理人ですが10年目指して続けるつもりです。

初期に比べるとサイト更新頻度はダダ下がり、ブログも今年に入ってから更新頻度半減してしまい、ご訪問下さる方には申し訳ないと思いつつも、何しろ7歳年食ってる訳でですね。
ええ年こいた女の7年はそりゃもう大きいんですよ、体力も気力も視力もお肌の張りもその他色んな所が下がって来る訳で…いや後半関係ないんですが(笑)

しかし趣味がこれだけ続いているのは私にしては珍しい部類。サイトを始めるずっと前から園芸はやってるし。
バンドも長かったけれど環境の変化で一旦止めてしまうと再開が難しく(もう声出ないよorz)、バイクも数年で降りてしまったし。バイクは以前のようなリッタークラスは無理としても老後?またババァライダーとして復活したいなとは思っているけど体力がどうかだなぁ。

その点園芸は長く続けられる趣味。

ブラックベルディアナ

面倒を見るのが植物と猫だけでなくなった事もあって、一時期のようにあれも欲しいこれも欲しい!で新規導入することは少なくなりましたが、より自分の好みに合った物に絞ってコレクションは続けて行こうと思っている次第でございます。目新しいもの等を見付けるため新規輸入元の開拓も継続中。昔みたいに3桁引くことはなくなりましたが(笑)


今年も年末はまた何かプレゼント企画(いい加減ネタが希薄です)の予定あり。
カレンダーもまた作ろうかなとか思っています。需要がありそうでしたらこちらも昨年同様放出します。


では今後とも宜しくお願い致します。


「ほら、アナタも挨拶しなさいよ!」
レオパーズ
裏庭ブログもこちらと同程度で更新中です。

2010/10/15 Fri. 15:08 [edit]

Category: 更新情報・お知らせ

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シゾバシス・イントリカータ 3年分 

シゾバシス・イントリカータ(Schizobasis intricata)

今年多分千粒以上の種を付け、更に現在まだ蒔き散らそうと企んでいる親玉。直径約5cm。
シゾバシス・イントリカータ


の、種を蒔いたやつ。2010年9月27日播種。直径1.2~2.0mm。
シゾバシス・イントリカータ

お約束の勝手に実生@親球の鉢。
シゾバシス・イントリカータ

2009年8月末播種。直径3.0~5.5mm。
シゾバシス・イントリカータ

2008年8月末播種。直径9.0mm。
シゾバシス・イントリカータ


2009年分拡大、この辺が一番可愛いと思う。
シゾバシス・イントリカータ

適当に管理&無肥料でこのような有様。ちゃんと水を遣って肥培すればもっと早く大きくなると思う。
2008年分は殆ど消えてしまって上の1球だけ残っている。

* * * * *

種を貰って下さった方、播種後1年は多肉と言うことを忘れ気味にしてバシャバシャ水を遣ると育ちが早いです。地上球根ですが埋めておくと倒れづらく根が傷まないので同じく早めに育ちます。
但し埋まっていたやつを引っ張り上げると上の写真のようになまっちろいタマになります。しばらくすると緑になります。

まだ種あります、御入用の方はブログ脇のメールフォームからお知らせ下さい。

【10月19日】 5名様にお送りしましたのでとりあえず締めます。ご応募ありがとうございました。


2010/10/15 Fri. 01:09 [edit]

Category: 球根・塊根多肉

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2009年実生苗 

ちょっとずつ植え替えを進めている昨年の実生苗。
私が蒔いたにしてはそれなりに育っている分。毎回同じ物ばっかりだが他はまだ殆どモヤシなのでお見せ出来ないのが理由です。

金子特黒オブツーサxロッソウィー

2009実生苗

ピリフェラモドキが出来ました♪…orz
2009実生苗

透明度は高く良く青光りするけれど、この位のサイズの草系実生苗はどれもそんなものなので、もう少し大きくならないと本性は分からないんだよね。
黒肌になってくれれば嬉しいんだが多分緑でしょう。


こちらは駄目だと思っていたのが案外行けるかも?と化けて来たブツ。

ブラックダイヤモンドx金子特黒オブツーサ

2009実生苗

今年の7月の画像はこれ。
実生苗

真っ黒いレツーサ系交配と、同じくうちで一番黒いオブツーサを掛けた。
黒くて透明度の高いのが出来れば、ブラックフォームがもっと瑞々しく大窓になったようなやつ。と思って掛けたのだが、何しろ蒔いて11ヶ月の今年7月時点で上の通りの駄丸出しの顔だったので、捨てようかと思っていたら段々黒くなり始め、現在真っ黒。

両面。案外狙った通りになりそうかも?
2009実生苗

こちらの種は昨年数名の方にお送りしたと記憶しているけれど、無事育っているでしょうか?
そちらでも黒くなっていたらいいですが。

* * * * * * * * * *

今年は花の季節にトカゲ事情で受粉交配作業が殆ど出来ず、採れた種はほんの一握り。交配した分は数種、後は自家受粉組。
夏が暑過ぎたので少し涼しくなってから、8月末辺りから蒔こうと思っていたらまたもやトカゲ事情でそれどころではなく、やっと蒔いたのが9月末。現在大体発芽したが狙って交配したのは殆ど駄目だった。

シゾバシスだけが無駄に大量に生えて来た。まだ多分4桁の種が残っているのでどうしようかと思いながらふと見ると、親株にまた種が付いていた。どれだけ殖える気満々なんだ。
しかし昨年もあちこちから零れ種が芽を出していたが現在残っているのは十数株、一昨年の物に至っては1株しかない。と言うことは発芽率はいいけれどその後の成長が今ひとつなのかな?
ま、わざわざは蒔かないし、シゾバシスは小さいうちはかなり水好きなので、零れ種で生えて来た鉢の普通の潅水頻度では干乾びて枯れてしまっているんだな多分。

2010/10/09 Sat. 23:38 [edit]

Category: 多肉植物(ハオルチア)

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チレコドン・シングラリス 

長い夏とちっとも涼しくない秋に意識朦朧としていた冬型多肉達がやっと目を覚まし始めた。
一度目が醒めるとその後の成長は加速度的で、2~3日目を離すと見違えるほど。水をやっただけ伸びる。

そんな中で、多分今年の春先に輸入したこちら。

チレコドン・シングラリス(Tylecodon singularis)

チレコドン シングラリス

なんだこれ?な根茎のみ。埋めてしまうと存在を忘れて鉢土ごと引っくり返して捨てそうなので適当に出して植えていた。

どこから輸入したのかも覚えていない。輸入元のリストを確認してみるけれど、今年輸入した業者のどこにも載っていない。お前は一体どこから来たのだ?
確かちゃんとした札も付いていなかった。いい加減な走り書きで名称と産地が自分の字で書いた札が挿してあった。

コーデックスには興味がないので、チレコで持っているのはミニチュアで可愛いシミリスのみ。だから育て方も良く分からない。冬型なので夏は水切って放っておけば良いかと放っておいたが今年の夏はご存知の通りの酷暑。死んだものとばかり思っていたが今日ふと見ると。

何か出てる…。

チレコドン シングラリス

シングラリスは肉厚の丸くてでかい葉、血管が浮き上がったようなグロい模様の葉がびろーんと出るはず。
これって葉???これから展開するのか?

チレコドン シングラリス

拡大して見て頂くと良く分かるが、食虫植物のような先に玉が付いた微毛が生えている。確かにシングラリスの葉縁には微毛が生えるようだが、葉の出始めの画像なんかどこにも見付からない。
そして奥の丸い物には中心になにか蕊のような物も見える。葉というよりむしろ花っぽいフォルム?

ホントになんだこれ?宇宙から来たのか?

生きていることは確認出来たので、これからちゃんとシングラリスになるのか疑問だが今後のお楽しみと言うことで。
まぁ別物だったとしても何か変なモノに変わりはなさそうなのでいいか。


球根・塊根類は大体お目覚め。暑かったからか今年はちょっと遅い。
起きないなーと思ったら気に入っていた物がいくつか潰れていた。やっぱり休眠する多肉は苦手だ。



2010/10/07 Thu. 23:39 [edit]

Category: 球根・塊根多肉

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今日の斬首その? 

何度も同じような画像を載せているので何度目か分からない~。

そろそろ気候が良くなって、夏にショボショボになっていた株も元気を取り戻したので殖やしといてとご予約頂いた分をざっくりと。

ディアファナ(H. diaphana)。何をしたのかどこかに挟んだらしく葉が折れてる。
ディアファナ

ムクロナタ(H. mucroana v. habdomadis) 現地球からのカキコ繁殖蛍光グリーンのお気に入り株。この夏大分干乾びてまだ肉厚と透明度が戻って来ていないが遠慮なく。
ムクロナタ

ぱこーん!
ムクロナタ

極上斑のセタータ(交配)錦。
セタータ錦

昨年の今頃にも切ったが上半身がその時以上に大きくなったし殖やしたいのでもう一度。
すぱこーん!
セタータ錦

切った日付を入れた札を挿し、肥料っ気のない土に植え付けて何事もなかったように。
カット後上半身

カットはいつも通り糸で。それぞれ株がまだ干物から完全に戻っていない状態だったので1枚の葉の無駄=途中でザックリ切れるなどなく、綺麗に切断。
葉に水気が多く、ぷりぷりぱつんぱつんだと、要らん所に糸が食い込んで予期せぬ所が切れ易いので、カット前は水を切っておくと吉。

大体1週間程度でカットした断面の葉の付いている縁からカルス状の子株の素が出て来る。半年位で直径1.5~2cm程度に育った株を収穫し、まだ下半身に元気があれば二毛作で次の子株が採れる。

実生は苦手だし、上の3株等は同じ物を別クローンで2株揃えて種を採って…などは出来ない物。ディアファナとムクロナタは弾数がないのと、セタータ錦は交配なので似たようなのを掛けても同じ物は採れない。
(*ハオルチアは基本的に親が同じクローン同士では結実しない。たまーに稔ったりもする。)
殖やすにはザクザク切るか葉挿しするかしかない。気が短いので子株が出来るまで時間が掛かる葉挿しは殆どしない。カットした際に上半身の根出しに邪魔になる分を取って挿す程度。

稀にカットして植え付け後、上半分が気が付いたら腐ってたという場合もある。殖やすつもりが減ってしまって泣くに泣けない(笑)
切り口に殺菌剤をまぶせばいいんだろうが、どうもその処置をすると発根や子株が出て来るのが遅くなる気がするので切りっぱなしなのもいけないのかも(自分でやってみた感覚、実際科学的にはどうか知らん)。やり方を変える気もないけど。


ま、そんな訳で上のあれこれご予約の方、根無しハナクソサイズ子株でよろしければ半年、3cm超に育って発根バッチリまでは1年弱お待ち下さい(長いよw)。

2010/10/03 Sun. 23:38 [edit]

Category: 多肉植物(ハオルチア)

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