デブリエシー 

かなり好きな品種なのにブログに上げていなかったデブリエシー。

Haworthia devriesii Prince Albert, North of Town

学名は南アの採集・育種家であるデ・ヴリース氏(Mr. Vincent de Vries)に献名されたもの。
ハオルチアの採集番号にVDVとあるのはこの方のナンバー。

この株はデ・ヴリース氏より輸入したもの。

Haworthia devriesii

肉厚の丸みのある葉、窓の透明度も上々、裏窓模様も綺麗。
窓が余りなく、網目模様だけに見える別クローンがあったが枯らしてしまった。
これよりもう少し肌が厚く窓が少なめの別クローンも手元にあるが、この窓多めで皮膚が薄めの個体が気に入っている。
入手元によってクローンが違うのか微妙な顔違いがある模様。

Haworthia devriesii

グロボシフロラにも似た斑点状窓が特徴。グロボシフロラ~デシピエンスの中間的形態とされている。
確かにこの窓と、ガラス質の鋸歯の良いとこ取りは両方のコンビネーション。

Haworthia devriesii

ちょっと失敗して伸びた(ので葉を整理した)り外葉を腐らせたりしてなかなか大きく出来ず現在4cm程度。まだもう少し株径は出るはず。
もう少し詰めて作りたい。紫外線強めだと紫~黒く色付き、網目のような葉脈模様が浮き上がって更に魅力的。

Haworthia devriesii

写真は引き続きGR DIGITAL IVで撮影。まだ一眼の方が撮り易く感じるが慣れるまで+自由自在に使えるようになるまでちょっと練習中。いいカメラだし折角だから使いこなしたい。
多分本領は外に持ち出して一瞬の情景や風景を切り取るのに向いているんだろうけど。

*****

少々暖かくなって来たので輸入発注。
いいタイミングで秋に入る南アの各所の更新があったので、目新しい物はないが持っている品種の持っていない採集データのものを発注してニヤニヤ中。
もう少し暖かくなると北半球の業者も更新があるだろうのでそちらも楽しみ。
減らす減らすと言いながらまた注文している。もはや病気。

春になると葉っぱを輸入したくなる、トカゲやカエルを新規で飼いたくなる、バイクを買い+乗りたくなるのは風物詩的季節病。

2012/02/28 Tue. 16:41 [edit]

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ピグミーxボルシー交配 

数年前の自作交配。

先日終わったオークションに兄弟苗を2つばかり出品していたが、これは手元に残す分。

ピグミーxボルシー(Graaf Reinet)

ピグミーxボルシー

ピグミー=オブツーサxピグマエアなので、オブツーサとピグマエア1/4ずつ、ボルシーが1/2の配合。
ピグマエアの特徴ははほぼ消失している。ピグミーの段階で既に影が薄いが。
花粉親のボルシーは小型でもさもさの毛深いタイプ。Graaf Reinetとだけデータが付いて随分前に輸入した物。

ピグミーxボルシー

ボルシーよりかなり太い、ガラス質の透明な鋸歯がびっしり出た。兄弟苗はもっと優しげな顔のものが多かった。

ピグミーxボルシー

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今回の画像はいつものデジタル一眼レフでなく、最近新調したGR DIGITAL IVで撮影。主に動物撮り用にと思っての購入だが植物撮影も実に捗る。

余りキャッチーな機種でなく、どちらかと言うとカメラ好き写真好きの人向け機種なので、基本色の黒がそれらしいんだけどつい限定の白を購入。不人気っぽいけど。
グリップがグレーのゴムなのが好みでなかったのでカスタマイズサービスでカーボン調に変更。ぐっと締まった。

GRD4

GRD4

これまで使っていたデジタル一眼(PENTAX K10D+マクロレンズ)より、エッジの効いたシャープな画像になる。
開放F1.9の結構明るいレンズで単焦点、光学ズームは付いていないが普段ズームなんか使わないので問題なし。動植物しか撮らないから。

マクロも1cmまで寄れるし手振れ補正も付いていて…

いやもちろんブレる時はブレるけど。 躍動感溢れる化け猫画像も撮れます。

化け猫

猫には小さなカメラは新しいオモチャにしか見えないらしい。飼い主にとってもそうだけど。
写真嫌いで一眼見ると逃げていたけど、今度は向かって来るので写真は沢山撮れそうだ。

2012/02/19 Sun. 23:54 [edit]

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緑のディアファナ 

半透明な、という見たままの学名を賜っている大型薄肌のハオルチア、ディアファナ。

時期によっては綺麗な薄紫やピンクに色付く。色付いた状態の写真は今年のカレンダーにも使ったが、現在緑色。透明感はこれで80%程度かな。

Haworthia diaphana Gamtoos Valley

ディアファナ

お約束で水を掛けて透過光。ハオルチアはこういうあざとい撮影をするとより魅力が引き立ちます。

ディアファナ

ディアファナ

このすっと入った涼しげな条理も魅力のひとつ。

ディアファナ

* * * * *

長いこと放っておいた園芸資材を整理したら素焼き鉢やら陶器の塗り鉢やらが大量に出て来た、もう使わないし邪魔なので一斉に処分した。カキコや折れた枝やらを突っ込んでおく用の苗箱も整理してトロ箱4つ捨てた。一日で作業したら腰が痛い。何しろ100kg近いゴミが出た。大分スッキリ。

年々園芸に割ける時間と体力が減って来て、どうでもいいと言っては何だが愛着の少ない物はやはり手を掛ける頻度も下がってしまうので、今年はコレクションは整理して最小限まで減らすのだ。

動物の世話も手数が掛かるようになって来たので致し方ない。

twitterではちょっと書いたけど、猫が先日下血しまして。
仕事から帰ってからしばらくして、猫を構っていた家人が慌てて呼ぶ。「お尻!」とか言うので言われた通り尻尾を持ち上げてみると、お尻の周りの毛に鮮血が!結構大量。出血の元と思われる部位(婉曲な表現)を両手で広げて確認するとまだ血が滲んでいる。

その時既に掛かり付けの動物病院は営業時間外、というか今日休診日だわ。一応電話してみるも留守電。
もう一度じっくり患部?と出た血を見ると赤くてサラサラしていて、内臓から出た血ではなさそう。本猫も元気、痛がっている様子もない。そう言えばちょっと前にトイレで妙な声を上げていたような?もしかしてこれって?

ネットで検索して案外近所に夜間診療する動物病院があるのを発見、連れて行って診て貰うとやはり内臓からの出血じゃなくて…

要するに切れ痔ということでした(笑)ウ○コ硬くて粘膜が切れちゃったという診断でした。飼い主もそうじゃないかとは思ったけれど何分そろそろお年寄りなので大事をとって病院へ。止血剤と抗生剤を貰って終了。

大した事はなかったけれど、困ったことにしばらくトイレの大きい方は飼い主が付き添って傍で励まさないと出来ませんでした。現在は再発もなく元気です。年取ると人間も動物も色々ありますね。

一方11月から飼い始めてまだ駆虫とか掛けてる最中だったヤモリが卵を産んでしまったり。
別に無精卵を産みまくる個体数匹、勿体無いしペアリングしようと思ったら大喧嘩で流血とか。

11月にアホロートル4匹のうち1匹が逝ってしまい、その後続けて1月、2月と1匹ずつ減って現在残り1匹。うちの環境ではこれが限界=寿命だったんだろうかと思ったり。

今年も動物方面では色々ありそうで、やはり何かあった時の緊急性は動物の方が上になってしまう。
時間がなくてもしばらく放置していても枯れない・死なないのが多肉植物のいいところ。


2012/02/13 Mon. 17:24 [edit]

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立春 

昨日節分で、縁起物だから一応(本当に縁起物なのかどうか所以が怪しい説もあるが)と買って来た巻き寿司のご飯部分がゴム板のような硬さで食べられたものじゃなかった。床に落としたら50cmはバウンドするに違いない。いやいっそあれは多分釘が打てる。

節分の翌日は立春(と言うより立春の前日が節分)、今日から暦の上では春。

というには寒過ぎ。確かに今日は陽も照って若干暖かいがプラス気温と言うだけ。
ここ数日私が住んでいるのは九州だったはずなのだが?と思えるマイナス気温連発、一昨日の夜半にはマイナス5度を記録した。余りに寒いので好奇心でトカゲケージ内温度測定用の放射温度計を持ち出してガタガタ震えながらそこらを測りまくってしまった。

外に放置のハオルチアの葉自体の温度がマイナス4度超になっていたが、凍っている様子はなかった。
翌日プラス気温に戻ってから確認してみたが今の所凍害もなさそう。数日してからべっちゃり崩れてあらやっぱり凍ってたわ、となるかも知れないが。断水していれば案外強いね。

寒さ関係なく元気なセダム。

セダム・スアベオレンス(Sedum suaveolens)

セダム・スアベオレンス

うちで今の所一番大きな株。鉢をぎっちぎちのサイズ(4号鉢)にしてあるので巨大化出来ないでいる。それでも鉢より3cm程度ははみ出している。

セダム・スアベオレンス

何かする度に粉がはげるのが困り物。

セダム・スアベオレンス


*****

普段は猫が自由に出入り出来るように少し開けているトカゲ部屋のドアを、流石に寒いので温度キープのため閉めて出掛けた。

すると帰宅後ドアの前に山盛りの猫ゲ○が。
うちの神経の細い我侭な猫は不満があると、特に入りたい場所に入れないと延々と鳴き叫んでしまいにゃ興奮し過ぎてゲ○を吐く。多分これもその産物。

一応猫用のコタツがリビングにあるし設定温度も最強にしていたが、部屋全体だとやっぱりトカゲ部屋の方が暖かいので入りたかったんだろうな。


先日カメラ欲しい欲しい病とか言っていて、結局買っちゃいましたRICOHのGR DIGITAI IV
やっぱり小さいコンデジでは物足りず、マイクロ一眼じゃ機能的に現在の一眼と被るので意味無しって事で所謂ハイエンド機ってやつに落ち着きました。

まだ余り弄ってないけれど数十枚試し撮りしてみた分には画質的には一眼に引けを取らない。動物を撮る分にはこちらで充分事足りそう。

カスタマイズサービスのためにメーカーに返送している最中なので、本格稼動は帰って来てから。

2012/02/04 Sat. 16:25 [edit]

Category: 多肉植物(その他)

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