今日の斬首
そして飼い主を起こしたら満足して大の字でイビキをかいて寝てしまい、つついても腹をモフっても起きない。何という迷惑なやつ、こっちは目が冴えてしまったと言うのに。
昨晩の作業で更新。
今年の秋はしょーもない物ばかり殖やすのはやめて、斑入りをバサバサぶった切ることに決めていたので水撒きしながら物色。夏からやるつもりだったオブツーサ・トルンカータ錦とヴェヌスタ錦を手に取ると「まだ私たち小さいのでやめてください、そんな体力ないです枯れてしまいます、ヒー!」と言われたので別なやつを。
徒長気味かつ斑が強くなり過ぎて将来不安な2株をチョイス。
コンプトニアナ錦 Haworthia comptoniana hybrid (variegated)


綺麗に切れました。


葉挿し用の葉も毟る。いい仔が出そうな斑の葉を3枚。

レツーサ錦 (Haworthia retusa cv. variegata)
真っ黄色で危険。

しかも浮き上がって来ているので植え替えもせねば。
本当は根がしっかりしていない株は胴切りすべきでないのだが、まぁいいや。

これも綺麗に切れて、切断面は上と変わらないので省略。
上半分はいずれ糊斑か提灯になるか。

切断ツールはいつも通り糸。愛用しているのは60番のミシン糸、所謂「普通地用」の細めの糸。切る対象によって木綿糸とナイロン糸を使い分けているが今回は木綿。
ナイロンの方が若干切れ味がいいのだが、硬めの茎を切る場合はナイロンだと伸びて指の間接の内側に糸が食い込んだりすると指が切れる時がある(アイタタタ)。
しかしこのレツーサ錦、非常~に茎が硬く、糸が指に食い込んで痛いのなんの、そして途中でとうとう糸がプチっと切れた。急遽番手の太い糸と換えてやりなおし。一度糸が食い込んだ部分を探しながらピンセットで糸を入れ直す作業が非常に面倒だった。今後はこの手を切る場合は太目の糸にしよう。
カットナイフ等の刃物を使う方法もあるが、基本私は糸を使用。1回ごとに使い捨てるので消毒の必要がない。
糸の代わりに細い銅線でもいいが、柔軟性の点で糸の方が扱いやすく失敗が少ない。
とか書いている間に目を覚ました猫が見えない敵と戦い始めた。
うちには人間には見えない同居人が居るんでしょうかねぇ、しょっちゅうやってるけど。実はトカゲも時々何もないところを凝視していたり。
連休中日、当地では園芸日和のいい天気。皆さん良い休日を。
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コメント
>くろねこさん
秋らしい天気の日が続いて気持ちいいですね。
錦モノは物によっては阿呆のように高価なので、
はまらない方がよろしいかもです^^;
胴切りはどうしても殖やしたい場合、これらのように型崩れや
斑が強くなりすぎていずれ枯れそうなどで強制仔吹きさせて
予備を作りたい場合の乱暴な手段です。
でも案外簡単なのでそのうちどうぞ(笑)
涼しくなると猫の暴れ方も激しいですね~
もうちょっと冷えると丸まって大人しくなるんですが。
そちらの猫さんもお元気そうで何よりです。
きれいな切り口
こんにちわ
こちらもからっと、涼しく、良い天気となりました。
ついつい、ベランダ滞在時間が長くなります(笑)
エレミヤさんの過去の書き込みを見ていて、糸でカットすることは読んでいましたが、すごいですね~
きれいな切り口。
私のような者には「錦」と名のつくものは、まだ難しいかと、ほとんど手を出していません。
そして、ハオルチアの胴切りはまだ未経験。。。
勉強になります。
しかし、コンプトニアの斑の入り方は、飴細工のように美しいですね。
ねこさん、お元気な様子♪
我が家のねこも、涼しくなったせいか、夜の一人運動会が激しくなってきました。
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