今日のアリア

画像が暗いホラーモードなのは実際は明る過ぎてハレーションを起こし普通に撮ったらアリアの顔真っ白(特に現在頭の上が脱皮中で白けているせいもある)だったので露出を弄ったらこんな写真に。
サイファの居たケージが寒々しいので、アリアを引越しさせました。
もちろん念のため、ケージは外せる部分は全部外して細かい隙間まで熱湯消毒、更に次亜塩素酸ナトリウム(要するにハイターですが)で漬け置きしてきっちり消毒。アルコールでは死なないウイルス他も処理出来る為、次亜塩素酸ナトリウムは家庭で出来る消毒としては最強です。アルコールよりずっと安価だし。但し混ぜるな危険(笑)いやアルコールとは作り置きしないなら混ぜて使っても問題なしだけど。
実際こんな風。

サイファが住んでいた時は非常に狭苦しかったケージ(90x45x45cm)なのにかなりのスカスカ感。こんなに広かったっけ?
そしてメタルハライドランプを導入。とりあえずお試しで一番小さい安定器一体型の物(Rex UV ONE)。元々の紫外線灯(レプティサン10.0+2.0)と併用のまま。手応えがあれば大型の物を導入しようかと。ちょっとケージ内温度が上がり気味のようなので、数日計測してから温度勾配を考え直さねば。
Rex UV ONEは小型と言っても、照射範囲が狭くスポットライト的な集中性のためライトの光が当たる部分の紫外線量は上位機種並もしくはそれ以上とのこと。アリアもやはり野生の力で強い紫外線が分かるのか、点灯してすぐライトの下に駆け込んで行っていた。
サイファの事を色々考えていたら、今までのセッティングに問題がある訳ではないけれどまだまだ環境を良くして大事にしてやれる部分が残ってたなぁと思い、アリアと今後迎えるかも知れない子にもっと良い環境を!と一つグレードアップ。
メタハラ直下でのアリア、露出補正無し。やはり太陽光下で撮ったのと良く似た写真になる。

アリアはこれまでは60cmケージに住んでいて、飼い主のPCデスクの横並びに位置していたのだが、餌や水を換えようとケージを開ければ威嚇、手を入れると後ずさり、更には飼い主と目が合っただけで威嚇。しかし餌はしっかり食べ、食べ終わるとまたアゴを膨らませて威嚇。というメンドクサイ性格というか多分単に警戒心が強いビビりだったのが、引越し後アゴは膨らませるもののビクビクする様子は大分治まった。
前のケージの位置関係が飼い主の動向が掴みづらく、こちらの動きがアリアにとっては突然と感じられる位置だったのかも知れない。今は常にこちらが見え、様子が確認出来るので突然傍に来てびっくりとかでなくなったのかも?
一度ハンドリングしてしまうとしばらくはキョロキョロ回りを見たり、私の顔をじーっと見ていたり、飼い主によじ登って頭の上で(彼女は肩は通り過ぎます)大人しくしていたり大分馴れては来たのだが飼い主不信はまだまだ完治していない様子。
まぁこの調子だとまた以前のようにケージから飛び出して来て餌をねだるように戻ってくれるかも?と期待している。
頭~顔が脱皮中。あと前足と後足片方も。最近脱皮が頻繁なので育っている証拠。250g超をキープしてじわじわ増えている。

メタハラ下で撮るとくっきり写るような気がする。
で、変なところに挟まって寝てる。寝場所はいつも隅っこが好き(笑)目の周りだけ脱皮に取り残されているのでアカメカブトトカゲみたいな顔になってる。

* * * * * * * * * *
怒涛のようなこの2週間、やっと今日、ふと何か突き抜けたような、何かコロンと落ちたような感じがして一息つきました。自分の中で、何が起こったか・何が原因で何が悪かったのか結論らしき物が固まりつつあります。納得は出来ていませんが。完全に気持ちの整理が付くまではまだまだ掛かりそうですし、ふと居ないという事実を確認する瞬間、心臓がきゅっと掴まれたように息が詰まり鳥肌が立ち喪失感とやるせなさがこみ上げては来ますが、丁度今日でサイファが旅立って1週間。一区切りということでしょうか?
ブログやってて良かったなぁとしみじみ思いました。気持ちを吐き出して、誰かに聞いて貰える。会った事もない顔も知らない間柄なのに心の籠もった言葉で慰めて貰える。本当に幸せなことです。
リアルで傍に居てくれる人達にも沢山聞いて貰い、そちらでもかなり楽になりましたが、夜一人で考え込む時間、ブログに綴ること=気持ちを吐き出し整理することの出来る場所があり、そして読んで下さった沢山の方に飼い主の気持ちに寄り添って頂き、一緒に泣いて頂き、同じ体験をお持ちの方からはそれでいいんだよと優しいお言葉を頂き、お一人お一人それぞれの言葉を読む度に一つずつ心の重しが零れて楽になって行く気がしました。
個別にお礼を申し上げたいのですがくどくどしくなりますので、改めてこちらでまとめてですが…本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。
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そして種を超えた友情を築いていた相棒?飼い主の愛を奪い合っていたライバル?を失ったこのひとですが。

元々、寝場所は飼い主の足元と決めていたユーリ。長年どれだけ添い寝しようとしても頑固に言う事を聞かなかったのに、サイファが居なくなった当日の晩から何故か飼い主の横というか枕元に寝るようになりました。
今日も枕元でこうやってスタンバイ。背後で早く来いにゃと飼い主をじっとり見つめています。
12歳半、やっと空気を読むようになったようです(笑)
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- お見舞いありがとうございました (2010/05/01)
« 相変わらずやたら脱皮中
サイファのこと »
コメント
>ハティなべさん
た○た○は付いてる(抜いてない)のでずっと男の子のはずなんですがねぇ(笑)
飼い主を癒すのが仕事だと気が付くのに何年掛かったんだお前と言う話です^^;
むふふ。
ユーリもようやく男らしくなったねぇ♪
>キャットママさん
落ち着いてきたら夜の時間が持て余すようになりましたので、気分転換がてら更新を^^
お気遣いありがとうございます。
サイファが最後に病院から帰って来た日、ユーリは一生懸命サイファが入った箱の中を覗き込んでいました。
猫なりに理解していたんだと思います。
その後妙にいい子でやたら私にまとわり付いて来るのはやっぱり13歳近くにもなるとある程度空気読むようになったんだなと。
いい子は長続きしないような気がしますが(笑)
おかえりなさい
エレミヤさん
記事の更新ありがとう。
どうか ゆったり、ゆっくりと・・・ね。
そう、ユーリたん気になっていました。非常に良きライバルでしたもんね~。
やっぱりわかってるんだなぁ・・空気読めてスゴイな。たぶん彼もウニャウニャとサイファ君の姿を探したんだろうなぁって思います。
ユーリたん、どうかご主人さまをモフモフで優しく包んで癒してあげてね。
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