やっぱりご老体
いきなり殺人的な暑さになり、瞬間最大風速的な気温40度を確認。もう外出れない本気で死んでしまう。
梅雨明け頃には例年発情も収まって…と書いていたこのネコ。
余り夢見の良くなさそうな本を枕に寝ておりますが。
連日飼い主が寝付く頃になると、ニャンギラスやニャジラなどと呼びたくなるような遠吠えで飼い主の睡眠を妨害するけれど、自分が寝たい時はどれだけ飼い主が邪魔しようがこんなです。

早く発情期終わらんかなーと思いながらスプレー跡を片付ける毎日の中、ちょっといつもと違って変だと思ったのが一昨日の夜。
立て続けにトイレ、トイレでないところ、またトイレと駆け込んで排尿。その時点であちゃー!というかピンと来て最後のトイレで横から観察してみると、排尿時に尻尾と背中の毛がピリピリ震えている。出した量は少量。ああやっぱり。
トイレでないところ=ソファをカバーしてあるペットシーツだったのでその部分を良く見ると微妙~に赤い点々が混じっている。これまたやっぱり。
膀胱炎ですね、何年振りでしょうか。そう症状は酷くないようなのが幸い、急いで翌朝病院へ。
暴れてケージに入るのを断固拒否する大型猫を押え付け、(物理的に)丸め込んでケージに放り込み、地獄の底から響くような声で抗議するのを無視して病院に運ぶのは至難の業。何しろでかいので力も強い、本気で抵抗されるとかなり骨が折れる。
病院ではケージからなかなか出ず引きずり出すのがまた一苦労。出したら出したで今度はケージに必死で戻ろうとするのを押え付けながら診察を受け、診察が終わって手を離した途端自力でケージに逃げ込んでガクブル。飼い主も毛だらけ汗まみれ。
注射一本して貰い、飲み薬一週間分とずっしり重い療法食の大袋を担いで帰宅。
もちろん本猫が一番疲れるので、帰宅後はぐったり。

いつもながら注射が即効くので、帰宅後は極端な頻尿と排尿時の痛そうな様子はなくなった。発情期のストレスから膀胱炎に移行してしまったようで、どこから膀胱炎だったのか微妙で気が付かなかったよゴメンよ~。
薬を飲ませるのがまた大変で、餌(ウェットフード=缶詰)に混ぜる、好物の美味しいカリカリに穴を開けて仕込む、オヤツに(以下同文)など色々やったが匂いで分かるらしく綺麗に薬が入っている部分だけ避ける。
なのでこの猫に薬を飲ませる時は実力行使、ベッタリ座らせておいて上から覆い被さり、口をこじ開けて親指と人差し指で摘んだ薬を口の奥に放り込みというかねじ込み、飲み込むまで吐き出さないように上顎と下顎をがっちり押さえるという強引な投薬。もちろんしばらく嫌われる。場合によっては後程寝具や服にシッコ掛けられたりも。嫌なことをされた場合のストレス解消がスプレー行為だったりするので。

通院と飼い主からの攻撃(投薬)ですっかりお疲れの様子。安心して寝ているようなのでそっと放置。
今日は頻尿と血尿はなくなり、調子が良くなったのか妙にハイテンションで騒ぐ。
薬が効いてしっかり膀胱炎が治ったら多分スプレーも粗相も収まるだろう。
過去何度か結石と膀胱炎の既往症があり、体質的に泌尿器が弱いので、もう今後は療法食のみで暮らしなさいとのこと。
s/dはあんまり食べようとしないので現在の餌と混ぜて段々比率を移動させていって馴らすしかないな。
何だかんだ言ってもやはりそろそろ老猫、腎臓も弱って来るし体力も衰えて行く。ストレスに弱いタイプなので些細な事ですぐ弱い所に症状が出る。気を付けて見ていないといけないなと思ったのでした。
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コメント
>あゆ・たんさん
コメントありがとうございます。
洗濯ネット、以前試してみたんですがうちの猫は無理でしたorz
ケージに入れる方が余程楽という暴れよう+デカイ猫なので普通のネットではサイズが合わず毛布用のネットにしか入らず、結果大して固定できなくて中で暴れて意味なしというギャグのようなことになりました(笑)
ジャストサイズのネットを探してまた試してみます、ありがとうございます♪
アホ猫でスミマセン^^;
こんにちは。
たびたびお邪魔しては、美しい多肉を眺めている南国の者です~
猫を移動させるときは、“洗濯ネット”を使うと自分も猫も楽ですよ。
ネットのままケージに入れて、
診察の時もそのまま診察台に乗せてあげると 先生も診察しやすいみたいです。
私もこれまで猫と格闘していたので、
この方法は目からウロコがぽろっぽろ落ちました~(笑)
>ハティなべさん
お気遣いありがとうございます。
普段写真嫌いなのに流石に病院疲れでシャッター音カシャカシャでも起きませんでした~。
飼い主もすぐ結石出来る体質なのでほんと他猫事ではありません。夏は人も猫も注意しないと。
薬飲ませ終わったら叫びながら走って逃げ、私の目を盗んで毛布にシッコ掛けました。
膀胱炎で粗相と言うより、薬飲まされて嫌なことされたのでパニックで失禁的な^^;
何にしろもうしばらくバトルが続きそうです(笑)
わ~猫写真いっぱい!
ぐっすりスヤスヤですね。
お疲れ様でした。(エレミヤさんも、ユーリ猫も!)
でも、早く投薬開始できてよかったですね。
膀胱炎は辛いですからね、本当に。。。
猫ごとではありません。
彼がどんなにエレミヤさんを嫌っても、
エレミヤさんほど彼を大切に思っている人はいないんですけれどね(笑)
>キャットママさん
ほんとに7月なの?っていう暑さですね。同じく参ってます。
これで何度目かな?の膀胱炎です。以前一番酷かった時は寝たきりで垂れ流しになりました。そうなる前に気が付いたので今日はもう粗相もなくなりました。
何故奴等は病院へ行こうとすると分かるんでしょうか?
普段ボケっとしてるくせにそういう時だけ敏感で笑えます。
エビちゃんも泌尿器系弱いので大変ですよね。いつもお疲れ様です。
ユーリは今回は飼い主申告で「膀胱炎!」で即注射して貰いました。
療法食は全然食べようとしませんが、慣れてもらうしかないんですよね。
お気遣いありがとうございます。
今日は無駄に元気です(現在遠吠え中w)。
連日すさまじい暑さで本当に参りました~~~。
お勤めの皆様、本当にお疲れ様です。
ユーリ君、大変ですね。
猫は泌尿器科の病気がとっても多いから投薬も食事療法も飼い主泣かせで。。。。嫌われる事ばかりですよね。
うちのエビチャンも病院に行くときは朝から分かるようで逃げまくって隠れてますが(なんで分かるんだと夫婦して驚いてます)それを引きずり出すのは私の役目なのでゲージに入れるのに毛だらけ汗まみれ、おまけに毎回ドバーッとシッコひっかけられてます。そのおこぼれをスポンジで吸い取って尿検査が出来るという。。。。
数日は確実に嫌われてますね(笑)
療法食とかライトタイプのカリカリってきっと不味いんでしょうね。食いつき悪くて飼い主泣かせです。
ユーリ君 どうかお大事にね。
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