黒オブツーサ交配種 

ご無沙汰しております、今年3回目の更新です。相変わらずのペースで申し訳ないようなもっと頑張れたような(更新しないチキンレース的な意味で)。

更新していない2ヶ月の間にすっかり冬から春に季節が変わりました。
1月末の大寒波で南国であるはずの当地でもマイナス5度が持続するような状態、植物栽培を趣味にしてから初めて経験、戸外に放置していた多肉のうちベンケイソウ科だけが無残な姿に。勝手に生えて来てた子宝草系統やレノフィルムやカタバミが殲滅できたので草抜きの手間が省k...

ハオルチアはどれだけ耐えるものかとちょっと試してみたくなり...(良い子は真似しない)

雪

同種をこういう雪晒し~色んな所に置き去りにして周りの温度と、放射温度計で植物体の体温を測りつつ寒波が過ぎるのを待ったのですが、結果、1株も駄目になったものはありませんでした。一部凍害が出て窓が曇ったものがありましたが、雪よりも風が直撃する場所に置いたものでした。

植物本体の温度はマイナス3度まで記録しましたが、事前に2ヶ月近く水切りしていたので鉢はカラカラ、体液も濃縮されていたせいもあります。マイナス温度も多分半日程度だったので耐えたのだと思います。

あくまで当方の条件下での結果ですので、ハオルチアはマイナスでも大丈夫!という事ではありません(笑)
が、庭先やベランダでの栽培の方で、室内には取り込めない(物理・物量的に)という声も沢山聴きましたので、案外大丈夫ですよ、と。
寒くなる前に水をしっかり切って鉢土を乾燥させ、植物の体液濃度を上げる、雪が直接掛からないようにする、風の直撃は新聞紙や寒冷紗などを被せてしっかり避ける、で多少なりとも安全が担保できます。

...え?春になってから記事にするのでは遅いって?いやその、来年のご参考に...。

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例年言っている気がするけど、そして全然実行してないけど、今年はちょっとだけ真面目に交配してみようかと思っています。

と言っても、硬いのとか窓のないのとかには興味がないので原種同種同士とオブツーサ系と窓の綺麗な草で。

草系は肌は触れたら破れそうな程に張りつめて薄く薄く、透明度はあちらが透けて見えるほどに高く高く、窓はデカ目プリクラ女子の黒目のように不釣り合いにデカくデカく、そして磨き抜かれたオヤジのハゲ頭のようにキラッキラにまばゆいほどに光るのが理想。


こちらは数年前の実生苗、黒オブツーサを母株にしたもの。5株だけ残り、そのうち3株が青肌、2株が黒肌に。

青肌の方。Zuurbron産のゴルドニアナ風、しかしオブツーサの血が作用したのかかなり肉厚。

オブツーサ交配種

黒肌の方、草姿はほぼ同じ、但し青肌と全く同じ条件で栽培していても肌色は黒紫。

オブツーサ交配種

綺麗な草を眺めていれば幸せなので、今年の交配もこういう方向で。
オブツーサも今年に入ってから急いでまた掻き集めているので、片っ端から掛けて種を採るつもり。
流行り廃りには関係なく、ハオルチア栽培を始めてからずっと、メインはオブツーサ。

これらももう花芽が上がるサイズになったので、更に綺麗な草を目指して二次交配予定。


ちょっと変わったオブ持ってるよ、って方、オファーください、当方にないタイプであれば購買交換大歓迎です♪

2016/03/15 Tue. 22:15 [edit]

Category: 多肉植物(ハオルチア)

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