レース系ハオルチア色々(1/3)
ボルシー、アラクノイデア、アラネアなど。学名も変更統合新命名が入り混じっている。そのため同学名でも全く顔が違ったり、逆に同一のものが別名で呼ばれていたり。
ブラックベルディアナなど、クーペリーに近いタイプは丈夫だが、葉が薄めのセタータなどは暑さに弱く、夏に根が傷み易く下葉も枯れ込み易い傾向がある。そのせいでなかなか大株になりづらい。
この夏は細かく観察出来ないのが分かっていたので、腐らせない+根をやられないようかなりがっつり遮光していたため現在伸び気味なものが多い。一通りチェックと植え替えを完了したのでこれから締め上げなければ^^;
サイトには大して上げていないことも気が付いたので(サイトUPした株には鉢に目印の札を立てている)夏のお疲れ全盛期ではあるが撮ってみた。
ブラックベルディアナ(H. bolusii v. blackbeardiana)やそれから独立したスペックシー(H. specksii)、新種カミンギー(H. cummingii)など、ノギと透明窓のコンビネーションが美しく紫に色付いたりするものが人気があるようだが、やはりここは正統派から行くぞ。
アラクノイデア5種。
H. arachnoidea v. arachnoidea
アラクノイデア基本種として輸入したもの。分頭してどんどん殖える。3号鉢。単頭で3号鉢一杯程度にまで育つ。

細い葉で窓は細いスリット状。まばらな豪刺ですぐ赤くなる。

H. arachnoidea v. setata アラクノイデア変種セタータ
株系14cm。締まりのない大株(笑)

細めの葉に細かいノギ、スリット状窓。

「綾衣絵巻」=H. arachnoidea v. setata
上記和名のついたもの。一時株径12cm以上あったが昨年夏根を全滅させて小さくなってしまった。現在株径8cm。

明るい緑色で窓部分が大きめ、葉先が非常に長くノギも長い。

H. arachnoidea v. scabrispina アラクノイデア変種スカブリスピナ
だらしなく徒長しているので悪い見本ですw 3号鉢。

国内で「ギガス=gigas」とされて流通しているのがこのタイプ。

H. arachnoidea v. gigas ギガス
国内入手、「特美ギガス」とキャプションが付いていた。

画像では飛んでしまったがかなり濃い黒味のある緑色に豪刺。

ハオルチアのこの手のタイプを現物を知らない人相手に説明する時、「ちくちくしてますが触っても痛くないんですよ~♪」というのを見るが、最初のアラク基本種、後半のギガスなどは角度と葉先の枯れ込み具合によってはあっさり痛い。
枯葉は更に凶悪なことになっていて素手で毟って何度もノギが指に刺さった鋭い痛みで「きしゃーっ!」と変な声と血が出た<いい加減学習しろw
てな訳で何の脈絡もなく、(2/3)に続きます。
- 関連記事
-
- レース系ハオルチア色々(3/3) (2008/10/18)
- レース系ハオルチア色々(2/3) (2008/10/17)
- レース系ハオルチア色々(1/3) (2008/10/16)
- ピクタ (2008/10/13)
- 樹氷 (2008/10/10)
コメント
>caelureaさん
>caelureaさん
初めてがオブ・宝草・青雲の舞でない方は貴重かも(笑)
ハオルチアはごちゃごちゃしてるので私も色々考えながらです~変なこと書けないしw
去年までは大体夏に根総入れ替えになってたんですが、今年は先手を打ったので大丈夫でした。
動物に手が掛かるのもメリットがあったということで^^;
初めて買ったハオが綾衣絵巻だったこともあり、
レース系大好きです。
この企画は大歓迎です!!!!!!!
3までとは言わず、4でも5でも♪
好きで集めているものの、細かいところの理解が不十分なのでこちらで勉強させていただきます
確かに夏にヒヤっとさせられました。
デシピエンスが突然変な色になっちゃって。。
根が無くなってました。
腐らなくて良かった。。
トラックバック
| h o m e |