三者三様(ブラックベルディアナ)
この辺のレース系は少々枯れ込んだ位がそれっぽいというか、クーペリーとの縁者は多少の寒さ暑さには我慢強いと言うか?
ブラックベルディアナ近似種 (H. blackbeardiana aff. Cuylerville)

これはどれだけストレスを与えても緑緑していて色づいた例がない。マイナス外気温でようやく葉面がかさついた雰囲気になり、葉先のノギが枯れ込む程度。お前本当はクーペ…いや何でも…。
スペックシー (H. specksii IB6956 Thomas River Bridge, Ciskei)

黄味のあるオレンジ~赤紫に色付く。現物は画像よりもっとオレンジ寄り。

マルビナ (H. malvina n.n. / H. specksii / H. blackbeardiana IB6960 2km N of Cathcart, on R30)

こちらは黒味が感じられる青紫に色付く。

ブラックベルディアナ⇒スペックシー⇒最近マルビナという独立種にされる方向。
手持ちのブラックベルディアナ系の中でも飛び抜けて美麗だとは思う。紫系が好きなのもあるが透明感を維持したまま+膨らんだままで色付くので。
ヴィオラセアも紫系で肉厚で透明感高く綺麗だが、大株になると葉が薄くなり透明度も下がる傾向があるように見える。元々大株で入手した物は葉数は多いが1枚ずつは薄く葉先の窓は白く濁っていて、極小苗から育てている物と見比べるとまるで別物のようだった。しかし極小苗が育つにつれて葉が薄くなり透明度が下がり…あれ、やっぱりこの2つ同種だわ、と見て分かるようになってしまった(苦笑)
このマルビナは今の所2.5号鉢サイズでもぴちぴちしているので(現在断水1.5ヶ月以上なので少し萎れ+透明度減=上の画像)結構大きくなっても透明度が楽しめるだろうと思われる。
輸入余剰が出て来たので現在1つオークション出品中。
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ガーゴが絶賛脱皮不全。薄皮があちこちへばりついていて綺麗に剥けない。
足裏の皮は剥けているのに足首で浮いた皮が繋がっていて、それが邪魔をしてカベチョロしてもズリ落ちたりするので捕まえて足裏だけ処理。目一杯嫌われる。
湿度不足かと朝晩霧吹き&ウェットシェルターをプレートヒーターの上に設置して水を蒸散させるもなかなか効果なし。
うーん、あんまりやりたくないのだが床材をヤシガラ土とかにして更に湿度を上げるべきか?ダニ涌きそうで嫌なんだよね。
剥け残りの皮は次回の脱皮が上手く行けば一緒に取れるのだが気になってしょうがない。極々薄い皮かつボディ部分なので指先血行不全で腐って脱落(レオパなどありがち)とか、なんかカサブタみたいになるとかはないのだが。
カベチョロを温浴…は駄目だよねぇやっぱり???
朝一杯にして行っても帰宅するとウェットシェルターの水もなくなっているし、飼い主不在中にケージ内が乾燥しているんだろうな。ガーゴは結構湿度を必要とするというのはこういうことか。レオパ温室用の加湿器を流用するかな。
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コメント
>bisuiさん
いや、この辺は札が落ちたら何だか分からなくなるのがデフォルトですのでご安心を(笑)
うちにある現在スペックシー札のものは確かに子付記していませんね~。
単頭で綺麗に育つのは私も好きです。
ボコボコ群生するのもいいですがこの辺りは仔吹きしまくると価値が下がる気がw
私は大きな鉢が好きでないので、ピリフェラとかでも外せる大きさの子はすぐ外してしまうので^^;
2.5号鉢愛好家です(笑)
ガーゴは今日も皮ぴろぴろさせながら走り回ってました。
オリヴィアちゃんは今日は水槽の水を半分替えたので気持ち良さげですよ♪
>匿名さま
その件については近いうちに書きますね~
そう言えばブログで書いたことなかったです。
ブラックベルディアナとかスペックシーとかハリーとかこのあたりのは区別がつきません(T△T)
マルビナきれいですねぇ。これがさらに膨らんで透明度が上がるなんて!!
スペックシーはあまり子吹きしにくいと聞いたことがありますが、(単頭好きとしては嬉しい特徴です)そういう傾向があるのですか?
最近、うちのピリフェラさんたちが軒並み子吹きラッシュで、形が崩れて大変なことになっているのです(笑)
エレ様見たいにきれいに育てたいなぁ~
ガーゴさんたら、湿度不足でカサカサなんですか。
意外に難しいものなのですね。
がんばれぇぇ~
ところでオリヴィアちゃん元気ですか?
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