理想のオブxヴェヌを求めて
永遠のグローバルスタンダード、初心者からベテランまで、極々普通の玉露・雫石からデータ付き、斑入り、交配まで幅広く愛されるハオルチア、それがオブツーサ。
異論はあるかも知れないが私のオブツーサの認識はこんな感じ。
手許の一番古いオブツーサは実家から持って来た物の末裔でそろそろ20年近く…本格的に園芸を趣味にする前から実は名前も知らずに朧月なんかと一緒に長いこと育てていた物。ある日そう言えばこれは何年も育てている多肉植物だが正式名称は何と言うのだろう?とふと調べてみた所からハオルチア収集に嵌ったのだった。
それでそのオブツーサとの交配で一番好きな組み合わせがxヴェヌスタ。ありがちな組み合わせだが透明感、色合い、毛の微妙なバランスの顔違いが草系軟葉好きには堪らない。初めてヴェヌスタの実物を見た時の感動も忘れがたいものでもあるし。
と、前置きが長くなったがそんな感じなのでオブツーサxヴェヌスタは色んな物を収集したが、自分の理想のオブツーサxヴェヌスタを作りたい、なら自分で交配でしょうと実生下手&嫌いが一念発起(と言う程でもない)して頑張って出来たのがこいつら。
大型紫ヴェヌスタxドドソン紫オブツーサ
ヴェヌスタ寄りのスモーキーな色合い、若干尖り葉。

ドドソン紫オブツーサx大型紫ヴェヌスタ(1)
スタンダード?なオブxヴェヌ、透明度が高く薄毛。

ドドソン紫オブツーサx大型紫ヴェヌスタ(2)
(1)とは実生兄弟苗だが葉形が物凄くトルンカータなタイプ。

結論:理想はまだ果せていません。
真ん中のドド紫x大型紫ヴェヌ(1)の葉形と透明度のまま、紫肌でもっと毛が欲しい。更にヴェヌスタを掛け戻して3年待つか?
おまけ。
多分余った花粉が勿体無いとかで適当に掛けたオブ実生。
ドドソン紫オブツーサx大型紫オブツーサ
何か余程こちらの方が綺麗なんですが…。

* * * * *
今年も一応色々種は採るには採ったのだがまだ蒔いていない、もう遅いかも、でも蒔こう。
余り手と目を掛けられないのでかなりカビさせるし、植え替えもサボるので成長も遅い。実生下手というよりズボラが原因なのは分かっているんだが…。
新入りヤモリ(ヴィヴィアンの年若い婿)の名前がまだ決まらない。タイムリミットあと10日、悩む…。
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コメント
>ハティなべさん
駄物だとか初心者向けだとか言われますが、奥深いと思うんですよオブツーサ。
何かで栽培規模を縮小せねばとなったらきっとオブ系だけ残します。
高い物ほど殖えない、同意です。一株でいいから殖えてくれれば半額になるんだけどとか考えますw
私もキラキラした物を見ると癒されます。ハオルチア、宝石、動物の瞳。
前世はカラスですわ多分。
同感です~
そして、うちの職場の同僚も、オブトルに心をつかまれました。
初めての人に、コンプトとか、レース系とか並べて見せて、
どれがスキ?って聞くと、ほぼ間違いなくオブトルが選ばれます。
嵌ると定期植え替え作業がもれなく付いてきて、
あれもほしいこれも欲しいの欲求に負けて、貯蓄が難しくなります。
高価なものほど殖えないし、育ちにくくて投資額の回収は困難。
でも、心がとっても疲れたときなんかにふと、青光りしてたり、透明な葉先を見ると
疲れが一瞬で飛んでいくのは不思議です。
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