理想のオブxヴェヌを求めて 

園芸趣味としてのハオルチアの原点、初見でそのつるっぴかの丸い葉と透明な窓に何だこれ!?植物!?生きてるの!?と衝撃を受けてハオルチアに嵌る人も多い。

永遠のグローバルスタンダード、初心者からベテランまで、極々普通の玉露・雫石からデータ付き、斑入り、交配まで幅広く愛されるハオルチア、それがオブツーサ。

異論はあるかも知れないが私のオブツーサの認識はこんな感じ。

手許の一番古いオブツーサは実家から持って来た物の末裔でそろそろ20年近く…本格的に園芸を趣味にする前から実は名前も知らずに朧月なんかと一緒に長いこと育てていた物。ある日そう言えばこれは何年も育てている多肉植物だが正式名称は何と言うのだろう?とふと調べてみた所からハオルチア収集に嵌ったのだった。

それでそのオブツーサとの交配で一番好きな組み合わせがxヴェヌスタ。ありがちな組み合わせだが透明感、色合い、毛の微妙なバランスの顔違いが草系軟葉好きには堪らない。初めてヴェヌスタの実物を見た時の感動も忘れがたいものでもあるし。

と、前置きが長くなったがそんな感じなのでオブツーサxヴェヌスタは色んな物を収集したが、自分の理想のオブツーサxヴェヌスタを作りたい、なら自分で交配でしょうと実生下手&嫌いが一念発起(と言う程でもない)して頑張って出来たのがこいつら。


大型紫ヴェヌスタxドドソン紫オブツーサ
ヴェヌスタ寄りのスモーキーな色合い、若干尖り葉。
大型紫ヴェヌスタxドドソン紫オブツーサ

ドドソン紫オブツーサx大型紫ヴェヌスタ(1)
スタンダード?なオブxヴェヌ、透明度が高く薄毛。
ドドソン紫オブツーサx大型紫ヴェヌスタ

ドドソン紫オブツーサx大型紫ヴェヌスタ(2)
(1)とは実生兄弟苗だが葉形が物凄くトルンカータなタイプ。
ドドソン紫オブツーサx大型紫ヴェヌスタ

結論:理想はまだ果せていません。

真ん中のドド紫x大型紫ヴェヌ(1)の葉形と透明度のまま、紫肌でもっと毛が欲しい。更にヴェヌスタを掛け戻して3年待つか?


おまけ。

多分余った花粉が勿体無いとかで適当に掛けたオブ実生。

ドドソン紫オブツーサx大型紫オブツーサ
何か余程こちらの方が綺麗なんですが…。
ドドソン紫オブツーサx大型紫オブツーサ

* * * * *

今年も一応色々種は採るには採ったのだがまだ蒔いていない、もう遅いかも、でも蒔こう。
余り手と目を掛けられないのでかなりカビさせるし、植え替えもサボるので成長も遅い。実生下手というよりズボラが原因なのは分かっているんだが…。


新入りヤモリ(ヴィヴィアンの年若い婿)の名前がまだ決まらない。タイムリミットあと10日、悩む…。

2011/11/16 Wed. 17:16 [edit]

Category: 多肉植物(ハオルチア)

Thread:サボテン・多肉植物・観葉植物  Janre:趣味・実用

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