バッテニアエ(H. batteniae) 

風薫る5月とは良く言ったもので、確かに開け放した窓から入ってくる風は花の香りがする今日この頃。
はてさてこの香りの元になる花は何だろう、地方によって違うのかな?とかどうでもいい事を考えている間に連日夏日、窓を閉めてクーラーを入れる羽目になっている5月半ば。

年々春は短くなっていきますね…

そんな春のいい気候の日に外で撮ったバッテニアエ。

Haworthia batteniae (=H. bolusi v. blackbeardiana)
FSA 148/IB9451 Molenhof Farm, N of Mortimer

Haworthia batteniae

@3号懸崖鉢。撮影の少し前に植え替え。記録によると2009年から2号鉢にお住まいでした。
とりあえず3号に上げたけれど既にはみ出てる。


室内にて。

細めのシャープな葉が密集し、窓の透明度もなかなか。

Haworthia batteniae

他の元ブラックベルディアナの面々より大分葉が細い。

Haworthia batteniae

Haworthia batteniae

こういう系統のレース系は、油断すると(しなくても)やたら巨大化するのが美点であり、コンパクトに作りたい向きには困った点でもあり。そして大型化すると小さい時より窓の透明度が落ちがちなのも残念な点。
しかしバッテニアエは私が育てた限りでは、大株になってもそう透明度は落ちない感じ。


とりあえず連休中に撮った画像でしばらく更新します。

2013/05/15 Wed. 16:54 [edit]

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オブツーサ錦(2/2) 

すかさず続きです。

(4)丸い頭で時々「別系」という注釈が付いて流通してるタイプのオブツーサ錦。

オブツーサ錦

例年この時期にはこういうとんでもない色に染まります。

オブツーサ錦

窓が一部白いのは、冬場に凍害があったらしく、真珠のような白い塊が出来てしまったため。

オブツーサ錦

(5)ころんと丸い、ドドソン紫オブツーサなどの大型タイプの紫オブツーサにありがちな根元が薄く、先の窓が太い葉のタイプ。

オブツーサ錦

これはとある方の実生苗をいただいたもの。元気に育っています。斑が偏ってきたので胴切り更新かな。

オブツーサ錦

と、特に薀蓄垂れるでもなく撮った写真垂れ流しのみのエントリーでした。

*****

GW後半からどうも体調が優れず、連休明けにあまりの不調に病院に行ってみたら何か風邪のような物でした(笑)
歯茎やらリンパやら喉やらが腫れるわ痛いわ熱は出るわでしたが抗生剤が即効いたのでまあ平たく言えば風邪でいいかと。
トカゲ飼育効果で免疫力と気力がついて風邪など引かずに約5年、先日久々の風邪を引いたかと思ったらこれですよ。

そう言えばトカゲブログも長いこと更新していませんが、昨年末導入した個体x2が年明け相次いで落ちてしまい、書く気が失せている次第。
それ以外は元気で、餌も昆虫食組が漏れなく冷凍餌に餌付いてくれたお陰で大分飼育も楽になり、相棒のトゲオイグアナも飼い主べったりで愛ある生活(猫の嫉妬が激しいけど)を送っております。

何が言いたいかと言うと、そんな感じで体調が万全でないのでオークション出品延期中ですゴメンナサイ。
あと輸入苗余剰その他お問い合わせの方、次便が届くのが2週間後位の予定ですその頃まとめてお知らせします。

2013/05/13 Mon. 17:17 [edit]

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オブツーサ錦(1/2) 

GW中の植え替え株分けの面々。

写真を撮ったので特に目新しい物でもないですが、オブツーサ錦いろいろ。
全部、一番良く出回っている「黄斑オブツーサ(レンズ錦)」とは違った系統のもの。

(1)小粒のオブツーサ・トルンカータ錦。胴切りして取ったカキ仔を3つ、寄せ植えしていたのを独立。みんなしっかり根が出て斑入り具合はまちまちだけれど、それぞれ成長点にも入っているので維持できそうな様子。

オブツーサ錦

そのうち多分放出します。
オブツーサ錦

これは手許に残す用。極上斑見込み。
オブツーサ錦

(2)中型~大型寄りの葉に斑入り。葉先は三角に尖っておらず丸いタイプ。

オブツーサ錦

(3)「特小型オブツーサ錦」という札で入手のもの。(2)と斑入り具合は良く似ているけれど、葉がとても小さく、同径だと葉数が1.5倍にはなる。

オブツーサ錦

オブツーサ錦

画像が多いので別エントリーに続きます。

2013/05/13 Mon. 16:33 [edit]

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碧の飴玉(トランシエンス特異個体) 

黄金週間、お休み具合は様々のようですが皆様いかがお過ごしでしょうか?

私は大体カレンダー通り、今年も3連休+4連休の飛び石で適当に園芸したり本読んだりゲームしたりと、毎年同じインドアな休日を楽しんでいます。

さて話は変わって。

私の植物、主にハオルチアの入手先は9割以上が海外ナーセリーや個人からの輸入。
毎回何故そんな量を?とあきれられる数、1輸入につき100株以上、1品種当たり5~10株、数年前でもっと体力があった頃は一度に200株とか輸入していた。その頃は一晩で全部植え付け出来る勢いがあったこともあってやりたい放題。
最近は動物の世話と体力の衰えで植え付け作業がしんどいので一回当たり50株程度に自粛している。

原種ハオルチアのソースは国内では限られているので、幸いオークションや個人的な分譲での引き取り手があり、好きなだけ輸入して欲しいだけ残すメソッドを継続できている。

何故そんな事をしているかというと???

例えばこれ。

透明度が魅力のトランシエンス、こちらは通常の個体。

Haworthia transiens PVB7077 Oshoek, Joubertina

Haworthia transiens PVB7077 Oshoek, Joubertina

ちょっとふっくらした優しげな端正な葉形の、儚げな色合いのトランシエンス。
結構出回っているデータだが、同データ株を大量に輸入しているとこんなのが混じっていた。

Haworthia transiens PVB7077 Oshoek, Joubertina *上と同データの個体

H. transiens PVB7077 Oshoek, Joubertina

葉の形が根本的に違う、特異な個体。

H. transiens PVB7077 Oshoek, Joubertina

変態的に葉が丸く、一見まるで違うものだが葉脈の入り方、葉色などを比べると同一であることが分かる。
(*上の画像のノーマル個体との若干の色合いの違いは、撮影時期とカメラの設定の違いによるもの。現物は同じ色。)

最初はちょっと丸いかな?程度だった。単なる太り過ぎ(水分と肥料分の与え過ぎ)かと思ったが、基本私は施肥は殆どしないし、同種や同データの他の株と何ら違った扱いもしておらず、成株になった時にはこの顔になっていた。

H. transiens PVB7077 Oshoek, Joubertina

葉がぱつぱつに膨らんで丸く、エッジがない。
子株が出てきたが小さいので若干格好が違って少し葉先が尖っているが、親株も小さいうちはそういう感じだった。ノーマル個体の子株と比べるとやはりやたら丸っこいので、この変異はちゃんと固定しているものだと確認。

葉の1枚ずつがまるで碧色の玉のよう。昭和の時代の飴玉とか、小さなアマガエルっぽいイメージ。
ちょっと可愛い名前でも付けようかと思っているところ。


同品種同データを複数輸入すると、ちょっと窓が大きいとか毛が長いとか、斑が入っているとかは結構頻繁にある。自分で同データ同士を実生しても変異個体は取れると思うが、気の長い話&実生下手なのでもっぱら輸入。こういう個体差の範囲を逸脱した特異個体にはそうそう当たらないが、ギャンブル気分で大量輸入→選抜がやめられないのでした。

*****

連休前半は珍しく一念発起して初日に50鉢以上の植え替えを実施、無理やり寄せ植えしていたのをバラしたりして無駄に鉢数が増えること増えること。
ここ数年植え替えは最低限になっていたので、2号鉢からいきなり3.5号鉢(本当は4号適正)へ昇進するものも出たり。さて2日目も…と思ったけれどやっぱり続きませんでした(笑)

後半もう少し頑張ります。

2013/05/02 Thu. 23:02 [edit]

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