今日の斬首その? 

何度も同じような画像を載せているので何度目か分からない~。

そろそろ気候が良くなって、夏にショボショボになっていた株も元気を取り戻したので殖やしといてとご予約頂いた分をざっくりと。

ディアファナ(H. diaphana)。何をしたのかどこかに挟んだらしく葉が折れてる。
ディアファナ

ムクロナタ(H. mucroana v. habdomadis) 現地球からのカキコ繁殖蛍光グリーンのお気に入り株。この夏大分干乾びてまだ肉厚と透明度が戻って来ていないが遠慮なく。
ムクロナタ

ぱこーん!
ムクロナタ

極上斑のセタータ(交配)錦。
セタータ錦

昨年の今頃にも切ったが上半身がその時以上に大きくなったし殖やしたいのでもう一度。
すぱこーん!
セタータ錦

切った日付を入れた札を挿し、肥料っ気のない土に植え付けて何事もなかったように。
カット後上半身

カットはいつも通り糸で。それぞれ株がまだ干物から完全に戻っていない状態だったので1枚の葉の無駄=途中でザックリ切れるなどなく、綺麗に切断。
葉に水気が多く、ぷりぷりぱつんぱつんだと、要らん所に糸が食い込んで予期せぬ所が切れ易いので、カット前は水を切っておくと吉。

大体1週間程度でカットした断面の葉の付いている縁からカルス状の子株の素が出て来る。半年位で直径1.5~2cm程度に育った株を収穫し、まだ下半身に元気があれば二毛作で次の子株が採れる。

実生は苦手だし、上の3株等は同じ物を別クローンで2株揃えて種を採って…などは出来ない物。ディアファナとムクロナタは弾数がないのと、セタータ錦は交配なので似たようなのを掛けても同じ物は採れない。
(*ハオルチアは基本的に親が同じクローン同士では結実しない。たまーに稔ったりもする。)
殖やすにはザクザク切るか葉挿しするかしかない。気が短いので子株が出来るまで時間が掛かる葉挿しは殆どしない。カットした際に上半身の根出しに邪魔になる分を取って挿す程度。

稀にカットして植え付け後、上半分が気が付いたら腐ってたという場合もある。殖やすつもりが減ってしまって泣くに泣けない(笑)
切り口に殺菌剤をまぶせばいいんだろうが、どうもその処置をすると発根や子株が出て来るのが遅くなる気がするので切りっぱなしなのもいけないのかも(自分でやってみた感覚、実際科学的にはどうか知らん)。やり方を変える気もないけど。


ま、そんな訳で上のあれこれご予約の方、根無しハナクソサイズ子株でよろしければ半年、3cm超に育って発根バッチリまでは1年弱お待ち下さい(長いよw)。

2010/10/03 Sun. 23:38 [edit]

Category: 多肉植物(ハオルチア)

Thread:サボテン・多肉植物・観葉植物  Janre:趣味・実用

TB: 0  /  CM: 3

top △