緑のディアファナ 

半透明な、という見たままの学名を賜っている大型薄肌のハオルチア、ディアファナ。

時期によっては綺麗な薄紫やピンクに色付く。色付いた状態の写真は今年のカレンダーにも使ったが、現在緑色。透明感はこれで80%程度かな。

Haworthia diaphana Gamtoos Valley

ディアファナ

お約束で水を掛けて透過光。ハオルチアはこういうあざとい撮影をするとより魅力が引き立ちます。

ディアファナ

ディアファナ

このすっと入った涼しげな条理も魅力のひとつ。

ディアファナ

* * * * *

長いこと放っておいた園芸資材を整理したら素焼き鉢やら陶器の塗り鉢やらが大量に出て来た、もう使わないし邪魔なので一斉に処分した。カキコや折れた枝やらを突っ込んでおく用の苗箱も整理してトロ箱4つ捨てた。一日で作業したら腰が痛い。何しろ100kg近いゴミが出た。大分スッキリ。

年々園芸に割ける時間と体力が減って来て、どうでもいいと言っては何だが愛着の少ない物はやはり手を掛ける頻度も下がってしまうので、今年はコレクションは整理して最小限まで減らすのだ。

動物の世話も手数が掛かるようになって来たので致し方ない。

twitterではちょっと書いたけど、猫が先日下血しまして。
仕事から帰ってからしばらくして、猫を構っていた家人が慌てて呼ぶ。「お尻!」とか言うので言われた通り尻尾を持ち上げてみると、お尻の周りの毛に鮮血が!結構大量。出血の元と思われる部位(婉曲な表現)を両手で広げて確認するとまだ血が滲んでいる。

その時既に掛かり付けの動物病院は営業時間外、というか今日休診日だわ。一応電話してみるも留守電。
もう一度じっくり患部?と出た血を見ると赤くてサラサラしていて、内臓から出た血ではなさそう。本猫も元気、痛がっている様子もない。そう言えばちょっと前にトイレで妙な声を上げていたような?もしかしてこれって?

ネットで検索して案外近所に夜間診療する動物病院があるのを発見、連れて行って診て貰うとやはり内臓からの出血じゃなくて…

要するに切れ痔ということでした(笑)ウ○コ硬くて粘膜が切れちゃったという診断でした。飼い主もそうじゃないかとは思ったけれど何分そろそろお年寄りなので大事をとって病院へ。止血剤と抗生剤を貰って終了。

大した事はなかったけれど、困ったことにしばらくトイレの大きい方は飼い主が付き添って傍で励まさないと出来ませんでした。現在は再発もなく元気です。年取ると人間も動物も色々ありますね。

一方11月から飼い始めてまだ駆虫とか掛けてる最中だったヤモリが卵を産んでしまったり。
別に無精卵を産みまくる個体数匹、勿体無いしペアリングしようと思ったら大喧嘩で流血とか。

11月にアホロートル4匹のうち1匹が逝ってしまい、その後続けて1月、2月と1匹ずつ減って現在残り1匹。うちの環境ではこれが限界=寿命だったんだろうかと思ったり。

今年も動物方面では色々ありそうで、やはり何かあった時の緊急性は動物の方が上になってしまう。
時間がなくてもしばらく放置していても枯れない・死なないのが多肉植物のいいところ。


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2012/02/13 Mon. 17:24 [edit]

Category: 多肉植物(ハオルチア)

Thread:サボテン・多肉植物・観葉植物  Janre:趣味・実用

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コメント

>DMH様

コメントありがとうございます。
私もこちらは大好きな品種です。透明葉系ハオルチアの代表格のひとつですね。

かつて一度のみ発表…ということは現在出回っているのは全て同クローンということでしょうか。
当方の株もMHナンバーの物ですので血縁ですね。
実生が出来れば更に透明な個体の選抜など出来そうで楽しみなのですが難しそうですね、残念です。

確かにpallensに形状がよく似ています。
招待が謎でも美しさや魅力に変わりはないですが、科学的根拠があれば更に愛しく(笑)なりますので、将来の解析に期待します。

いつもありがとうございます。

エレミヤ #- | URL | 2012/02/15 10:10 * edit *

>キャットママさん
びっくりしましたよ(笑)
飼い主自身は内臓からの出血の経験があるので、ユーリの血を見た時点で
これは出口付近の出血だなってのはすぐ分かったんですが、万が一傷が
大きくて血が止まらないと怖いので病院連れて行きました。
*内臓からの下血はドロっとして黒いんですよね~^^;

そう言えば水入れは大きい方が好きみたいです。
でも餌皿と一緒に置いておくと飲まない。お風呂場かキッチンに水入れが
置いてあり、飼い主在宅時は「水換えろー!」と呼ばわります。

動物たちも5歳以上になるニョロも結構いますし、より手厚く世話しないとですね。
ほっといても大丈夫な多肉も限度を超えたらトンデモナイことになってました、徒長してどうしようもないのも土ごと捨てたらすごい量に。
腰痛にもなるわけです(笑)

エレミヤ #- | URL | 2012/02/14 13:49 * edit *

デアファナ

デイアファナ、いつ見てもいいですね。
この仲間では一番透明な窓で、JoubertinaのH. tomei (ベイヤーの分類ではゴルドニアナ)に匹敵します。

ただこの植物は1980年代にシェーラムからこの産地名で1度発売されただけで、その後のBayerやBreuerの採集品にも一切出てきていません。全体の感じや色調からするとH. pallensに非常に近いように思われるのですが、産地が(正しければ)200km近く離れているのでどうも不思議です。

あるいは産地が間違いで、H. pallensの特異個体だという可能性もありかな、というようにも思います。 輸入時3個体購入していますが、どうも同一クローンみたいで、採種にはまだ成功していません。

将来DNA分析でもすれば素性がはっきりするかもしれませんが、当分「謎の美人」というところでしょうか。

DMH #- | URL | 2012/02/14 13:34 * edit *

下血とは大変でしたね!
でも内臓からでなくて本当に良かったです。
猫も痔の治療ってあるのかしら。人間も痔疾患があるとトイレの時間が辛いんですよねー・・・ってなんで知ってる?というツッコミはなしで(笑)
猫の水分補給なんですけど、容器を陶器から~~カップ焼きそば(JANJAN)の縦長の空き容器に変えたら、すごくよく飲むようになりました。猫の口の位置にちょうどいいからなのかどうか、聞いても答えてくれませんが。

100キロ近いゴミの処分って・・・(爆
豪雪地帯の雪掻きに匹敵するような大仕事でしたねー。お疲れ様です。
たしかに年令・体力とともにいろんなことが限られてくるんですよね。
アホロートルくん達も・・・・ですか。寂しいですね。
確かに手がかからないのは植物。ならば、まだ増やしてもいいか~~~~っていうところに戻ってしまったりでエンドレスになる私(笑)

ハオルチアの画像の素晴らしい色合いにホッとします。
この清涼感~やはり何物にも代えがたい魅力です。美しい。。。







キャットママ #- | URL | 2012/02/14 09:31 * edit *

>くろねこさん
はい、もう少し透明度上がりますよ~。
あまり力仕事しないので久々に頑張ったら腰&あちこち筋肉痛です(笑)
腰はほぼ治りましたがあちこちギシギシいってます。

猫、切れて血が出るのはそう珍しくないそうです。
冬なので水を余り飲まないのがいけないんでしょうね。
うちのは普段毎日出すのに一日間が空いてその間に硬くなっちゃったみたいです。
くろねこさんちの猫さんもどうぞお大事に。

エレミヤ #- | URL | 2012/02/13 22:01 * edit *

うは!すごい透明感ですね。
しかもこれで80%!!
腰の具合はいかがですか。
確かに、鉢や土の整理を始めると、ついつい腰にきますね。
お大事にしてください。

猫さんも心配しましたね。
理由がわかって一安心ですね。
奇しくも我が家の猫も先週は同じような症状が、、、
カチカチのモノが少ししか出なくて、しかもモノの周りに鮮血。
寒くて、水を飲む量が少なくなっているのかも?
それとも、湿度が低くて、人間と同じようにやや脱水気味なのかな?
と思ったりして、餌や部屋の湿度に気を遣っていたところでした。
猫さんそして他のみなさんもお大事にしてください。

くろねこ #- | URL | 2012/02/13 21:08 * edit *

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