ハオルチア マルキシー (H. marxii)
輸入とれとれぴちぴちの新着ハオルチア、せめて養生済んで「育てている」と胸を張って言える様子になってからUPしろよと自分でも思う。
思う、思うのだが、梅雨真っ最中だし難物だしでちゃんと育てる自信が皆無なので生きているうちにお披露目だけでもしておくかと。
既に違う所で晒したのでご覧になった方もいらっしゃるかと思うが到着直後の画像。
手前2つのレツーサ様の2株がマルキシー(Haworthia marxii)、奥の2つはボビー/ミラビリス変種ピローサ(Haworthia bobii/Haworthia mirabilis v. pilosa)。

マルキシーはハオルチアの採集・育種家である南アのマルクス氏に献名された、つい最近2007年に記載された新種。
詳細はチェコのJakub氏のブログをどうぞ(英語です)。
要約すると、レツーサ系としては特殊なタイプであり、かつて発見された際はベイエリーの一フォームとして考えられていたが別種と分かり、しかし10年以上も原生地での確認が出来ずやっと2006年になって再発見された、エクストリームにレアな品種と書かれている。
また、非常に成長が遅く、栽培が困難な品種であると言うこと。
まぁややこしいことは置いておいて、要するにまだ国内では殆ど流通していないレア品種かつ難物だということで。
以降二度とマルキシーがこちらに出て来なかったら、枯らしたと思って触れないで下さい(笑)
ついでに奥のボビーはミラビリス変種ピローサとされていたがミラビリスとの関連性はないということで、別種とされる。
結構透明度の高い窓に長めのウィミー様の毛が生える。毛の感触は実際触ってみるとウィミーやピグマエアより柔らかく、ヴェヌスタよりは硬い。
既に手許に2株あるが(その片方)、どちらも今回分とはちょっと顔が違って茶色っぽく毛が短め。今回分は肌が青黒く、より透明度が高く毛がちょっと長い。以前こちらのタイプを海外サイトで見て、欲しいと思っていたが届いたらこれだったので嬉しく思っているところ。育て方次第で同じになるのかも知れないが。
* * * * *
梅雨時じめじめ蒸し蒸しでなんとも気持ちが悪い。
ブルーゲッコーを引越しさせようとテラリウム(ガラスケージ内に生きた植物を配して自然を再現)を作ったら、いきなり土にカビが生えた。有機質のない土を使ったのに。テラリウムにカビは付き物とは言え…。
生き物を入れるのに農薬をぶちまけることも出来ず、表土を入れ替えてアルコールや木酢液等で消毒しつつ落ち着くのを待っている。モスは即活着したが、観葉が植え付け時に根が傷んだらしくよれよれだし、使えるようになるまでしばらく掛かりそう。
乾燥バージョンで多肉植えて作った方が楽しいかも。入れる生体居ないけど。そんなもの作ったら乾燥系の小さいトカゲ買ってしまいそうだけど。
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コメント
>梅さん
万が一増えてガチっとムチっとした苗が出来たらお譲りしますね^^
リンク先のイラストはJakub氏じゃなく当のマルクス氏直筆のようです。多才な方ですね。
いいんです… 僕…マルキシーさんみたいな人 好きですから…。
レツーサ型が主食になりつつある俺にはたまらんです。
そしてリンク先のヤクブさん(という読みかな?)の
イラストの上手さにびっくりですw
>ふるんさん
思わぬことで入手出来ました。
ちゃんと育てられるかが次の課題ですが。
ピローサいいですよ、一粒で色々美味しい感じ。
現物あるんですねー。ピローサ萌えますわ。
>梅さん
まだレアな新種2つでした、梅ちゃんもやらn…いやなんでもw
ピローサは手許のやつが「ん?こんなもん?お前の本気を見せてみろや?」って感じだったんですが、どうやらタイプ違いがあるようで、今回分は納得の顔をしてました。
>salsaさん
透明度+むっちり+やらかい毛で色んなツボを刺激する贅沢な?ピローサでございます。
外葉毟って挿してるのでご期待下さい♪
殖やすぜー。
うほっ!いい個体!
確かにピローサの毛長い!濡れた獣のよう!(←褒めてます
マルキシーは肌の質感が良さそうですよねぇ。
いいわぁ、素敵だわぁ。
うひーエレさんこのピローサずきゅんですわぁー。
美味そうだ実に美味そうだ。
じっくりむちっと育てれば窓も楽しめそうな逸品。
ウィミー好きにもたまらんのうウシシ(あほっぽいコメントお許しください)
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